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時事通信によると、23日アフガニスタンの首都カブールで23日、自爆テロがあり、少なくとも80人が死亡、230人以上が負傷したという。 テロの連鎖はミュンヘン、イスタンブール、ダッカなど世界の主要都市で連日のように起きている。
テロの連鎖のことを「宣戦布告なき第三次世界大戦」の勃発という人もいるくらいで、ミュンヘンでは厳戒態勢がしかれているとのこと。
一方、沖縄北部の高江地区では道路交通法違反や公務執行妨害を企てる「市民」を排除する警察官に対し、「戒厳令か」「警官の蛮行」などと新聞が報道。
⇒ » <米軍ヘリパッド>県道封鎖「戒厳令か」 県職員さえ入れず
平和ボケの老人活動家たちは戒厳令の意味も分からぬまま暴走を続けている。
警察官が法令に基づいて道路交通法違反容疑者を検挙したり、抵抗する容疑者を排除したことを「戒厳令」というなら、暑さで脳ミソがイカれたとしか考えられない。
カブールで自爆テロがあった同じ23日も高江ではジジ・ババ活動家たちが無意味な抵抗を続けていた模様。
QABテレビ 2016年7月23日 11時58分
【動画】強行から一夜明け 警戒強まる高江
市民を強制排除した工事強行から一夜明け、東村高江のアメリカ軍北部訓練場ゲート前は緊張が続いています。
ヘリパッド建設が始まった北部訓練場のN1ゲート前では、23日も工事資材が搬入され、反対する市民らが工事車両を止めようとするなど一時緊迫しました。
現場では県道の車線の片側を塞ぐフェンスが作られるなど作業が進められています。その周りを民間の警備員や機動隊が警戒し、緊張が続いています。
抗議集会に参加した男性は「国のやり方は言葉にもならない民主主義の否定的なやり方」と批判していました。市民らは、反対運動を押さえつけるような警備に疑問を示しながらも、県道わきに残されたわずかな場所でヘリパッド建設の中止を求めて抗議を続けています。
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本日の沖縄タイムスの見出し紹介。
■一面トップ
国強行 崩れた信頼
高江着工 確認にも無言
苦悩の県 揺さぶり警戒
搬入テント撤去要請
高江で防衛局 抗議市民ら警戒
■社会面トップ
反対の声かき消す工事
高江 不屈の抗議続く
辺野古の乱では警備側に多少の遠慮があったようだが、高江の乱では政府側は法令違反には断固立ち向かうといった「本気度」を全面に出したため、ジジ・ババ活動家たちは、抵抗が空しいものと悟り始めた。
tだ、沖縄タイムスは「不屈の抗議は続く」などと煽り立てている。
ところが、老齢活動家にとって炎天下で機動隊に立ち向かうのは、体力的にも厳戒がある。
そこで「もう限界だ」などとあきらめる「市民」が出てきた。
<米軍ヘリパッド>「悲しいです。もう限界だ」立ち尽くす市民
「落ちる!」「危ない!」。N1表ゲート前の車上でもみ合う屈強な機動隊員らの帽子は落ち、抵抗する市民の足はがくがく震えていた。「排除!」。炎天下に号令が響いた22日午前8時55分。機動隊員らが一斉にN1表ゲート前の街宣車2台によじ登り、車上に座り込む市民を引きずり降ろしにかかった。
車上の激しいもみ合い。小さな街宣車の不安定な足場に機動隊員らが次々押し寄せ、あわや「死者が出かねない」(車上にいた市民)事態に。街宣車周辺には市民の怒号や悲鳴、おえつがごちゃまぜになって響いた。引きずり降ろされたり、余りの激しい「排除」にショックを受けて気を失い、救急搬送されたりする女性も。9時10分、警察側から「ストップ!」の号令がかかり、市民も車上から降りた。
その1時間半後-。「いったん退くことを判断した」と市民を率いる沖縄平和運動センターの山城博治議長が一時撤退を宣言。「2日間で5人の救急搬送を出した。辛いです、苦しいです、悲しいです。もうこれ以上は限界だ」。袖の破れた洋服が、緊迫の事態を物語っていた。
市民には“秘策”もあった。機動隊が到着前の午前3時、月明かりを頼りに南北約1キロ、県道70号の両脇に駐車する市民の車160台余りを中央線に寄せる作戦をスタート。「レッカー車や作業車が通れない」幅員にし、多数の機動隊に挑む計画だった。
南北それぞれから挟み込む機動隊員らに、約200人の市民はすし詰め状態の車両の合間に入ったり、傾斜地の草むらに回り込んだり、道ばたに寝転んだりと、「弱い市民の精いっぱいのゲリラ戦」(山城議長)であらがった。それでも牛歩ながら6時間以上の攻防の末、機動隊は表ゲート前にたどり着いた。
午後0時35分、突然降り始めたどしゃぶりの中で静かに始まった市民テントの撤去。残った市民十数名は立ち尽くすしかなかった
