狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

摩訶不思議!辺野古反対の金秀が辺野古工事受注

2014-10-13 06:49:13 | 県知事選

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■摩訶不思議!
辺野古ノーの選対本部長の会社が、
辺野古移設の工事を受注!

喜納昌吉氏の知事選立候補や植草一秀氏の指摘により「オール沖縄」を自称する「コウモリ男」の正体が鮮明に浮き上がってきた。
 
翁長氏は、「新基地建設」反対の狼煙を上げるその一方で、選対本部長の会社が辺野古のキャンプシュワブ内の工事を一般競争入札で落札した。 (注※)
 
その工事引渡しの納期は発注者の防衛局資料によると、今年の3月31日となっている。
 
ただ、周辺施設の整備が遅れているためため、工事は着手できない状況で、防衛局への引渡しは完了していない。
 
選挙事務所開きで保革を超えた枠組みでの翁長県知事誕生に向け、結束を誓った選対本部長の金秀グループ会長の呉屋守将氏は、「(埋め立て承認で)ウチナーンチュを裏切った人(仲井真氏氏)に終止符を打とう」と呼び掛けた。
 
類は友を呼ぶという。
 
「コウモリ男」の選対本部長は、やはり同類の「コウモリ企業」でなくては務まらないのだろう。
 2014年9月17日 07:40 沖縄タイムス

 2008年8月1日のしんぶん赤旗には次のような記事がある

「新基地工事 前倒し/赤嶺議員ら 米シュワブ基地調査」http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-08-01/2008080104_01_0.html

党視察団は、現在沖縄防衛局が行っているシュワブ陸上部分における舟艇整備工場、下士官宿舎などの造成工事の状況を視察。シュワブ海岸付近に天然記念物のオカヤドカリやオキナワギクなど希少生物が生息しているとして、「アセス調査をするべきだ」とただしました。

 沖縄防衛局は、「これらの施設の建設は『米軍再編』として行われる米軍基地の再配置の事業の一環であり、普天間飛行場代替施設建設事業とは事業内容も目的も違うため、アセス調査の対象にはならない」と説明しました。

 赤嶺議員が「もともと『米軍再編』のロードマップにはシュワブの整備計画はない。新基地建設と密接に結びついた工事ではないか」と追及すると、防衛局は前倒しの建設であることを認めました。

 視察を終えた赤嶺議員は「県民に知らされずに新基地建設にかかわる工事を強行していることに怒りを感じた。『工事先にありき』の乱暴なやり方を厳しく国会で追及していきたい」と述べました。

 嘉陽宗儀県議団長は、「県議会で新基地建設反対の決議が可決されているにもかかわらず、県民をだまして強行的に建設をすすめているのを目の当たりにし、憤りを感じた」と話しました。

                           ☆
 
6年前の時点で、共産党の赤嶺衆院議員は、「県民に知らされずに新基地建設にかかわる工事を強行していることに怒りを感じた」と発言。
 
嘉陽県議(共産党)は「県議会で新基地建設反対の決議が可決されているにもかかわらず、県民をだまして強行的に建設をすすめているのを目の当たりにし、憤りを感じた」などと「新基地建設」に対する怒りを表し、早急に建設中止をするように主張していた。
 
ところが金秀建設は、その後も建設中止どころか新たに工事(新基地建設)の落札さえしていたのだから、呆れて言葉を失う。
 
 
辺野古埋め立て反対を主張する翁長候補の有力支援団体が、辺野古埋め立て関連工事を実行している事実を翁長候補はどのように説明するのか。

これこそ有権者に対する説明責任が有るのではないか。

(注※)⇒金秀建設 キャンプシュワブ工事 落札

植草氏の指摘するとおり、翁長氏は「かくれ埋め立て派」の正体を暴露したのが、他ならぬ有力支援団体の金秀建設とは、有権者をバカにするのも好い加減にしてほしい。

喜納昌吉氏は7日の「植草一秀シンポジウム」で、「辺野古移設は基地問題ではなく、土建屋問題だ」と動物的直感で喝破していた。 

そして「隠れ埋立て派」のことを「利権に群がるシロアリ,いや、ウジムシだ」と厳しく糾弾していた。

             ☆               

 
 

■なぜ翁長を無防備に信じるのか?

喜納昌吉氏の除籍覚悟の立候補に対し、以前から囁かれていた「翁長陰謀説」が一段と勢いを増してきた。

筆者が入手する「翁長陰謀説」を纏めると概ね次のようなもの。

保守分裂といわれる翁長と仲井真の対立は、自民党による自作自演である。

政府自民党は、辺野古移設賛成派の仲井真を支持する一方で、移設反対派には翁長という「トロイの馬」を内通者として送った。

そしてあたかも自民党分裂の争いに見せかけておきながら、実は両者ともに賛成派という出来レース作戦を演じている。
 
小泉首相時代の郵政選挙と同じく、争点を自民党の争いに切り替え、他の野党候補を蚊帳の外にしようとしているのだ。
 
実際今回の県知事選に「根っからの革新候補者」が1人もいないというのが何よりの証拠だ。

そうなれば、どちらが当選しても、辺野古移設ができるからである。
 
「まさか」とは常識的な人のいう楽観的な考え。
 
今まで何度も「まさか」なことを実行し続けてきたのが自民党だ。
 
神と人間の間を行ったりきたりする「奇人」喜納昌吉氏だからこそ、その罠に気がつき、「天才」植草一秀氏も同時に翁長氏の正体が「隠れ埋め立て賛成派」と気がついた。
 
そこで一見何の類似性も見られない両者の間に強力な連帯の絆がうまれた、というのだ。
 

 皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

急遽喜納昌吉氏が立候補することになり、県知事選の「公開討論会」は、近来まれに見る興味津々の「劇場」となった。

確か10月14日が、仲井真氏が翁長氏に突きつけた5項目の公開質問状の回答期限のはず。

「嵐を呼ぶ男」の登場で、討論会は雲を呼ぶのか、嵐を呼ぶのか。