狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄知事選、遊技場売買の不可解な価格

2010-11-21 16:15:30 | 未分類

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伊波候補の「反戦平和」の勇ましいスローガンを報道する地元紙はあっても、宜野湾市長時代の影の部分を報ずる地元紙はない。

「反戦平和」は沖縄では免罪符たり得るという所以だ。

条例で禁止された地域に、突然出現した巨大遊戯施設ラウンドワン。

宜野湾市長の影の部分を「光と影」さんが炙り出してくれました。

第3街区売却で協定書を締結したラウンドワンの鈴木正司店舗開発室長(左)と伊波洋一市長=13日、宜野湾市役所

宜野湾市、ラウンドワンと協定書 西海岸第3街区(2007.3.14)

以下は光と影さんの引用です。

                       ☆

 

2010年11月19日

ラウンドワンにおける疑惑

ラウンドワンに関する金銭の疑惑を以前ちょっと調べてみました。


評価額40〜50万円/坪→売却26万円/坪で実際の契約金は816,051,129円
固定資産税3年間免除
財産取得税なし
法人税1/3免除(期限不明)
正社員を宜野湾市民から雇用した場合 給与の1/3を宜野湾市が負担等々色々あります。
通常、企業進出の際はこんなに優遇されるのでしょうか?
宜野湾市建築審査会は市長のご意向を阿吽の呼吸で理解されている様です。
タイムスと新報が大きな記事にしないところからも裏がありそうです。
土地購入金額は「市長裁量」で減額されたそうですが、ちょっとディスカウントし過ぎではないか?「浮いたお金はタンス預金?」と疑いたくなります。
普通の金額で売買したり税金を取っていたら宜野湾市の財政はもっとよくなるでしょうけど

この方が県知事になったら沖縄県の企業は献金しないと干されるでしょうね。沖縄県版小沢一郎。
そういえば国を訴える裁判を起こしておいて張本人はとんずらですかね?
訴訟費用もバカにならないというのに、、、
普天間基地移設が頓挫したら宜野湾市民は伊波洋一を訴えた方がいいですね。
コメント (8)

沖縄県知事選、ラウンドワン疑惑・3 カジノは反対遊技場はOK?

2010-11-21 07:11:57 | 未分類

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日頃ランキングはあまり気にしないようにして、書きたいことを書いているが、先日ベストテン入り目前まで迫った。 が、沖縄ネタを書き始めたら予想通りランキングが後退し始めた。 ローカル記事で上位を維持する困難さを痛感した。

ランクが下がるのを承知で、知事選目前までは選挙ネタを書き続ける予定。

共産党・社民党を支持母体にする極左活動家の知事当選を阻止するために・・・。

伊波候補は、カジノ誘致は青少年への悪影響がある反対といいながら学校の隣の巨大遊技場は強引に許可した。 修学旅行への悪影響もあるというが、出入りをチェックされるカジノ施設より、学園地域への巨大遊技場開業の方が悪影響は大きいのではないか。

今回も過去記事に一部加筆したラウンドワン関連記事を再掲します。

                  ☆

カジノは反対!遊技場はOK?

革新首長と「プロ市民」が連携して、進出してくる企業に対して反対運動を起こし、それを地元紙市が針小棒大に報道する。 

沖縄では、よくありそうなパターンである。 

沖縄の革新首長、「プロ市民」そして地元紙の三者の連帯行動は余りにも定形化、陳腐化しているので、つい判断を誤ってしまう。

沖縄市の「コザミュージックタウン」と宜野湾市の「ラウンドワン」のゲームセンター開業に反対する市民運動がまさに似て非なるものであった。

おかげで当初はつい判断を誤ってしまった。

先ず両者の似ている部分を列挙するとこうなる。

①両市とも宜野湾は伊波市長、沖縄市は東門市長と沖縄でも有名な左翼市長。

②両市とも嘉手納、普天間と米軍基地に隣接。

③ゲームセンター開業に市民が反対運動。

二つの問題はこれほど似ていながら、次の二点が根本的に違った。

①コザMセンターの場合は、市長と市民が連携してゲーセン開業に反対したが、宜野湾市長は自らゲーセン開業を誘致しており、市民の反対運動は、企業側と結託した市長を相手にしている。

