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今朝の沖縄タイムス一面と社会面のトップは、いつに無く大きな見出しが、躍っている。
★一面
組踊、世界無形遺産
芸術的な洗練評価
★社会面
組踊 世界の至宝に
伝統発展へ誓いも新た
国連でオキナワ語る 沖国大生の2人
基地の危険・差別の構図訴え
国連で基地問題について報告する我如古朋美さん(右)と上間怜奈さん。後ろは米軍ヘリ墜落事故で焼けた木=6日、宜野湾市の沖縄国際大学
沖縄国際大4年の上間怜奈さん(21)と我如古朋美さん(22)=ともに西原町在住=が、12日からスイス・ジュネーブの国連欧州本部で開かれる「先住民族の権利に関する専門家機構」の会議に参加し、沖縄の基地問題を報告する。米軍普天間飛行場について、沖縄の民意が届かない現状を世界に伝え、問題を提起する。
上間さんと我如古さんは「危険な現状を、各国の人に分かりやすく伝えたい。基地問題は沖縄だけの問題ではない。世界の人が考えるきっかけになれば」と話している。
同機構は国連の下部組織。世界各地の先住民族の専門家が集まる。2人は県内NGO「琉球孤の先住民族会」(筆者注ー文末に★)の活動の一環で参加する。
(略) 機構の会議では、民主党が「普天間」の県外移設をあきらめ辺野古移設で日米合意したことにも触れ「民主主義の下で構造的差別状況にある」と報告する。
「普天間」の返還・撤去や、沖縄の土地が強制的に接収された問題の調査などを求める。
☆
■モイさんのコメント
本日付けの沖縄タイムスの「わたしの主張あなたの意見」の論壇に、西原町の71歳男性が投書しています。沖縄タイムスがよく掲載したな~と思わず感心するぐらいまともで常識的な意見です。皆様、是非御一読下さい!!沖縄タイムスも変わりつつある?んな訳ないですよね。
モイ様、私も論壇拝見しましたが、確かに支那タイムスらしくない正論が掲載されていました。
少し前にも、支那タイは敢て伊波洋一を批判する投稿を論壇に掲載して極左投稿者を煽り、総動員体制で袋叩きにしようとした過去がありますが、あの時は逆に伊波信者のお花畑脳の低レベルさを県民にさらすという大失態を演じ、伊波が県知事選に立候補する段になって、この手の投稿の掲載を避けています。
今回も、「沖縄人は琉球民族ではない、日本人と同化して沖縄県民になっている。」
という至極正当な主張をダシに極左投稿者を煽り、またぞろ、「いや、琉球民族は日本民族による差別・搾取・皇民化教育で民族浄化された!アメリカ先住民やアボリジニと同じ被差別民族だ!」と主張する、極左投稿者の投稿の洪水で袋叩きにする気でしょう。
懲りない連中です。
「沖縄」は先住民でない 廃藩置県圧政からの解放
10月29日付本紙に沖国大の上問さんが、国連の先住民族の権利に関する専門家会議に参加したこと、その報告会を行うことを寄稿している。
それによると、「沖縄の諸問題を先住民族の概念で国連人権機関を活用し解決できないかという視点で、琉球・沖縄人の自己決定権の回復を目指す」という。それについて反対の意見を述べたい。 まず、沖縄県民は「先住民族」かということである。「先住民族の権利に関する国際連合宣言」は、先住民族に対する迫害として土地と資源の略奪、大量虐殺、
民族根絶などを挙げている。それは、アメリカのインディアンやオーストラリアのアボリジニに対する白人の迫害を念頭に置いたものといわれているか、日本政府は沖縄に対して全くそのようなことをしたことはない。 明治12年、琉球王が首里城を明け渡して日本の一県となるが、それ以前の琉球では生活に余裕のあるのは一握りの首里の士族だけで、農民は首里王府に搾取されるだけの生活であった。先島の農民は人頭税にによってさらに過酷な収奪を受けた。 廃藩置県後、政府は民族根絶や資源略奪どころか、過酷な税を廃止したうえに多額の資金を投じて病院を開設し、医師を養成し、衛生事情を改善したので、
人口は増加した。沖縄県民にとって廃藩置県は首里王府の圧政からの解放であった。だから、沖縄県民を国連宣言でいう「先住民族」と認めよという意見には反対である。
民俗学者故比嘉春潮は「フオルク(言語・習慣によって文化的に統一された集団)としての沖縄民族はかつて存在したが、今沖縄人は日本民族の一部であり、沖縄民族というものはない」と書いたという。アイヌ民族文化研究の第一人者で、アイヌ民族出身の故知里真志保北海道大教授もアイヌ民族について、似たようなことを書いているという。民族問題は現在も世界各地で紛争の火種になっているが、日本は融和と同化の国で、民族や部族の壁を乗り越えて琉球人も熊襲もアイヌもみんな一つの国民としてまとまっている良い国なのである。沖縄の諸問題の解決に、いまさら先住民族の視点を持ち込むことにも反対である。 平成20年、衆参両院は「アイア民族を先住民族とすることを求める決議」をしてしまった。日本が先住民族に対して集団虐殺をしたかのような誤解を国際社会に与えかねない決議だ。日本は融和と同化でまとまった世界に誇るべき国だ。先住民族の問題にはもっと慎重であるべきだ。(西原町、71才)
<AIPRは、琉球/沖縄民族を国際人権法に定義される先住民族として捉え、先住民族の権利の中核を成す「民族自決権」回復を目指している>