今年は、7月終わりまでに台風が2個しか発生していなくって、7月は1個も発生してないという珍しい年になりました。
でも8月には「遅れを取り戻すぞ」っとばかりにたて続けに発生していますね。
岬ではこの前の台風の折に5日も停電した苦い記憶があります。
近くの町では水道の加圧ポンプも停電して、5日以上水も出なかったところもたくさんありましたので、まだ運がよかったのでしょうけど。
情報を得る手段の携帯やテレビも、送信アンテナへ給電している電源が止まって、一日位でダウン。市役所の広報車のアナウンスが情報源でしたけど、台風のあと回ってきた広報車は、停電はもうすぐ直りますなんて言ってましたが、それから4日以上停電が続きました。これは市役所が悪いんじゃない。情報源の東電のアナウンスが間違っていたんですね。停電の情報だって岬全体で50戸とかなんとか、、、冗談じゃない、我が家から見える範囲だけだってもっと多くの家が停電していたのに。情報は正確に、信頼できる情報源からの一次情報をなんていうけど、そのおおもとがこんな不確かな情報しか持ってなければ、修復作業だって上手くいかないでしょうねなんて、おじいさんは思ってしまいました。
情報は得られない。たまに入ってくる情報はでたらめ、、、ただ、ひたすら暑い昼と真っ黒な夜を待ち続けるってけっこう神経的にまいるものですよ。
大きな理由は、メインの送電塔が何本も倒れて断線したことですが、それ以外にもローカルの送電ネットワークがたくさんの場所で断線。その大きな理由が周りの木や枝が送電線を切ったことでした。台風のあと、街を車で流しましたが、国道は別にして、ちょっとした小さな通りに入りますと、ぶっとい電線があちこちで道を横切っており、車はそれを乗り越えて進んでいました。全体が停電しているので大丈夫ですけど、下手に直して、通電したら、あちこちで漏電による火災や、車や人の事故が起こったでしょうね。
東京電力ではその補修に鋭意努力されている(たぶん)のでしょうが、あまりにも被害個所、次回何かあった時に被害を受けそうな個所が多すぎて手が回らない。東電を待っていれば、今年の台風シーズンにも間に合わないということで、いすみ市では市が率先して被害が起こりそうな個所の伐採をしております。
我が家の下の崖も、木々が生い茂り、枝が電線にかぶっておりますので、市の業者がやってきて、3日ほどかけて伐採してくれました。
かなりすっきりと刈り上げられましたよね。
我が家はこの木々のすぐ後ろの丘の上にあるんです。真ん中の電柱はこの辺の基幹の送電線でかなり高いのですけど、我が家はそれよりも上。こうやってみますと、電柱のある地面がすでに海抜10メートルよりも高いので、我が家は少なくとも20メートルオーバーでしょうか。三陸の津波の時には4階建ての屋上にも津波がかぶっていたそうですので、そんなのがくればアウチでしょうけど、、、まあ、普通のケースであればこれだけ高いとダイジョウビでしょうね。
蛇の足ですけど、我が家からこの電柱に行くのには、我が家を出て500メートルほど左の方へ進み、下の道に出て500メートルほど進むと着きます。つまりたかだか10メートル下に出るのに1キロもあるかなければいけないんです。画面の右、直線で2キロくらいのところが駅や、ショッピングモールがある場所なんでそこへ行くのに往復2キロも回り道をするって言うのも業腹ですけどね~
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