夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ありえないこと、、、

2021年01月28日 10時06分54秒 |  食べるために生きる

 

 

ご飯がほんのちょっと残った時、

おにぎりにするにも量が足りない、

それにおいちゃんは何故かおにぎりが下手、っていうかできない。

大昔の山登りする人なんて、塩にぎりなんて当たり前に作れるもんだけど、、、、

おいちゃんがやると、ちゃんと三角にならない、、、

それどころか握れば握るほどぐずぐずと崩れてしまう。

 

そんな時の定番は、お粥。

そしてお粥の定番のあてはおかか。

昨夜の夜食も、ちょうど一杯分できたお粥でございました。

 

ところで、そのおかか。

もう何年も頭にあるアラート、デフコンのトップ。

「あそこに、鰹節が転がっているはず、、、、」

昨夜は恐る恐るその禁断の鰹節を手にしてみました。

大昔、鰹節削りがないって母親にこぼしましたら、削りと鰹節が送ってきたんです。

鰹節に貼られている値段票を見ましたら、長崎の市場のおろし屋さんの名前。

ということは、おそらく我が家に来て20年ほど経つものじゃないか?

いくら保存食品でも、いくらパッケージされていても、、、、怖いですよね~

てか、そんな食べ物が冷蔵庫の中にはまだまだ隠れているんじゃないかって、

あの辺かなって分かっていても、捜索隊すら恐れて手を出しかねるようなものが。。。。

 

ありえないでしょう、、ぜったいにありえない。

でも現実は奇々怪々ですからして、、

 

でも考えました。

この家を手当てしてから20年以上経ちました。

この家に来た時に持ってきたもの、全部20年以上経つんですよね。

プリンターなんかも、「部品の保管期限が過ぎました。サポート不可です」なんてお知らせが来たのはもう十年以上前の話。

ここに来た時に5台まとめて買ったファンヒーターなんかもう会社もなくなっている。

4台は処分して、一台、騙しだまし使っておりますけど、処分するのも大変なんです。重いし、大きいし。燃料を使うものだし。

後から入れたエアコンは別にして、来た時にあったエアコン2台は下手をすると30年以上たつかもしれない。

エアコンの時にも、200ボルトの配線を引き直すこともあって、「あと何年使うだろう、本当に必要だろうか」って何年も躊躇したんですよね。

 

まあ、そんなことを言うと、この家そのものが、もうあちこち手を入れなきゃいけないけど、、、

「あと2~3年もちゃ、十分だから。家より先に私が壊れるから」って応急処置ですませるのはよいほう、放っておくってのが普通ですから。

 

車も最初のうちは、仕事との兼用だからそれなりに、、

でも、こちらに落ち着いてから最初に買ったのが「これが最後の車」のはずだったけど、

車検が来ても、買い替えるのはもったいない。ちゃんと使えるから、、、って乗り続けて、、、

でも、気がついてみると、また「これが最後」を買っているってことが何台か続いて。

 

20年前に、手当しなきゃ死ぬよみたいなことを言われても、病院を逃げ出してきて、

まあ、理由は色々つけましたけど、要するに手術が怖かった(たぶん)んだろうって、、、

気持ちのどこかで覚悟は決めてるつもりだけど、、、、大誤算。 未だに生きてるじゃん!

 

 

人生の賞味(消費?)期限って、自分じゃわからないもんね~