辺野古ノーの選対本部長の会社が、
喜納昌吉氏の知事選立候補や植草一秀氏の指摘により「オール沖縄」を自称する「コウモリ男」の正体が鮮明に浮き上がってきた。
2008年8月1日のしんぶん赤旗には次のような記事がある
「新基地工事 前倒し/赤嶺議員ら 米シュワブ基地調査」http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-08-01/2008080104_01_0.html
沖縄防衛局は、「これらの施設の建設は『米軍再編』として行われる米軍基地の再配置の事業の一環であり、普天間飛行場代替施設建設事業とは事業内容も目的も違うため、アセス調査の対象にはならない」と説明しました。
赤嶺議員が「もともと『米軍再編』のロードマップにはシュワブの整備計画はない。新基地建設と密接に結びついた工事ではないか」と追及すると、防衛局は前倒しの建設であることを認めました。
視察を終えた赤嶺議員は「県民に知らされずに新基地建設にかかわる工事を強行していることに怒りを感じた。『工事先にありき』の乱暴なやり方を厳しく国会で追及していきたい」と述べました。
嘉陽宗儀県議団長は、「県議会で新基地建設反対の決議が可決されているにもかかわらず、県民をだまして強行的に建設をすすめているのを目の当たりにし、憤りを感じた」と話しました。
これこそ有権者に対する説明責任が有るのではないか。
(注※)⇒金秀建設 キャンプシュワブ工事 落札
植草氏の指摘するとおり、翁長氏は「かくれ埋め立て派」の正体を暴露したのが、他ならぬ有力支援団体の金秀建設とは、有権者をバカにするのも好い加減にしてほしい。
喜納昌吉氏は7日の「植草一秀シンポジウム」で、「辺野古移設は基地問題ではなく、土建屋問題だ」と動物的直感で喝破していた。
そして「隠れ埋立て派」のことを「利権に群がるシロアリ,いや、ウジムシだ」と厳しく糾弾していた。
☆
■なぜ翁長を無防備に信じるのか?
喜納昌吉氏の除籍覚悟の立候補に対し、以前から囁かれていた「翁長陰謀説」が一段と勢いを増してきた。
筆者が入手する「翁長陰謀説」を纏めると概ね次のようなもの。
政府自民党は、辺野古移設賛成派の仲井真を支持する一方で、移設反対派には翁長という「トロイの馬」を内通者として送った。
そしてあたかも自民党分裂の争いに見せかけておきながら、実は両者ともに賛成派という出来レース作戦を演じている。
そうなれば、どちらが当選しても、辺野古移設ができるからである。
「まさか」とは常識的な人のいう楽観的な考え。
急遽喜納昌吉氏が立候補することになり、県知事選の「公開討論会」は、近来まれに見る興味津々の「劇場」となった。
確か10月14日が、仲井真氏が翁長氏に突きつけた5項目の公開質問状の回答期限のはず。
「嵐を呼ぶ男」の登場で、討論会は雲を呼ぶのか、嵐を呼ぶのか。
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