②コザMタウンの場合は、地元紙(特にタイムス)は企業側(ゲーセン)を攻撃し、市民・市長連合を擁護するキャンペーン記事を書いたが、ラウンドワンの場合は、終始、市長・企業連合を擁護する記事を書き、市民や地域商工会等の反対運動は意識的に報じていない。

琉球新報は昨年まで、ラウンドワン開業の胡散臭い開業手続きに触れていたが、最近では腰が引けてしまっている。

ラウンドワンは、コザMミュージックタウンとを比べると、その規模の大きさは勿論だが、開業地域が中学・高校に隣接するコンベンション地域であり、ゲーセン開業は条例違反であるというように、大きな問題を抱えての強行開業である。

にもかかわらず、沖縄タイムスはラウンドワンの開業に関しては「社会面」ではなく「市町村面」で「新しいお店の開業のお知らせ」といった印象の報道しかしていない。

昨日のタイムス「市町村面」トップの見出しはこうなっている。

市、「協定書」で意見聴取  

宜野湾市娯楽施設「ラウンドワン」

教育団体の要望反映

出席者、規制強化求める

載している場所が地域情報を紹介する「市町村面」なので、記事は「市民の娯楽施設が近々オープンするのでお知らせ」といった印象しかない。

ラウンドワン開業の胡散臭さを報じていた琉球新報記事を、いささか古いが再度引用する。

遊技場から「店舗」 宜野湾市真志喜ラウンドワン
琉球新報 2008年11月12日 
  【宜野湾】宜野湾市真志喜の西海岸地区に建築中の大型娯楽施設「ラウンドワン宜野湾店」が今月上旬、
建物用途の一部を「遊技場(アミューズメント)」から「店舗」に変更して建築確認の変更届を提出していたことが11日、分かった。建築基準法で定めた「店舗」で遊技場は除外されており、同店は方針を変更してゲーム機を置かずに開業するものとみられる。
 ラウンドワンについては
規模が大きく青少年健全育成を阻害するとして市PTA連合会が遊技場設置に反対していたほか、市議らが建築確認の取り消しを求め審査請求を出していた。
 ラウンドワン(本社大阪府、杉野公彦社長)は変更届の理由について「担当者が不在で詳しいことは分からない」としている。
 同店は地上7階建て、延べ床面積2万1352平方メートル。今年3月に着工し、2009年2月末の完成を予定している。当初は1階をアミューズメントフロアとしてメダルゲーム機やクレーンゲーム機などの景品機、カードゲーム機など約200台を設置する計画だった。4日までに建築確認審査機関を通じて建物用途の「遊技場(アミューズメント)」を「店舗」に変更する建築確認変更届を出した。(島洋子)

                     ◇

>建物用途の一部を「遊技場(アミューズメント)」から「店舗」に変更して建築確認の変更届を提出していたことが11日、分かった。建築基準法で定めた「店舗」で遊技場は除外されており、同店は方針を変更してゲーム機を置かずに開業するものとみられる。

建築基準法で「用途」は重要な審査要件のはずだが、一旦申請して、条例等で不許可だと知ると安易に用途変更して一旦許可を得、建築を完了したら「こっちのもの」で本来の用途で開業する。

新報の島洋子記者ははこの辺の胡散臭さに市と企業の癒着を嗅ぎ取ってそれを臭わす記事を書いたようだが、結局ラウンドワンは今月の20日にはメデタク開業だという。

>規模が大きく青少年健全育成を阻害するとして市PTA連合会が遊技場設置に反対していたほか、市議らが建築確認の取り消しを求め審査請求を出していた。

ラウンドワンの100メートル近くには真志喜中学があり、宜野湾高校も至近距離にある。 PTAや教育団体が反対するのも道理だが、何よりも同地域は県が主体で膨大な埋め立てをやって造成した地域であり、県から浦添市に払い下げられたときもコンベンションシティ地域としてゲームセンター等は条例で禁じていたはずだ

そのコンベンションシティの象徴として、直ぐ近くには県の施設である沖縄コンベンションセンターや、同劇場そして「11万人」集会で、全国的に有名になった「宜野湾海浜公園」も目と鼻の先にあるいわば文教地域ではないか。

>建築確認審査機関を通じて建物用途の「遊技場(アミューズメント)」を「店舗」に変更する建築確認変更届を出した。

建築完了後、再度建物用途を「店舗」から「遊技場」に変更するってか?

