ディズニーランドやUSJなどのテーマパークなどの料金が時期によって大きく異なることで話題になったが、今や高速道路やビジネスホテル、プロ野球のチケットなどにも広がっている。今後もこれまで定額だったものが、どんどん変動相場へ移行すると言われている。とはいえ、昔から価格変動制はある程度はあった。それこそ長距離バスの料金や航空券は繁忙期と閑散期は大きく異なっていた。旅館やホテルもそうだった。ただビジネスホテルは、今ほど大きく違っていたわけではなく、それが今や週末と平日価格には3~4倍以上の開きがあったりして驚かされる。航空券も日によって僅かながらも価格が違うようになっている。最近の変動相場価格は、昔のそれとはちょっと違っている。それがダイナミックプライシングなんて言うらしい。
つまるところ、AIによる価格設定ということになる。あらかじめ過去の販売価格や販売数、競合価格に最安値価格などのデータをAIが学習し、それを元にAIが需要予測を行いながら、その時期に最適な価格をはじき出す。ただしAIが需要予測を行うとはいえ、諸々のデータをインプットするのは、所詮人間である。つまりそこには、何かを提供する側の恣意的な思惑が盛り込まれ、利益の最大化を前提にする思考が働くような気がする。それが悪いとは言わないが、需給バランスで決まる価格設定よりは、さらに高めの価格が出されてしまう。
そしてそれをほとんど強制的に受け入れざるを得ない私たちは、どこか納得しがたい価格設定に思えてくる。それがマックスに高い時のテーマパークの料金だったり、平日8,000円のビジネスホテルの価格が週末には3万円になってしまうということだ。
ただ、結局のところ契約が成立するならその価格は適正価格ということなんだと思う。買い手には「これ以上の価格なら買わない」、売り手には「これ以下の価格なら提供しない」という選択肢があり、買い手が買ってもいい、売り手が売ってもいいが組み合わさった時にだけ契約が成立する。単純に言えばそういうことだ。
この変動制に対しては、こうれはもう安い時期に無理にでも都合をつけることでやりくりするしかない。高い時は利用しない。これに尽きる。子供と行くなら、テーマパークも学校を休ませて利用するしかない。若干、罪悪感も残るし皆勤賞を狙っている人にはお勧めできないが、学期始めの始業式なんかは授業はないから、休むならこういう日に限る。また創立記念日も狙い目である。
安く利用するなら、多少のリスクは受け入れるしかない。
それでも平日8,000円のビジネスホテルに3万円出すのは、これはもう論外で、そういう価格設定のホテルには避けたくなる衝動に駆られる。
皆が皆、そういう行動に出れば、このような論外な価格設定は徐々に減っていくのだと思う。
消費者の行動で示す、市場の原理を理解してもらうしかない。
つまるところ、AIによる価格設定ということになる。あらかじめ過去の販売価格や販売数、競合価格に最安値価格などのデータをAIが学習し、それを元にAIが需要予測を行いながら、その時期に最適な価格をはじき出す。ただしAIが需要予測を行うとはいえ、諸々のデータをインプットするのは、所詮人間である。つまりそこには、何かを提供する側の恣意的な思惑が盛り込まれ、利益の最大化を前提にする思考が働くような気がする。それが悪いとは言わないが、需給バランスで決まる価格設定よりは、さらに高めの価格が出されてしまう。
そしてそれをほとんど強制的に受け入れざるを得ない私たちは、どこか納得しがたい価格設定に思えてくる。それがマックスに高い時のテーマパークの料金だったり、平日8,000円のビジネスホテルの価格が週末には3万円になってしまうということだ。
ただ、結局のところ契約が成立するならその価格は適正価格ということなんだと思う。買い手には「これ以上の価格なら買わない」、売り手には「これ以下の価格なら提供しない」という選択肢があり、買い手が買ってもいい、売り手が売ってもいいが組み合わさった時にだけ契約が成立する。単純に言えばそういうことだ。
この変動制に対しては、こうれはもう安い時期に無理にでも都合をつけることでやりくりするしかない。高い時は利用しない。これに尽きる。子供と行くなら、テーマパークも学校を休ませて利用するしかない。若干、罪悪感も残るし皆勤賞を狙っている人にはお勧めできないが、学期始めの始業式なんかは授業はないから、休むならこういう日に限る。また創立記念日も狙い目である。
安く利用するなら、多少のリスクは受け入れるしかない。
それでも平日8,000円のビジネスホテルに3万円出すのは、これはもう論外で、そういう価格設定のホテルには避けたくなる衝動に駆られる。
皆が皆、そういう行動に出れば、このような論外な価格設定は徐々に減っていくのだと思う。
消費者の行動で示す、市場の原理を理解してもらうしかない。