狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

高江の乱!住民訴訟 住民敗訴が確定 最高裁、

2016-07-21 13:00:44 | 未分類

 

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 沖縄おくやみ情報局

 

 
 
 

 本日の沖縄タイムスから高江、辺野古関連の見出し紹介。

■一面トップ

政府 あす県を提訴提訴

辺野古工事再開狙う

埋め立て巡りまた法廷へ

■二面トップ

高江搬入路に難所

離着帯建設 崖崩れや重量制限

必要ならヘリで資材運搬

防衛局、県に文書回答

野党国会議員 作業に抗議

建設撤回と全面返還要求

米軍「最大規模返還」

ネットで投稿 反対の声触れず

県の明確な反対

市民団体が要請

■社会面トップ

命の森 影響懸念

高江あす着工

自然環境 識者3人に聞く

崩落や赤土流出 危惧 

宮城那治さん 県環境影響評価委員会会長

貴重な動物が存在

宮城秋乃さん

日本鱗し学会会員

空から搬入「不意打ち」

政府検討 市民ら強行市政に反発

市民24時間体勢警戒

県議会与党議員らも激励

きょう高江で緊急集会

N1ゲート前 千人規模目指す

尖閣周辺に中国船2隻 (超ベタ記事)

政府、あす沖縄県を提訴 辺野古再び裁判闘争へ

 沖縄タイムス2016年7月21日 05:00 

沖縄県名護市辺野古への新基地建設を巡り、政府は22日に埋め立て承認取り消しに対する国の是正の指示に沖縄県の翁長雄志知事が応じないのは違法として、違法確認訴訟を起こす方針を固めた。21日に首相官邸で開かれる政府・沖縄県協議会で、国地方係争処理委員会(係争委)の結論を受け県が提訴しないことを確認した上で、政府の方針を伝える。国と県は再び裁判闘争に入る。

 21日は係争委の結果を受け地方自治法に基づき県が提訴できる期限。県は「協議での解決」を目指し、提訴を見送るが、早期の工事再開を目指す国側は、協議を続ける姿勢は示しつつ提訴に踏み切る。

 代執行訴訟で国と県は3月に和解した。係争委は是正指示をめぐる争いの本質は、普天間飛行場の代替施設を辺野古に移設する是非にあると指摘。対立する論点の議論を深めるための基盤づくりが不十分だとして、是正指示の適否は示さず、国と県に協議を促した。

 協議会では、国側は作業部会で国が提示した辺野古の陸上部分の工事再開について県の意向を確認する。米軍北部訓練場の過半返還の条件であるヘリコプター着陸帯の移設工事を着実に進めるため、再度県に協力を要請する。

 県側は、埋め立て工事のために設置された臨時制限区域について、工事が中止している期間は漁業者などが通行できるよう求める。北部訓練場に隣接する東村高江で、米軍のオスプレイ訓練などの増加により騒音が激化する現状をただす。

 また、政府と県、宜野湾市は同日、普天間飛行場負担軽減推進会議を開催する。推進会議は2014年10月以降、開かれておらず、翁長県政になって初めて。米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と「5年以内の運用停止」、振興策などを協議する。

 

 どうやら政府の県との対決の方針はこうらしい。

先ず「辺野古の乱」は違法確認訴訟で県を提訴し、再度法廷闘争で早期決着を求め、その一方「車の両輪」のように、形だけは県との応じる。

次に「高江の乱」では、工事再開に大量の機動隊を投入、力で工事決行する。

先日の参院選で大敗した島尻安伊子氏の得票数は、本島以外の離島地区では当選した伊波氏の得票を上回っていた。

そして高江地区のある東村でも島尻氏は伊波氏の得票を上回っていた。 したがって高江地区の民意は「ヘリパッド建設に賛成」ということになるが、さら東村の伊集盛久村長も移設容認を表明していた。

ちなみに東村長のヘリパッド建設に関する賛否について、宜野湾市よりさんが、赤い脳ミソの元QABアナウンサー三上智恵氏がデタラメなつtwitterをネットで流して大恥をかいている様子を紹介して下さっているの。【おまけ】に記録しておいた。※

 

沖縄・高江ヘリパッド 地元の東村長、建設容認を再表明

 沖縄タイムス 2016年7月21日 08:08 注目 高江ヘリパッド 東村 政治
訓練場の一部返還で「基地整理・縮小につながる」と述べた伊集盛久村長=20日、東村役場
 