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>機動隊員らが次々押し寄せ、あわや「死者が出かねない」(車上にいた市民)事態に。街宣車周辺には市民の怒号や悲鳴、おえつがごちゃまぜになって響いた。
「死者が出かねない」ほどの暴行を受けたのなら、是非刑事告訴を!日本は法治国家である。
>引きずり降ろされたり、余りの激しい「排除」にショックを受けて気を失い、救急搬送されたりする女性も。
気を失ったのは熱中症のせいではなかったのか。
警官の暴力で気を失ったのなら、これも刑事告訴を。
<米軍ヘリパッド>工事強行、3人搬送 警官500人で市民排除
米軍北部訓練場の一部返還に伴う東村高江周辺のヘリパッド建設で、沖縄防衛局は22日、約2年間中断していた工事に着手した。建設に反対する市民約200人と、全国から派遣された機動隊など約500人の警察官が衝突。男性1人が肋骨(ろっこつ)を折る大けがを負い、計3人が救急搬送されるなど、現場は大混乱となった。また、県警と機動隊は県道70号を一部封鎖状態にし、車と人の通行を遮断した。
こうした事態に翁長雄志知事は「県民に大きな衝撃と不安を与えるもので誠に残念。(工事強行は)到底容認できるものではない」と政府の姿勢を批判。一方、菅義偉官房長官は「移設工事を着実に進め、返還に向け全力で取り組む」とし、来年3月までに残る四つのヘリパッドの完成を急ぐ考えを示した。
沖縄防衛局は午前6時ごろ工事を再開。ヘリパッド建設予定地のN1地区裏側(通称・N1裏)のフェンス設置に始まり、その東側のG、H地区、県道70号沿いのN1地区出入り口(通称・N1表)の計4カ所にフェンスを設置した。その後、G、H地区出入り口とN1表から関連資材を搬入した。
反対の市民らは工事車両の進入を防ごうと、約170台の車を県道上に止めて対抗したが、機動隊が次々とレッカー車や専用機材で移動させた。機動隊が市民らを強制排除した後、午後1時ごろには防衛局職員がN1地区出入り口前の市民のテントを撤去した。
機動隊との激しいもみ合いで、50代男性が肋骨を折る全治1カ月の重傷を負ったほか、男性1人が街宣車から転落し、女性1人が首への強い圧迫感を訴えるなど3人が救急搬送された。
防衛局幹部によると、ヘリパッドの関連作業は日中のみ行われ、23日以降も作業を続ける方針。反対の市民らも抗議行動を続ける。
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>機動隊との激しいもみ合いで、50代男性が肋骨を折る全治1カ月の重傷を負ったほか、男性1人が街宣車から転落し、女性1人が首への強い圧迫感を訴えるなど3人が救急搬送された。
「黒を白と報道し、犯罪者を英雄に仕立て上げる沖縄2紙」の報道ゆえ、眉に唾して読む必要がある。
だが、肋骨骨折の重傷や車から落下したのが警察官の暴力によるものなら由々しき問題である。 是非とも刑事告訴と同時に「暴力警察」の特集記事で告発してほしいものだ。
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■悩める翁長知事
ハムレットの「To be or not to be; that is the question」を子どもの頃、「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。」と教わった。 その訳の適否はさておき、「ハムレットの悩み」として知られる文言である。
翁長知事は辺野古の乱では「あらゆる手段で辺野古を阻止する」との公約を掲げて知事の座を得たので、「辺野古新基地反対」と叫んでおれば済んだ。
ところが「高江の乱」になると「辺野古の乱」のように単純なスローガンでは済まされず、本日に至るも「ヘリパッド建設」に対する賛否を明言できず、「ハムレットの悩み」を演じている。
「辺野古の乱」では一方的に「県が有利で国が不利」という印象報道してきた沖縄2紙だが、ヘリパッド建設の是非に関する翁長知事の煮え切らない態度に琉球新報もこのような翁長知事に不利な生地を書かざるを得ない。
辺野古提訴、高江着工、同日に 政府「やると言ったらやる」 参院選後、民意無視で「最短日程」強行
■本気度を値踏み
辺野古新基地建設を巡り再び法廷闘争に入り県と政府の緊張が高まる中、迫る高江のヘリパッド強行。県外からも機動隊を大量投入して強行突破しようとする政府姿勢に、県側は「不測の事態が起きたら大変なことになる。国は本気でやるのか」(幹部)と衝撃を受けている。
県幹部は「県はヘリパッド移設を条件に北部訓練場の過半を返還するSACO(日米特別行動委員会)合意は認めている。オスプレイがあるからもろ手を挙げて賛成はできないが」とあいまいな知事姿勢を説明する。
