狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄知事選、狐と狸の騙しあい

2014-10-14 06:52:06 | 県知事選

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

 

 

「夜の銀狐」という昔はやった歌に、こんな一節がある。

さびしくないかい うわべの恋は

心を隠して 踊っていても

ソロ・グリス・デ・ラ・ノチェ

信じておくれよ 

狐と狸の騙しあいという言葉がある。

華やかな夜の銀座で繰り広げられる「うわべの恋」

「恋」の騙しあいである。

心を隠して騙しあう男と女を狐に例えた「夜の銀狐」のスペイン語をちりばめた歌詞。

当時スペイン語を習っていた筆者は、途中出てくるスペイン語の意味がわかるのが嬉しく、数少ないカラオケレパートリーの一つに加えていた。

うわべの恋ならぬ「うわべの主張」で、「辺野古反対」を叫びながら「オール沖縄」というダンスを踊る翁長氏に対し、「さびしくないかい」と問いかけているような歌詞だ。

それに対する翁長氏は、訳のわからないスペイン語のような「腹八分、腹六分」などの騙し言葉を使い「信じておくれよ」と必死で訴えているような気がしてならない。(涙)

既に支持者は翁長氏の「うわべの恋」を見抜いてしまったようである。

本日14日は仲井真陣営が翁長氏に対して突きつけた5項目の公開質問状の回答期限の日。

はたして「腹八分腹六分」の騙し言葉で、本心を隠し通して踊り続けることができるのか。

それとも回答に窮する質問に化けの皮を剥がれ、「うわべの恋」の正体を晒すことになるの。

興味津々である。

再度5項目の質問の内容を列記してみよう。

 

(1)普天間移設を「いつ、どこへ」と考えているかを選挙前に具体的に示してほしい

 

(2)辺野古埋め立て承認を「撤回」としない理由

 

(3)翁長氏の選挙母体は「革新」ではないか

 

(4)オール沖縄を掲げながら選挙母体事務所を2カ所に設置する理由

 

(5)那覇軍港の浦添移設と普天間の辺野古移設の相違について。

 

いずれも翁長氏自身が曖昧にした項目だが、特に(2)などは記者の質問に対して逆切れしたくらい返答に窮する質問だ。

 

さらに翁長氏に第二の危機が迫るのは、17日開催予定の公開討論会だ。

皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

翁長氏の公開質問に対する回答をまだ見ていないので、なぜ、「埋立申請承認の撤回または取消」を確約しないのかいまの所大きな謎として支持者の心に疑心暗鬼を生じさせている。


翁長氏がいくら「辺野古に基地は造らせない」と繰り返し叫んでも、埋立申請承認を撤回または取消しない限りは、辺野古基地建設は進んでいく。

現に翁長氏の選対本部長の会社・金秀建設などは、基地工事を落札しているではないか。



いまや争点は「埋立申請承認の撤回または取消」問題に絞られることになった。

この基準に照らして現在名乗りを上げている有力4候補の主張を植草一秀の『知られざる真実』から引用すると次のように分類されることになる。


仲井真弘多氏 埋立申請を承認した本人
       =辺野古米軍基地建設推進


翁長雄志氏  「埋立申請承認の撤回または取消」を確約しない
       =辺野古米軍基地建設実質容認?


喜納昌吉氏  =「埋立申請承認の撤回または取消」を確約
       =辺野古米軍基地建設阻止


下地幹郎氏  =辺野古基地問題についての住民投票による決定


下地氏の手法は二度手間になる。本来は下地氏が方針を明示し、その上で県民が判断すればよい。知事選は貴重な県民の意思を確かめることができる貴重な機会である。


下地氏のこれまでの言動を踏まえれば、辺野古基地建設容認の考えが強いと推察される。


こうして見ると、辺野古米軍基地建設阻止を明示する候補者は喜納昌吉氏ただ一人になるという可能性が浮上している。

 知事選の辺野古反対で、一番筋を通しているのは、沖縄・民主党だ。埋立承認撤回に呼応しない候補を応援する他党の不思議さが、今回の1件で、よくわかる


この喜納昌吉氏の後援会ブログが立ち上がった。


喜納氏の考えが示されているので、沖縄県民は、まずは、その記述を熟読するべきである。


「喜納昌吉 地球に愛を!」


http://kinaokinawa.ti-da.net/

            ☆

喜納氏のブログは、沖縄関連の政治ブログ・ランキングで昨日までは13位くらいだったのが、本日は2位に急上昇し、注目度の高さを物語っている。

喜納氏のブログのコメント欄から激励コメントを一つ紹介する。

知事選の辺野古反対で、一番筋を通しているのは、沖縄・民主党だ。埋立承認撤回に呼応しない候補を応援する他党の不思議さが、今回の1件で、よくわかる。喜納さんに県民からの信任がなされますように。

 

■お知らせ■

翁長市政を糺す那覇市住民訴訟報告会

日時:⒑月23日(木)16時から18

 

参加費:無料

 

会場:那覇市ブリリアントポート (会場:カサブランカ)⇒地図

ttp://brilliantport.com/access/

900-0016 沖縄県那覇市前島3-25-2 泊ポートビル

 

国道58号線を「とまりん(かりゆしアーバンH)」から泊交差点(共産党本部ビル)向けに行く途中の橋に手前左側にあるビルで側面に青いリボンのペイントをしてあります。

TEL:098-943-2080 FAX:098-943-2088

*駐車場が6台分しかありません。とまりんの交番隣の駐車場を利用してください。最初の1時間は¥200です以後、1時間ごとに¥100が加算されます。

 

 問い合わせ:住みよい那覇市をつくる会事務局

09097807272 ニシコリまで

   よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

 

 

コメント (12)