ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

値上げ…

2011-04-01 09:41:20 | 時事(国内)
東京電力は国有化すべきである。

先日、東京電力の株をストップ安値で200億円分、発行株式の約2%を
買い占めた奴がいたそうである。企業価値が8割も消失してしまった
ともいわれる中、こんな時に大量に保有しようと考えるのは、一体、
誰だったのだろう?

まさか中国筋では…?

少々心配なのは、本格的に外国資本に買収されないだろうか、という
ことである。東京の電力を支配するという事は、有事の際、最も効果的
に日本の息の根を止めることが出来るのだ。

大変、恐ろしいではないか?(考え過ぎか…)

廃炉にかかる莫大な費用。農家をはじめ広範囲な人や企業に対する多大な
補償。さらに火力発電所の修理にかかる費用や、発電総量が落ちている
わけで、それに伴う収益の減収。

こんな状態で、新発電所建設もやらないといけない。

一体、何兆円かかるのだろう…。もう、民間企業としては無理である。
間違いなく破綻状態だ。しかし、電力会社は一種の独占企業なわけで破綻した
ので、営業をやめます、というわけにはいかない。さっさと一時的に国有化し
て再建するしかないのではないか。

出来る事の選択肢はいくつもないだろうと思う。

まずは、電気料金を大幅に値上げして、修復費、補償費、廃炉費などを賄うか、
増税で、それに充てるしかないような気がする。

しかし、問題は、関東と中部、そして関西での電気料金の差がどこまで許される
かであろう。とはいっても、東電地域だけを異様に高くするというわけにはいか
ないので、そうなれば中部や関西も当然、追随値上げをするに違いない。

もっとも東電は国有化されても、中部と関西は民間のままなわけで、そうなると、
むしろ利潤だけが大きくなり、中部や関西電力の社員は給与アップやボーナスな
どもドーンと出ることになり、笑いが止まらないかもしれないがそれはそれで
、我々にとってはあまり面白くないことではある。

まぁ、何はともあれ、ここ1~2年のうちに電気料金は大きく上がるに違いない。

そうなると、かつて流行った「省エネ」の発想と行動が再び脚光を浴びるだろう。
これは結して、悪いことではないが。

今回の災害は、私たちにとって様々なところで生き方についての考え方を変える、
きっかけになったと思う次第である。



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