訓練場の一部返還で「基地整理・縮小につながる」と述べた伊集盛久村長=20日、東村役場

 

【東】東村の伊集盛久村長は20日、村高江周辺のヘリパッド建設について「北部訓練場過半が確実に返還されることで基地の整理・縮小につながる」と容認する姿勢を示し、「ヘリパッド工事は安全確保した上で進めていただきたい」と述べた。東村役場を同日訪ねた県議会与党会派15人に見解を示した。

» <高江ヘリパッド>機動隊きょうから100人超投入 車両撤去も視野

 一方、ヘリパッドを使用するオスプレイに対しては41市町村の首長で配備反対を訴えた「建白書」や「機体の安全性が確認できていない」ことを理由に反対の立場を強調。その整合性について「よく矛盾と言われるが、オスプレイの安全性が確認されるまでは容認できないと言っている」とした。

 ヘリパッド建設の工事車両が高江集落内を通る可能性については「沖縄防衛局は集落内道路は使わないと言っている」と否定。また、県道70号上で機動隊による一斉検問があったことには「私の権限外で言える立場にない」とした。

 伊集村長は2007年に移設を容認し、沖縄防衛局は北部訓練場N4地区のヘリパッド工事に着手した。

 

                   ☆

東村の伊集盛久村長は20日、村高江周辺のヘリパッド建設について「北部訓練場過半が確実に返還されることで基地の整理・縮小につながる」と容認する姿勢を示し、「ヘリパッド工事は安全確保した上で進めていただきたい」と述べた。

 >その整合性について「よく矛盾と言われるが、オスプレイの安全性が確認されるまでは容認できないと言っている」とした。

沖縄タイムスが不都合な真実を掲載あするのは珍しい。「オスプレイの安全性が確認できない」を主張したいにのだろうが、オスプレイを危険な欠陥機というのは「オール沖縄」ぐらいだろう。


沖縄・高江ヘリパッドあす着工 空から資材搬入も検討

沖縄タイムス2016年7月21日 05:00
 
 政府は20日、沖縄県の米軍北部訓練場(国頭村、東村)でヘリパッド(着陸帯)を建設するため、建設予定地への出入り口に停車している市民らの車両を22日早朝に撤去し、同日中に着工する方針を固めた。当面はN1地区で、資材を円滑に搬入するため、道路の舗装工事をする。抗議行動が続き、資材を搬入できないと判断した場合は、ヘリコプターでの運搬も視野に入れている。ヘリの使用は沖縄防衛局が20日、県環境部に文書で伝えた。

 建設に反対する市民らは21日午後2時からN1ゲート前で大規模な集会を開き、着工を前に抗議の意志を表明する。

 N1ゲート前では20日、24時間態勢で工事再開を警戒する市民らが、工事・警察車両の監視を続けた。11日の資材搬入後から最大規模となる約150人の市民が集結。「工事を止めるぞ」「森を守るぞ」とシュプレヒコールした。県議会の与党議員16人も訪れ、市民らと抗議の声を上げた。

 一方、午前10時半ごろには東村高江の新川ダムの入り口付近で、福岡県警の警察官が19日に続いて検問の準備を始めた。

 駆けつけた市民らが「違法な検問だ」「弾圧だ」と詰め寄り、30分ほどにらみ合った。この結果、警察官はバスなどに引き揚げ、検問は実施されなかった。

 政府は訓練場でのヘリパッド建設工事に加え、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ内でも陸上部分の工事に着手する方針。着工は来週以降になる見通しだ。

                                         ☆
 昨日のエントリーの見出し紹介で「07年から座り込み続く」「人間扱いされない」「住民の会 伊佐真次さん怒りの声」として一般住民のように紹介されていた元共産党村議の伊佐真次氏が「抗議の正当性」を求めて提訴しており、2014年、伊佐氏らの敗訴が確定していた。

>抗議行動が続き、資材を搬入できないと判断した場合は、ヘリコプターでの運搬も視野に入れている。

 伊佐氏らプロ市民は、「非暴力の抗議」などと息巻いているが、ゲート入り口を車で封鎖し、車のミラーをロープで連結して、工事資材の搬入を妨害する行為は暴力の一種だろうが。

国はヘリによる搬入も検討しているが、オスプレイによる搬入を実施した方が、工事の迅速化と安全性の払拭と一石二鳥ではないか。

 

翁長知事が、4千ヘクタールの軍用地の返還の約束があるのに、ヘリパッド建設に明確な賛意を示さない理由を四つほど書いたが、もう一つ重要な理由を東子さんがサルベージして下さった。

