ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

氷点下

2013-02-10 21:12:53 | つぶやき
このところ休日らしき休日を取っていなかったので、この三連休後に温泉に出かける
ことにした。

場所は奥飛騨、平湯温泉。

予約した後、平湯の気温を見てちょっと気が引けてしまった。

朝マイナス13度、日中マイナス3度、夕方マイナス6度。

終日、氷点下ではないか…。

幼少の頃からスキーをやっていた私は案外、寒さには強いと思っていた。しかし、25歳
を最後に、それ以後、スキー場にすら行かなくなり、近年、加齢のせいか急激に寒さに
弱くなった。今では就寝時の湯たんぽは欠かせないアイテムだ。

以前、冬のモンゴルでマイナス25度を体感したことがある。ありったけの服を重ね着し
街歩きを試みたが、10分も歩くと耳の穴と鼻の奥、そして後頭部が痛み出し、靴下3枚
ほど履いている足の感覚もなくなっていった。しかし、モンゴル人は普通に歩いている。
良く見ると、着ているモノ、履いている靴、帽子、耳あてなど全ての品質が違っていた。

皆、その土地の気候に合ったモノを身につけているのである。(当然だが…)

また、南太平洋のフィージーからカナダのトロントに飛んだことがあった。2月のことで
ある。フィージーは年中常夏なので、飛行機に乗る時はTシャツとタイで買ったペラペラ
のレーヨンパンツで乗り込んだ。途中、ホノルルで乗り換え、飛行機は真冬のトロントに
着いた。しかも夜だった。気温はマイナス10度。さすがにリュックから上着は出して着た
が、パンツは面倒なので着替えなかった。

空港からバスに乗り宿を目指した。街中で降りて少し歩いたところに宿はあるはずだったが、
あいにく閉まっていた。徐々に下半身が痛くなってきた。当然だ、マイナス10度なのにペラ
ペラパンツ1枚なわけである。ほとんど半裸に近い。結局、30分もかかって別の宿に辿り着いた。
急いでチェックインをして、部屋に荷物を置くと、一目散にトイレを目指した。

極度の冷えによる下痢だった。

若かったとはいえ、バカだった。

さすがに四十を過ぎると、少々、体を労わるようになる。無理をすると数日後にドーンと
疲労がやってきたりもする。

やっぱり冬は南国で、夏は涼しいところで暮らすのがベストなんだろうな…。

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