ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

難関

2012-01-14 10:46:35 | 時事(国内)
今年も今日からセンター試験だ。

昨年はケータイ早打ち浪人生がカンニングで世間を
騒がせたものである。あれからもう1年がたった。

あの浪人生、今年はどうするのだろう?
昨年の一件で、今年はやけに携帯持込について厳しく
なっている。

まぁ、奴のせいで、携帯を使って控えめにカンニングを
考えていた受験生にはいい迷惑に違いない。

それにしても、電源を切るところを試験管が確認し、それ
でも、もし、携帯の着信音が鳴るなどしたら、即、退室な
んていう学校もあるらしい。

しかしである。

世の中には既にこういう商品があるのだ。

NTT西日本が開発した眼の前を撮影して内蔵マイクで会話も
出来るメガネである。

つまり見かけはメガネなのである。そのメガネを通して試
験問題をカメラの向こうでも見ることができるのだ。
そして、その映像を見て回答をマイクで喋れば内蔵マイクで
、眼鏡をかけた人間にも伝わるというものである。

まさにカンニングのために開発されたような品物だが、映画
「ミッションインポッシブル」にでも出てきそうなものでも
ある。

しかし、イマイチ開発不足なのは、このメガネが一見、
ちょっと怪しいサングラスに見えることなのである。
システムは完璧だが、外見がスリムではないのだ。
これでは、試験会場に入った時から目をつけられてし
まう。

もし、NTT西日本にもスティーブン・ジョブズ氏のような
方がいれば、このようなものにはならなかったはずである。

残念なことである。

おそらくはカンニングも現代に至っては、不倫と同じように、
もはや「文化」と呼べる域に達していると思われる。
あっこれは石田純一だけか…?

しかし、今後もまた、イタチごっこは続くに違いない。

いずれにしても、誰にも見つからずにかいくぐって行くこの
道もまた、難関ではある。

健闘を祈りたい。



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