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沖縄紙の「裏切り」報道に対し、朝日新聞も黙っているわけにはいかない。
そりゃそうだろう。
わずか6基のヘリパッドの建設を認めれば、沖縄最大の面積の北部訓練場の過半が返還されるの。
常日頃「74%の米軍基地が集中する」と繰り返している米軍基地のおよそ20%が返還されることになる。
こんなオイシイ話しを翁長知事が反対するはずがないのだ。 しかもこれは住宅密集地に隣接する普天間飛行場の移設にも連動している。
朝日新聞は「ハムレットの悩み」を「板ばさみ」と表現しているが・・・。
板挟み翁長氏、工事賛否の明言避ける ヘリパッド移設
岡田玄、上遠野郷 二階堂勇
朝日新聞 2016年7月23日01時31
沖縄防衛局は22日、米軍北部訓練場(沖縄県東村(ひがしそん)など)の一部返還の条件として日米が合意したヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を再開した。抗議活動を続けてきた反対派を警察が排除。安倍政権は移設工事を急ぐ考えだ。政府と沖縄側の新たな火種に発展する可能性もあるが、地元では基地返還への期待もあり、翁長(おなが)雄志(たけし)知事は難しい対応を迫られている。
この日、移設予定地への進入口付近では、警察が早朝から抗議する反対派の住民やバリケードを排除。警察と反対派が一時、激しくもみあった。
「警察力を用いて住民を強制的に排除する事態は、県民に大きな衝撃と不安を与える。誠に残念」。上京中の翁長氏は午後、記者団に不快感を強調した。ただ、工事への賛否については「意見を集約しながら物事を進めていく」と明言を避けた。
ヘリパッド移設は、1996年の日米特別行動委員会(SACO)最終報告に、北部訓練場の半分超の返還の条件として盛り込まれた。返還される区域のヘリパッド7カ所を高江集落の周辺の6カ所に移設することが条件となった。
国は2007年に着工したが、そのころから反対派の抗議活動などで工事はたびたび中断。14年までに、県道に近い2カ所を完成させたが、残る4カ所は未着工だった。
翁長氏の言葉の歯切れの悪さの理由は、自身がおかれている状況にある。
翁長氏を支持する社民や共産は「集落に近すぎる」などとして計画に反対。県議会も21日、ヘリパッド移設工事の中止を求める意見書を県政与党の賛成多数で可決した。一方で翁長氏は、基地負担軽減のため、SACO合意の「着実な実施」を求める立場をとってきた。地元の東村、国頭村も返還への期待が大きく、自然が残る返還区域を国立公園に指定し、世界自然遺産登録も視野に入れる。東村の伊集盛久村長は「まずは返してくれるというものを返してもらうのが大事だ」と話す。
板挟み状態の翁長氏は、米軍輸送機オスプレイがヘリパッドを使用している点を挙げて、「オスプレイの運用は想定外だ」と批判してきた。ただ、環境影響評価のやり直しといった具体的な要求はしていない。
こうした中で、政府は参院選翌日の11日早朝、残りの4カ所の工事再開に向けて、訓練場内に資材を搬入した。翁長氏は「不意打ち的だ」と反発。だが、ある県幹部は言う。「高江は、辺野古のような県民的な議論になっていない。しばらく様子を見るしかない」(岡田玄、上遠野郷)
■政府「目に見える」実績づくり重視
「手順を追って丁寧に進めている。移設工事を着実に進め、一日も早い返還に向けて全力で取り組んでいく」。ヘリパッドの移設工事が始まってから約4時間後。22日午前10時過ぎに防衛省に姿を現した中谷元・防衛相は記者団にこう述べ、沖縄県の基地負担軽減に取り組む姿勢を強調した。菅義偉官房長官も同日の会見で「沖縄県の皆さんの基地負担軽減に資するようにしたい」と語った。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画をめぐり、政府は同日、翁長知事が移設先の埋め立て承認取り消し処分の撤回を求める是正指示に従わないのは違法として、地方自治法に基づく違法確認を求める訴訟を福岡高裁那覇支部に起こした。
それだけに北部訓練場の返還を先行させて「目に見える形」での実績とし、現地に根強い反米軍基地感情を和らげたい考えだ。また北部訓練場の返還は、SACOの最終報告に盛り込まれているため、SACO推進を求める翁長知事も反対しづらいとの判断もある。
移設が完了すれば、北部訓練場約7800ヘクタールのうち、半分以上の約4千ヘクタールが返還される。中谷氏は「沖縄県の米軍基地の面積が約2割減少する」と数字を挙げてアピール。政府高官は「できれば年内に移設工事が終わればいい」と語り、早期実現を目指す。(二階堂勇)
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東子さんの鋭いコメントの紹介。