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韓国人が沖縄迄出張してきて、在米軍基地撤去を求める意味はよくわからない。
日本人が韓国に出向いて、「在韓米軍出ていけ!」などと叫んだら袋叩きにあうだろう。
だが、琉球新報の本音が米軍基地撤去であることは真実。
在韓、在沖米軍「撤退を」 沖縄・韓国民衆が平和討論
北東アジアの平和や軍事基地について考えるシンポジウム「沖縄・韓国民衆会議」(嘉手納ピースアクションなど主催)が10日、読谷村地域振興センターで開かれた。韓国で米軍や韓国軍基地への反対運動に参加してきた文正鉉(ムンジョンヒョン)さん(83)は「南北統一すれば在韓米軍は撤退すべきで、嘉手納基地の米軍も米国に帰るべきだ」と語った。11日には宮古島マリンターミナルでも開かれる。
文さんは、2006年に住民の土地が強制接収された米軍平沢(ピョンテク)基地拡張工事に対する反対運動などに参加した。「ろうそく集会」を機に誕生した文在寅(ムンジェイン)政権を評価しつつ「米軍基地に関しては韓国政府は日本政府と同じように米国の言いなりで、まるで操り人形だ」と批判した。その上で「韓国の若者が辺野古の座り込みによく参加している。沖縄からも韓国と連帯し、時間がかかっても米軍を追い出そう」と呼び掛けた。
済州島で進められた韓国海軍の基地建設への反対運動についても報告した。
山内徳信元参院議員も登壇し、沖縄戦と戦後の米軍基地建設などについて語った。田仲康栄嘉手納町議は嘉手納基地周辺地域の被害などを述べた。宮古島ピースアクション実行委員会の清水早子代表は、宮古島で進む陸上自衛隊駐屯地建設の現状について報告した。
琉球新報社