こちらに来るようになって、最初の頃は、田んぼの畔など雑草は除草剤で処理されていることに気がつきました。
除草剤を使って醜く立ち枯れている草を見るたびに、気持ちの悪い思いをして畔には近づかないように気をつけていたことを思い出します。
朝夕、チビ太と散歩をするようになって農家の方を含めて周りの人たちから、除草剤を撒く時期にはチビ太を畔に入れないようにって何度も注意を受けました。でもチビ太、草の中にはいるのが気に入っていて、畔から離すのが結構大変でした。家から散歩をすると必ず田んぼの周りは通ることになるし、
そのうちだんだんと除草剤を使わない畔や水路が増えてきたことに気がつきました。
最近の農家の方はあまり田んぼに出ない。田起こしや畔作り、田植えをした後は、刈り取りまで、田んぼに入って仕事をしている人を見ることは皆無に近い。だから、農薬をまいても自分たちが被ることはあまりないんです。もしかしたら、チビ太が散歩をしているのに気を使ってくれたのだったら、感謝、感謝ですね。
でも、農家にとって環境や健康に悪いと言われていても除草剤ならチャチャチャってできる仕事を、人力でやるってのは大変なことなのです。
そのうち、畔の草刈りをする、畔の草刈り用のアタッチメント(これだと角度がついている畔でも簡単に作業ができるのです)をつけたブルをよく見るようになり、細かなところは刈り払機で除草をしている姿も。
昔は農薬も、(人が乗る)ヘリコプターで散布しておりました。最近はこれも小型のラジコンヘリに代ってしまっています。
この方が低く飛べるので、農薬が拡散するのを小さくできるからなんだそうです。周りの人家に気を使っているんですね。
よくよく見ていると、百年一日変わり映えのしないような岬の風景も、少しづつ変わってきているんですね~
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