ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

均一化

2016-06-04 22:02:11 | つぶやき
友人主催のイベント、岐阜県可児市で行われている「2016年アペリティフ 365 in 花フェスタ」
の手伝いに行ってきた。

いや、行かされた、という方が正しいかも…。

アペリティフというのは、フランスで食事の前にちょっとワインを楽しむ、というような感じの
意味らしくフランス語通訳の友人らは、この文化を日本で広めるべく活動をしている。
昨年10月にも駆り出された私は、今回も半ば強制的に呼ばれてしまった。今回は4日間の予定らし
いが、私は今日1日限定で勘弁して貰っている。

会場では、ワインや飲み物、前菜とおつまみの注文で大忙し。他にも雑貨や骨董のテントもあり
私はハンガリー雑貨の担当に…。
今の私とハンガリーの接点は何もないし、これからも間違いなくないはず。けれど、89年にまだ
社会主義だったころのハンガリーを旅行しているのが、唯一の繋がりと言えば繋がり。

お客さんで、ヨーロッパが好きな男性としばしハンガリー談議に…。

男性:ハンガリーは、食べ物美味しいですよね。

私:そうなんですか?

男性:行ったことあるんですよね?何を食べました?

私:サラミとビニールに入った三角牛乳と黒くて固いパンとキャベツの酢漬け。あとはオレンジの
色をした全くオレンジの味のしない不思議なジュースを毎日…。

男性:…、…。

どうもヨーロッパ好きな方は、グルメな方が多くて話が続かなくて困る。

社会主義末期ですら、ブダぺストでもレストランも食料品屋さんも容易には見つからなかった。
もちろん地方では言わずもがなでいつもお腹が空いていた記憶がある。

それが今やもう、東欧?最近は中欧というのか、は、すでに西側と同化してしまっている。

世界の均一化はどんどん進んでいる。

それはそうと、年に一度くらい、全く別の仕事をするのもちょっと新鮮でいいかもしれない。






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