その記事が、これ。

高江訴訟 上告を棄却 最高裁、住民敗訴が確定

 

 米軍北部訓練場の一部返還に伴う東村高江でのヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設現場で反対運動を続ける住民に対し、沖縄防衛局が通行妨害禁止を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は17日までに住民の伊佐真次さん(52)の上告を棄却した。

伊佐さんに対して「国の通路使用を物理的方法で妨害してはならない」と命じた判決が確定した。決定は13日付。
 最高裁は上告棄却について、憲法違反などの上告事由に該当しないとしたが、詳細な理由は明らかにしていない。上告受理申し立ての不受理決定も同様に、具体的な判断の理由は不明。
 国が、反対活動をする個人を民事訴訟で訴えるという異例の裁判は、識者を中心に表現活動の萎縮を目的とした「スラップ訴訟」と批判されている。伊佐さん側は訴権の乱用だと主張してきたが、最高裁でも認められなかった。
 一審の那覇地裁判決では、沖縄防衛局職員らがトラックに積載された砂利袋を手渡しで搬入した際に、伊佐さんが作業員の間で両手を高く上げたことなどを妨害と判断した。
 伊佐さん側は、抗議行動について基地のない平和な地域で暮らすために必要不可欠なものだと主張し、判決は「表現の自由を保障した憲法21条1項に違反している」として上告した。
 決定に対し、ヘリパッドいらない住民の会とヘリパッドいらない弁護団は連名で「住民の抗議活動が表現の自由に基づくものであることを無視し、過去の裁判例も無視するもので極めて不当だ」と声明で発表した。
 沖縄防衛局は「本件ヘリコプター着陸帯移設工事は、SACO(日米特別行動委員会)最終合意に基づく北部訓練場の過半の返還を実現し、県民の負担軽減を図るものだ。今後とも着実な実施に努めていきたい」とコメントした。
英文へ→Supreme Court turns down Takae lawsuit appeal

 

【おまけ】

宜野湾よりさんのコメントの紹介です。

             ☆

確か東村は容認派の村長が勝ってますよね? その民意はどう考えてるんだろ?
—@ItBreed7月17日

@ItBreed 東村の村長はヘリパッド反対で当選したんですよ。知らなかったでしょう?今も工事車両が集落を通るなら体を張って止めると言ってます。知らないでしょ?知らないのにいい加減なコメントしないほうがいいですよ。民意を確かめに現場に来てくださいね
—@chiemikami7月17日

@chiemikami @ItBreed 横やり失礼。元QAB記者の三上さんに質問です。「ヘリパッド反対で当選した」とは、今の伊集盛久村長のことを指しているんでしょうか。
—@hikanu_kobinu7月17日

@chiemikami @ItBreed 私はどちらかというと翁長知事の言ってることに共感する者なんですが、伊集村長の政治姿勢や心情こそ、我々やまとんちゅは自らに突きつけて冷静に考えるべきだと思ってます。でも「村長は反対派」とデマを流すのは、ジャーナリストとしてどうでしょう?
—@hikanu_kobinu7月17日

@hikanu_kobinu 村長が反対派だと一言も書いてません。賛成派、反対派と分ける思考しかないからそう読めてしまうんでしょう。ヘリパッド反対だったのも事実。当選後に容認に転じざるをえなかったのも事実。それでも集落の道路は通らせない。その苦しさを知らず賛成派と決めつけないで
—@chiemikami7月17日

@chiemikami 賛成派とも一言も書いてませんよ。賛成派、反対派と分ける思考しかないから、というのはお互い様ですね。
—@hikanu_kobinu7月18日

@chiemikami いずれにせよ、最初のツイートは情報半分ですよね。東村長の立ち位置は微妙なもので、むしろそこに苦悩があると思うけど、きちんと説明しないまま「反対して当選した」だけ言うのはジャーナリストとしてアンフェアだと感じます。
—@hikanu_kobinu7月18日

@chiemikami @hikanu_kobinu 反対で当選したとはっきり書いてますよね? その後に反対派だと一言も書いてませんって矛盾してますよ
—@ItBreed7月18日


三上智恵がSNSで無様を晒すのは彼女の能力の限界で仕方ないとして、他人の総合的判断・選択の機微に意識高いフリをしてその実結論は決まっているのは、この手の人らのダメなところ。

