そもそもの発端はなんだったんだろう。
一月くらい前の、洞庭湖にネズミが異常発生したというニュースだったのかもしれない。
洞庭湖ということで、中国の大詩人、屈原が入水自殺したところ。彼を探しにでた船が後々、私の郷里の竜船レース、ペーロンの始まりといったことや、ネズミを食べる地方に売った方がいいという部分で、私の最初の上司がネズミの料理の話をしていたことを思い出して、なんとなく心に引っかかっていた。
その数日後に岬へ行っていて、ふと洞庭湖入り口の看板を見つけ、あれっ、まさかここから中国へワープしていくんじゃないだろうな~って、、、
この辺から話がオカルト的になって行った。でも普段の私なら、その偶然を笑うことはあっても、こんな風には思わないよなって、今は考えています。
さらに数日して、気になっていた洞庭湖へ行って見た。その話は8月29日の日記「懸案 一つ解決」に書いていますね。
洞庭湖自体は、人の手が入りすぎて私の好みとは程遠いものだったけど、その直前にずっと気になっていた人の家を発見して、積年の懸案が解決したんだって喜んでいた。
その洞庭湖に手前に、椎木堰と中原堰というのがあり、特にこの椎木堰はとても雰囲がよく、妙に懐かしさを覚えるのです。
いいな、いいな~って思いながら帰宅して、また数日後、ふと見たHPにここの家が売りに出ている。
HPで見ると、とても小さな家だし、レストアが必要とのことですけど、前庭に桟橋がありカヌーかディンギーがあれば椎木堰にそのまま船を出せる。
岬の海の見える家って欲しいんですけど、海風で家がすぐにぼろぼろになる。それにくらべれば、こちらは海側には丘を抱えているので直接の海風はないし、湖に直結しているので、水の風景は満点。
欲しい~って悲鳴が上がってしまったけど、岬の家から車で10分もかからないところ。こんなところにもう一軒家を買っても仕方がない。岬から移転するには岬が気に入りすぎている、、、、って、諦めました。
その椎木堰になんどかレンズのテストを兼ねて行ってみて、湖の反対側に鳥の影が多く、あちらに行ってみようと、車幅ぎりぎりの道を車を走らせました。
トップの写真の一番奥の左側なのです。
その道の突き当たり、湖に張り出した小さな岬のようになっているところに、ありました。あの家が、、、
確かに家は小さいけど、東から南向きで、湖まで10メートル、それも自分の庭です。目の前は一番広い形で椎木堰が広がっています。
うぅう~、また物欲が目覚めてきた。。。
さて、ここから話がもっとオカルト的になります。
もう少し奥まで行ってみようと、この家をでて少し広い道路にでると、そこは私がいつも梨や栗を買っているお店があります。
そこを左折して、また湖の方へ左折しようとしてふと気がつきました。
なんとここはコノハナサクヤヒメを祭る祠の足元になるんです。
岬に来て来て以来、とても気にしている祠。何度か訪ねています。
ここから見る東浪見の海岸もなんとなく懐かしい。心嬉しい風景なのです。
私の背後霊は木花咲耶姫だって、訳の判らない日記をたくさん書いている私としては、無視できないですね。
因縁を感じながらも、ずんずんと車を進めますと、いますよいます鷺や鴨などの水鳥が群れをなしている。
それに近くのとんぼ沼には白鳥が来るのだそうで(去年は20羽来たそうです)、白鳥ならむしろこちらの方が生息しやすいだろうから、絶対にこちらにもいるはず。
おまけに岬に来るといつも立ち寄るシーソングはここからすぐ傍。東浪見の海岸にも5分もかからない。下の写真は木花咲耶姫の祠ではなくてシーソングへの途中にある祠です。
花も自然も、鳥も、、、、、
被写体には困らない場所。
家の中にカメラを据えれば、よりどりみどりで撮れるのがいいですね。
なんとなく自分としては強引に鳥用のレンズを買い。
岬に来て見れば、この調子。
主なことだけを思いつくままに書きましたけど、ちょっとした違和感? みたいな誰かに踊らされているような感じがするできごとってもっともっとあるのです。
なんだか全てが木花咲耶姫のお呼びを受けているような感じ。
でもな~
あっちに行くのは、招待券で簡単に行けそうですけど、片道切符だって噂だし、、
私に買える条件が整っているなら、ここは買いたい、そして住みたい場所です。
水があり、緑があり、鳥がいて、何より人工物が見えないのがいい。
木花咲耶姫もいい。
ああ、現世は何とお金というものがないと自由にならないことよ。。。
まあ、手を入れなければいけませんけど、3年払いだといくらになるのだろう?
月に10万ちょぼちょぼ?
10年払いだと????