ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

面白ければ…

2013-02-20 21:46:28 | 
終日、大阪へ。

朝、名古屋を出る時は晴れていたのだが、途中の三重県で雨になって、
伊賀あたりの山間部ではみぞれになり、その後、奈良県に入ると雪に
変わり、大阪は曇りだった。

帰りに、難波の本屋で「謎の独立国家・ソマリランド」高野秀行著を
ゲット!さっそく復路の列車の中で読み始めると、あっという間に名
古屋という感じだった。

彼自身、辺境作家を名乗っているものの、近年は、もっぱら辺境とは
何ら関係のないベタな企画モノばかりで、しかも、自身の幼少期の出
来事をベースに書いた小説まで出して、おそらく周囲を、相当、がっ
かりさせていたものと思われる。そのような中、久々の辺境モノである。

まだ、途中までしか読んでいないが、取材に相当な労力、時間、費用
が費やされたようで、内容は別にしても、今後、ソマリアを知る上で
貴重な資料となるに違いない。

しかし、彼の早稲田の後輩である、「空白の五マイル」で大宅壮一
ノンフィクション賞を取った角幡唯介氏には、遠く及ばないのが悲
しいところである。まぁ、おもしろければいいのだけれど…。


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