ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

随分違う…

2016-06-19 22:07:07 | 時事(海外)
イギリスがEUから離脱すべきかどうかを問う国民投票が4日後に行われる。

離脱の要因はいくつもあるらしいが、中でも大きいのが難民の受け入れらしい。
EUに属していると、難民の受け入れを拒否できない。しかもイギリスは社会保障が
手厚く難民には人気だ。しかし、受け入れれば、それは受け入れ国の税金で保護して
いかなければならない。財政的に余裕がないイギリスはこれが結構、負担になりつつ
ある。

それじゃ、この際「もう、EUは辞めてしまおうか…」ということなんだとか。

もっとも、ヨーロッパの難民流入は、イギリスだけの問題ではないんだろうけれど、
あれだけ多くの難民が押しかける状態になると、国境を閉めたくなるのもわかならく
はない。特に島国でもあるイギリスは、シェンゲン条約にも加盟しておらず、人の
出入国には超保守的なわけで、けれど受け入れなくてはならないとなると、一層、
嫌悪感が募っているのではという気もする。

しかも、難民が異教徒というのもある。

結果はわからないけれど、おそらくは実利を取って残留…なのかな?

ただ、この件について、イギリスは「党議拘束」がまったくないんだとか。こういう一
大事おいては、個々人が判断するのが当然であって、政党のような組織が決めるべきこ
とではないというのが、イギリス民主主義ということらしい。

これが日本だったら、どうだろう。

こういう一大事ではなくても、些細なことでも日本は、まず政党という組織が方針を
決め、個々の議員はそれに従うのが普通だ。仮に異なる意見を持っていたとしても、
説得されたり、黙殺されたりする。

同じ民主主義でも、随分違うな、と思う。

もし、離脱が決まれば日本でも、円高が進み株価は下がりなどと言われている。

ほんとうにそうなるのかはわからないけれど…。

ただ、円高と聞くと、ちょっとうれしかったりもする。もっとも、それで景気が悪化と
なれば元も子もないんだけれど…。






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