行政と企業、そして建築審査機関が結託したら法律や条令なんて只の紙切れに過ぎないというわけだ。

ちなみにラウンドワン・宜野湾の建築許可を審査したのが、あの悪名高い「日本ERI株式会社」である。

そう、あの耐震偽造で有名な姉歯建築設計事務所や、偽造図面に確認済証の信頼を与えた日本ERIがラウンドワンの建築許可に関わっているのだ

地元紙の報道では、この日本ERIが建築確認に関わっていることには一切触れていない。

耐震偽装見逃しの日本ERI

建築審委員が設立


宜野湾市会議員の中にも、疑問を持つ人がいる。

以下は呉屋等議員のブログ、巨大ゲームセンター建設よりの引用です。

                   ◇



 

宜野湾市都市機能用地に建設中の巨大ゲームセンター


宜野湾市西海岸コンベンションセンター向かいにある宜野湾市都市機能用地第3街区に建設中の「巨大ゲームセンター」の建設については以前にもブログで述べましたが、本日はこの件で 宜野湾市建築審査会との口頭審査が宜野湾市役所2階にて行われました。私は、審査請求人(11名)の一人として傍聴しました。また、多くのPTA関係、青少年関係者が傍聴され、用意された椅子が一杯になりました。(青少年に及ぼす問題の高さの表れだと思います)

宜野湾市建築審査会への審査請求の理由としては、宜野湾市建築基準施行条例で用途制限を受けており、遊技場部分が条例に違反しており違法であるというものである。

相手側の弁護人は、遊技場から店舗へ用途変更したので 審査請求は該当しない。また、審査請求人はこの建設施設から、離れたところに住んでいる為利益関係にない(利益関係者とは、84メートル以内に住んでいる人だと述べた)

審査員が、なぜ、用途を遊技場から店舗へ変更したか?の問いの答弁として 条例に用途を合わせる為である。内容については大きく変更する予定はない。つまり、名前を変えて内容はそのままであるの趣旨であった。

また、当初の遊技場でも条例に違反していないとの認識であるとも答弁した。

しかし、考えてみるとこのゲームセンターは当初からゲーム機をなくすことは名言していなない。それを、宜野湾市と企業側の協定書に(事業の遂行)第四条の2子供が社会のルールやマナー、経済の仕組みを学び将来の可能性を育むことができる施設の検討をすること と宜野湾市が協定書の中で書いてある。

色々考えてみると企業側は、自分達の計画を出し それを企業立地検討委員会が他の企業よりも適当であると市長へ答申したことが、間違いの始まりだったのではないか?そして、建築確認をだした民間会社が、宜野湾市の条例で違反されている点を分からなかったのか?そして何よりも、行政側の責任が一番大きいと思います。

前にも述べましたが、この土地は「宜野湾市土地開発公社」が企業へ売却した土地で、これは、議会の審議事項ではありません。その為、議会で誘致について否決することが出来ませんでした。しかし、多くの議員が一般質問で取上げ、この誘致に疑義述べても大丈夫だと答弁しつづけた、行政の長の責任はいかがなものか?

                     ◇

■金美齢女史講演会のお知らせ

 「台湾を愛し、日本愛する 金美齢講演会」

~今こそ国を護ることの大切さを考える~

 <日時>11月22日(月) 開場:18:30 開演:19:00

 <場所>パシフィックホテル沖縄 万座の間

沖縄県那覇市 西3-6-1 Tel:098-868-5162

 <入場料>無料

 <お問合わせ>公益社団法人 日本青年会議所沖縄地区連絡協議会 〒901-0145 沖縄県那覇市高良3-9-5 TEL:098-858-1110 FAX:098-858-1010  E-mail:rekio-2@southernx.ne.jp

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