山のはを出づる朝日のかすむより
春の光は世にみちにけり
西園寺実兼
朝日が顔を出し、あたりを照らし出す
眠りから覚めたビーナスが
春風に乗って物憂げに天空へと戻っていく
薄絹の裾裳がさ~っと目の前から消えていき
野原がおずおずと顔を出す
この時期、春霞に満ちた日の出の一瞬
野原では冬と春の花々の交代がひっそりと繰り広げられています。
急ぎ散り落ちるものもあれば
まだ、ひっそりと存在を示しているものもあります
本来なら、もう終わりになってもいいはずのものが、その盛りを誇示しているのも
私みたい?
いえ、私はもうそれほどのエネルギーは持ち合わせていませんよ、
彼女らはあきれるほどに元気よく
次へ来るものに、まだ自分の存在を主張していました。
でも、確実に時の歯車は回っています。
次へ来る世代へと
これは生き物にはどうにもならない自然の摂理なのでしょう
修理に出していたカメラとレンズが帰ってきました。
サポートの受付では、ピントがおかしい、露出レバーもおかしいかもということでしたけど、工場では異常なしとのことでした。
千葉県いすみ市でカメラテストです。
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