京都の加茂川では数百羽のトビが観光客の弁当を盗んだりして問題になっているようですけど、東京ではトビを見ることが少なくなりました。
「とんびがくるりと輪を書いた」
高い空をゆったりと輪を描きながら回っている鳥ですね。
逆に言うと、写真を撮ろうとすると殆どがこんな風にシルエットでつぶれてしまいます。
実際にカメラを構えると結構難しいな~って思います。
トビはあの高い空から地上の小さな動物を見つけて、急降下して、餌をとると急上昇します。
羽をゆっくりと動かしながら、くるりくるりと回っているときとは大違いですね。
あっ、こっちを見た。
カメラは餌じゃないってば。
まるでハヤブサのよう。こちらに攻撃を仕掛けてきて、うかうかしてるとガツン!とやられそう!
それくらいすごい写真です。
あの口がへの字に曲がっているのがその証拠。
この紋所が目に入らぬかなんですね。
あれに突っつかれたら、被害はカラスどころじゃありませんよ。
それにすごく目がいい。上空はるか高くから、獲物を見つけて急降下してきます。
途中、姿勢制御はやるんでしょうけど、見ていると最後の獲物のところまで一直線で飛んでくるみたいに見えます。
加茂川ではそれでずいぶんと弁当をやられているようですね。