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犯罪には加害者と被害者がある。
ネズミ講のように加害者と被害者の間に多くの紹介者が介在すると、被害者と加害者の区別が付かなくなる。
被害者でありながら同時に加害者。
被害者の振りした加害者。
講が大きくなればなるほど複雑になり、被害、加害の見分けが難しくなる。
汚染米問題も悪代官の農水省と越後屋だけなら分かりやすいが、彼らと消費者との間には数多くの口利き屋が介在し、どこまでが加害者でどこからが被害者なのかわかり難い。
事故米苦に?社長自殺-社名公表の夜に【広陵のナカガワ】 (2008.9.18 奈良新聞) http://www.nara-np.co.jp/n_soc/080918/soc080918a.shtml
米粉加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)による汚染米の流通先として公表された広陵町中の米穀販売会社「ナカガワ」の中川収一社長(54)が16日夜、自宅で自殺したことが17日、分かった。 ◇ |
自殺した奈良県の米穀会社社長は三笠フーズからの汚染米を仕入れて流通先の一つだが(間に一社介在)、汚染米であることは知らなかったという。
⇒自殺の社長、中国産を国産と出荷 汚染米流通先の会社(9/18)
だとしたら被害者になるわけで、何も自殺する理由はないと思うのだが。
どうやら自殺の理由は「汚染米」ではなかったようだ。
食の安全を脅かす問題が続出しているので、ミソクソ一緒くた(失礼)に論じがちだが、今回の汚染米と産地偽装は似て非なるものである。
米穀販売会社の社長の男性(54)が、中国産のもち米を国産と説明して奈良県の米菓製造業者に出荷していた。
それが、三笠フーズの流通先を農林水産省が調べる中で発覚したらしい。 飛んだところで「別件」が発覚したわけだ。
だが、これは産地偽装であり汚染米とは別の問題である。(結果的に汚染されている可能性もあるが)
自殺した社長は夜も眠れなかったのだろうが、悪いヤツほどよく眠る。
いずれにせよ死ぬことはないと思うのだが、映画でも悪代官と越後屋が自殺することはない。
「私は悪くない」とシラを切っていた白須農水事務次官が辞めるらしい。
熾烈な競争を勝ち抜いて事務次官にまで勝ち上がった連中は、しぶといのだけがとりえだと思っていたのだが、あっさり辞意を表明した。 傷口が小さいうちに辞めておかないと退職金にも影響すると見たのだろうか。
白須(シラス)だけに白州(シラス)に引きずり出されてシラを切るのは、いかにもシラジラシイとでも思ったのだろうか。(スミマセン)
その前に、太田農相、お前が何故辞めぬ!
という声が聞こえそうだが、
レイムダック内閣の大臣の首を取ってもガス抜きになるだけで大した意味がない。
どうせ放って置けば野垂れ死にする運命だから、しばらく生卵でも投げて国民の怒りの標的に晒して置けばよい。
それに悪代官にうってつけの面構えでいえば白須事務次官も太田大臣には負けている。
やはり悪代官といえばこの顔でしょう。
越後屋はこれ。

そして、悪代官と越後屋といえばやはりこの場面が。↓
三笠フーズ社長が農政事務所元課長を接待 - 社会ニュース : nikkansports.com
農水省が一番悪いと書いたが、事務次官と大臣(いずれ辞任)の首を斬って済む問題ではなく農水省の構造の問題を放置してチョンチョンでは困る。
詳しくは⇒一番の悪は農水省! 越後屋より代官が悪いに決まっている! |
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