ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

現状維持を…

2024-01-15 20:22:10 | 時事(海外)
4年に一度行われる台湾の総統選挙、中国と距離を置く民進党の勝利に終わった。

今度の総統は前副総統だった人らしい…。

台湾の人は支持政党への思いが熱い人が多く、とにかくその話題で友人と決別、親子関係断絶、夫婦喧嘩などが日常茶飯事なんだとか。置かれている状況が違うとは言え、日本人の政治への無関心さとは大違いだ。台湾の人で大陸と密に仕事をしている人なんかは、国民党に勝ってほしかったんだろうけれど、そうはならなかった。と、いうことは、今後もあらゆる場で、近平さんからの強い圧力が続くということでもある。で、早々、太平洋の小国のナウルが台湾と断交して中国と国交を結んだ。わざわざこのタイミングで発表させるなんて、間違いなく近平らの指示によるものと思われる。やることが、いちいち腹立たしい。まぁ、それが中国共産党そのものなんだけど…。

近平の任期は今3期目。健康不安さえなければ、もう1期続く予測が濃厚で、それが終わるのは2032年。近平は何としても自分の代で台湾を併合したいと目論んでいることから、今後この9年の間に行動を起こす可能性が高いと言われている。で、この度、総統になったこの方が2期務めるとすると、それが終わるのも2032年になる。と、するとこの2人は因縁の相手となる可能性大である。

残念ながら香港は中国返還後、約束の50年を待たずにして大陸の手に堕ちてしまった。その勢いで、台湾にもその手が迫りつつある。
戦後、日本が引き上げた後、大陸から国民党がやってきた時、台湾では「犬が去って豚が来た…」と、表現した。
今度、大陸からやってくる共産党には、豚じゃなくて何と表現するんだろう?

やっぱり近平さんだけに、「不気味な熊…」だろうか?

未来永劫、台湾には現状維持を希望したい。

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