伊集村長は2015年に「反対派」候補を下して再選されているが、そこには当然村長と有権者の総合的判断とそこに纏わる機微がある。
自分とは違う他人の考えや選挙の結果に対して勝手に危機感持っちゃって、ガセやファンタジーと意識的見落としのある「圧力&圧力」を使うやり方は、生き残るためには直した方がいいと思うの。


 

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コメント (13)

鳥越氏、刑事告訴!「週刊文春」を

2016-07-21 06:12:51 | 未分類

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 沖縄おくやみ情報局

 

 
 
 

2016年07月20日

1 名前: 32文ロケット砲(新潟県)@\(^o^)/:2016/07/20(水) 20:03:29.57 ID:kp8sQ9yp0.net
1抗議文

週刊文春編集部 御中

弁護団抗議文 東京都知事候補である鳥越俊太郎について、明日発売の週刊文春が、『疑惑』と見出しを打った記事を掲載することがわかった。

記事にある『疑惑』と称する案件については、事前にFAXによる取材があり、本人に確認の上、弁護団から事実無根であると文書で明確に否定する回答をするとともに、無責任に記事化すれば選挙妨害になると強く警告した。しかしながら、記事は、一方的な証言だけに基づき、『疑惑』がいかにも真実であるかのごとき印象を与えるものとなっている。

記事は、『疑惑』が事実であるとは断定せず、一方的な証言と思わせぶりな記述だけで、あたかも『疑惑』が真実であるかのような印象を与えるものとなっている。こうした手法で有権者に事実と異なる印象を与えようとする行為は、明確な選挙妨害であり、公職選挙法148条1項但書によって禁止される「虚偽の事項を記載し又は事実を歪曲して記載する等表現の自由を濫用して選挙の公正を害」する行為に他ならず、同法235条の2に規定する罰則の対象にもなりうる行為である。また、刑法230条1項の名誉棄損罪を構成する。

弁護団は、週刊文春に対し、強く抗議する。また、明日にも東京地検に刑事告訴すべく準備を進めていることを申し添える。

なお、本件に対する問い合わせなどの一切は、弁護団が対応する。くれぐれも、鳥越本人の選挙運動に対し、これ以上の妨害とならないよう、求める。

    2016年7月20日
     弁護士 弘中 惇一郎
     弁護士 藤田 謹 也


http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52465594.html

都知事選については選挙権がないので特に興味がなく、チャンネル権を持つかみさんが見るテレビを野次馬的に見る程度なので、特にブログのテーマとしては取り上げなかった。

ただ、有名ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が野党統一候補で立候補し、立候補の動機が「参院選で護憲勢力が3分の2を占めたことを知り、平和憲法を守るため出馬する」みたいな発言を聞いて、新たな興味を覚えた。

鳥越氏の「安倍政権と真っ向から対決する」というコメントに、現在国と対決中の翁長知事を髣髴とさせたからだ。

国政と地方自治体の分限を履き違えている点では、翁長知事と全く同じだ。 言い換えれば、国の専権事項を地方自治体の権限であるかのような勘違いだ。

後期高齢者で何度もガンの手術を受けた「病み上がり」の鳥越氏を何故都知事として担ぎ上げなければならないのか。

それほど、革新系は人物が枯渇しているのか。 鳥越氏の出馬に関しては疑問は尽きない。

それでも鳥越氏が優勢だという。

イギリスのEU離脱の国民投票を見て分かるように、多数決による民意は有権者のレベルに応じた民意を出す。 その伝で言えばテレビメディアが総出で「護憲」「反原発」「反安倍政権」を唱える鳥越氏に肩入れし、「ポピュリズム民意」で鳥越氏が当選するのを危ぐしていた。

冒頭の記事は、いま話題のスプリングセンテンスが鳥越氏に嚙みついたことに弁護団が警告書を出して、脅しをかけた状況だが、不思議なことに鳥越氏本人にの「否定の言葉」がひと言も聞こえてこない。 

巷で噂されているように、認知症の症状のため、本人ではまともに対応できないため、弁護団がガードをしているのかと疑わざるを得ない。

もし事実無根なら、本人の声できっぱりと否定した後、弁護士による法的処理に進むべきではないのか。

「だんまり」といえば、中国海軍の戦艦が尖閣近海を審判した際、翁長知事はひと言もコメントせず「だんまり」で逃げ切ったことが記憶に新しい。

                 ☆

鳥越氏「『病み上がり』は大変な差別」と小池氏攻撃(7/19日刊スポーツ)
 東京都知事選(31日投開票)候補のジャーナリスト鳥越俊太郎氏(76)と小池百合子元防衛相(64)が、テレビ生中継で激しい舌戦を繰り広げた。
 19日、同候補の増田寛也元総務相(64)とともにフジテレビ系バラエティー番組「バイキング」に出演。ともに質問を投げ掛けるコーナーで、鳥越氏が小池氏にかみ付いた。

