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11月の県知事選は喜納昌吉民主党県連会長の立候補で、カオス状態に突入した。
自宅に配布された喜納氏立候補に対するネガビラには、「沖縄で一番信用できない男」が立候補、と揶揄している。
してみると「沖縄で一番信用できない男」の喜納氏でさえも我慢できない程信用出来ない男が翁長雄志候補ということになる。(納得)
喜納氏と翁長氏のどちらが信用できないか。
「元祖・信用できない男」のあの小沢一郎氏も思案投げ首のようである。(笑)
9月29日、小沢一郎代表が定例の記者会見を行いました。(略)
沖縄県知事選挙について
Q.沖縄の県知事選挙についてお伺いしたい。5月の定例会見では野党共闘で統一候補を立てていこうと、生活の党としては独自の候補者を立てないということで、その時点では具体的な候補者の名前が挙がっていなかったけれども、このところ具体的な候補者の方の名前が挙がってきて、翁長雄志さんとか、現職の仲井間知事、下地幹郎さん、民主党の元参議院議員の喜納昌吉さんという名前が挙がっている。
沖縄県議会の野党5党の中に生活の党も入っているけれども、その5党は翁長さんを候補者として押すということだけれども、ここにきて喜納さんが立候補を表明していて、沖縄の普天間基地の移設の問題に関して、辺野古埋め立て承認について同じような考え方の方が2人並んだ。生活の党の候補者は翁長さんで間違いないか。(IWJ)
A.地元にも国会議員がいるから第一義的には地元の判断によるわけだけれども、現実の選挙戦で県民の支持を集めやすい、あるいはより多く票を集めるだろうという候補者を応援することになると思うが、今の状況では、現地では翁長氏を応援しようということになっているようなので、正式に話をいただければそれを党としても判断するということになると思う。
前にも紹介した生真面目な革新支持者と思われるブログを紹介する。
仮に筆者が革新支持者ならブログ主の主張にも賛同できるのだが・・・。
私の沖縄日記―広島編2014/09/30
翁長氏は沖縄の自衛隊配備強化に明確な態度表明を
沖縄県知事選で「保革相乗り」の翁長雄志那覇市長を擁立する人たちの「旗印」は、「建白書」(2013年1月28日)です。
確かに「建白書」は当時の沖縄の総意を示した画期的なものです。
しかし、それがきわめて限定的なものであることもまた事実です。
「建白書」の具体的な要求は、①オスプレイの配備撤回と嘉手納への新たな配備計画の撤回②「米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念すること」の2点です。
当時の情勢から、また最大公約数の追求から、この2点に絞られたことは妥当です。その実行が切望されることも言うまでもありません。
しかし、「建白書」のこうした性格から、知事選を「建白書」実行の1点だけでたたうことが不可能なことも明白です。
だからこそ、翁長氏と県政野党5会派は、「沖縄県知事選挙にのぞむ基本姿勢および組織協定」(2014年9月13日)を結んだのです。これが現時点での翁長氏の「選挙政策」です。
ところが、この「基本姿勢」には重大な欠陥が少なくありません。安倍政権の「集団的自衛権容認」に対する見解が示されていないことは先に書きましたが、もう1つ、どうしても触れなければならない問題があります。
それは、沖縄で安倍・自民党が強行しようとしている自衛隊配備強化についてです。「基本姿勢」はこの問題にまったく触れていません。自衛隊のじの字もありません。
翁長氏は「出馬会見」(9月13日、写真右)でも自衛隊問題にはまったく触れなかったほか、その後の辺野古集会などでも一切言及していません。
自衛隊配備強化の中でも特に切迫しているのが、与那国における陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備計画です。
今日(30日)の沖縄タイムスによれば、島を二分しているこの問題で、11月にも住民投票が実現する可能性が大きくなりました。
知事候補として、この問題に対する自身の態度を明確にすることは避けて通れません。
「那覇空港の軍事力強化、宮古島の自衛隊強化、与那国への自衛隊基地建設がまったなしで、進められている。・・・沖縄の島々を『東アジアの友好、平和』の地域とするために、自衛隊配備計画に反対する声を広げていこう」(沖縄の平和創造と人間の尊厳の回復を求める百人委員会「沖縄・宮古・与那国への自衛隊配備強化と日米の軍事一体化に反対する声明」2013年4月27日)
近く発表される「選挙政策」で、翁長氏が自衛隊配備強化について、明確な態度表明を行うことを期待します。
☆
>「建白書」の具体的な要求は、①オスプレイの配備撤回と嘉手納への新たな配備計画の撤回
綻びだらけの「建白書」を金科玉条にして「オール沖縄」を結成しようと思った所に間違いがあった。
「建白書」作成当時、沖縄2紙が喧伝した「危険な欠陥機オスプレイ」といった捏造報道は今では見ることはない。(いつの間にか騒音被害に切り替わっている)
(※)関連記事⇒【おまけ2】
■「建白書」作成当時の翁長氏の勇姿!
>②「米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設を断念すること」の2点です。
これは既に「翁長氏の曖昧発言」としてネット上を駆け巡っている。
⇒翁長雄志那覇市長が沖縄県知事に立候補したが、辺野古移設にどう対応する?
☆
喜納氏の乱入の意味をイロイロ外野席でシナリオを書いて想像するのは楽しいものらしい。
考えるのも自由なら、楽しむのも自由。
何せ、相手は名うてのエンタテーナー喜納氏のことだ。
植草一秀氏が沖縄で講演
(略)
この植草氏が、翁長雄志の知事選立候補もまた謀略の可能性が大きいとブログで打ち出している。その主な理由は二つで、
1、9月10日に菅義偉官房長官が、辺野古米軍基地建設問題は、「過去の問題」「仲井真知事の埋立申請承認がすべて」と、発言した事。
2、統一候補として擁立された翁長氏が「埋立申請承認撤回」を確約していない事。
の二つである。
私も、前2回の拙記事に書いたように、氏の見方に同意せざるを得ない。私は植草氏がそう言うから、翁長氏は謀略候補だと言ってるのではないつもりだ。植草氏に触発はされたが、自分が前から抱いてた疑惑を呼び覚まされたのだと思っている。
喜納昌吉は、政治家としての信条も力もないし、県外の人が持つイメージほどには、沖縄県民からの人望も人気もあるとは思えない。泡沫候補といってよいが、植草氏の応援を受けて辺野古基地建設勢力への抗議・謀略告発の意味で、立候補する事は悪くないだろう。
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