夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

台風7号

2024年08月16日 19時56分41秒 |  岬な日々

今日は通院の予約が入っていたのですが、台風7号が接近したので予約を延ばしてもらいました。病院までの道、海そばだったり、森の中だったり、崖の下だったり、、、危ない所をずっと走らなければならないので。

 

台風被害には、房総の人には5年前の台風の被害がまだ鮮明に残っております。

我が家も一週間も(ところによっては何か月も)停電し、何週間も断水したところもありました。まだ暑い日々が続いているときに大変な思いをいたしました。復旧にも、被害個所が多く、人も、資材も不足して一年以上かかったところも多々ありました。

 

台風への備えとして、テレビでは停電にはエアコンや、夜の照明のことばかりを話しておりました。懐中電灯類は我が家ではLEDの物に代えておりまして、USBで充電できるので車から充電して全く問題ありませんでした。

携帯もテレビやラジオも充電はできても房総のように電波が悪い所では中継局経由で受信します。それらの予備電源はだいたい一日で切れてしまう。情報が入らなくなってしまうのですね。

この辺、ソーラー発電所がたくさんあり、私の携帯の中継アンテナのそばにも一つあるんです。これが非常時には使えればいいのにって思いましたね~ たぶん、今でも何の対策もされてないのだと思いますけど。

 

今回は少なくとも我が家、ご近所には大きな被害はなかったようで、台風は去りつつあります。

今回もテレビの報道の仕方には腹がたちます。必要な情報は殆ど流されていないのですし、放送スタッフの現場での取り組み方には、受信者の立場、(特に被害を受けている人、これから受ける可能性のある人々)にたっての情報を流すという気持ちがまったくないようにしか思えないのです。

 

確かに列車や飛行機の運行状況は多くの人に関わるので大切でしょうけど、その人たちのために自局のホームページにより詳細なデータへのリンクを貼れないものでしようか?

家にいればまだしも、外出先で予定していた電車に乗れない。あるいは状況が分からない、、、そんな切迫したなかでJRや飛行機会社のホームページを見てもなかなか思うところに飛べない人が多いのじゃないかと思うのですよね。

必要な情報はたくさんありますが、ちょこっと目に触れる情報を流して、あとは知らん。

あれで責任ある報道機関だって、胸を張れるんでしょうかね~

 

一つだけ真摯に考えて欲しいことは、現場を中継するスタッフ。
台風だからって、なにがなんでも大きなことが起こっているって思い込み、あるいはそれを伝えなければっていう気持ち、、、これは止めて欲しいのです。波消しブロックを超える波、木々を揺らす風、、、毎回、大ごとのように見せられる絵、私にしてみればちょっと波が大きければ普通に見られる風景だし、風が吹けばあの程度の木々の揺れは当たり前じゃん、、、、ってしか思えない。それが激しい台風の様相だって言われれば、「今度の台風ってこの程度の物なんかなっ」ては思わないけど。だって毎回そうだから。

本当に困っている現場にいる人々にとって、ホテルの中でガラス越しの海の写真を見せて何のかんの言われても、見てる方には何の役にも立たない。

まあ、民放の方がまだましですけどね~ こんなことが起こるたびにお金を取るところへの反感が増してしょうがないのですよ。

なんて、年寄りの愚痴でした。

 

 

今日は外に出られませんので、その辺から引っ張ってきた写真でした。ごめんなさい。

 

 



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