 鳥越氏 小池さんは街頭演説の中で、「病み上がりの人を連れてきてどうするんだ」と言われましたか。
 小池氏 言ってないですね。
 鳥越氏 ここに証拠がある。日本テレビのニュース番組でテロップが入っている(テレビ番組の画像のコピーを見せる)。
 小池氏 でも、今、お元気になられてるじゃないですか。
 鳥越氏 こういうことをおっしゃったかどうか聞きたいんですよ。
 小池氏 記憶にないですよ。
 鳥越氏 まあ、実際にはテロップに出てますからね。
 小池氏 それは失礼しました。
 鳥越氏 これはガン・サバイバーに対する大変な差別ですよ。偏見ですよ。
 小池氏 もし言っていたならば、失礼なことを申しあげました。
 鳥越氏 失礼で済まされますか。僕に対する問題じゃない。ガン・サバイバーは何十万、何百万といるんですよ。そういう人たちに「1回がんになったら、あなたはもう何もできないんだ」と決めつけるのは…。
 小池氏 いや、そこまでは言ってないですよ。それを決めつけているのは鳥越さんでしょ。これが選挙なんですよ、坂上さん。
 司会の坂上忍 急に僕に振られましたね。
 鳥越氏 病み上がりというレッテルを人にはって、差別をする。ガン・サバイバーは何もできないというイメージを与える。
 小池氏 そこまで広げて言っておりません。大変お気遣いをしているわけです、鳥越さんに対して。
 鳥越氏 え?
 小池氏 これから長い(選挙戦の期間)がありますから。逆に言えば、そこの部分しかご質問はないんですか。
 鳥越氏 僕は別に何も思ってません。一般のガン・サバイバーがどう思っているか、僕は非常に…。
 小池氏 これからはがん検診も含めて、保険会社のコマーシャルじゃないですけど、ぜひ徹底してやっていきたい。
 この舌戦を見た坂上は「オレだったら、ちびっちゃう」と迫力に驚いた様子。小池氏は「これなんか政策論争のうちに入らない。政策論争の場を自ら放棄されるのは良くない」と鳥越氏を批判した。

                 ☆

小池氏が弁解するとおり、「病み上がり」なのはファクト(事実)だし、鳥越氏自身も「ガンを回復した」を売り物に立候補したことも事実である。

熱烈な鳥越ファンはともかく、普通の人なら、ステージ4の大腸がんなどを患った後期高齢者が、実際に体力や認知能力が都知事としての激務に耐えられるか疑問に思うのは当然である。

実際テレビでの発言を見ても不可解な言動が目に余る。

「小池氏が、1回でもガンになったら何もできないと言っている!」などと言ってもいない話まででっちあげて騒ぐのは認知症の症状(幻聴)ではないのか。

そもそも安倍首相が、かつて病気を理由に首相の職を辞したことを取り上げ散々罵倒したことを忘れてしまったのだろうか。

認知症による物忘れでないとしたら、とんでもないダブルスタンダードである。

都知事候補は、小池、増田両候補ともそれぞれ特色がある。

どちらが勝っても、少なくとも鳥越氏が都知事になるよりまだ数段ましだと思う今日この頃である。

【東京都知事選】鳥越俊太郎氏に「淫行」疑惑報道 報道陣の問いかけには答えず写真あり

鳥越俊太郎事務所、女子大生淫行疑惑を報じた週刊文春を刑事告訴

【追記】

急遽テーマを都知事関連に変更したため、午後1時ごろ、沖縄関連のエントリーを予定しています。

 

■講演会の御知らせ
 
加地伸行大阪大学名誉教授 講演会
演題:儒教と政教分離(久米至聖廟訴訟と北海道空知太神社最高裁判決)
日時:8月21日(日) 開場:13時30分 開演:14時 閉会:16時
会場:浦添市産業支援センター 結のまち3階大ホール(国立劇場向い)
 
■久米至聖廟訴訟 証人尋問
日時:9月6日 11時30分から正午
証言者:金城 テル(原告・住民訴訟代表)
那覇地裁 101号法廷

 

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