ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

端島ロス

2024-12-24 19:03:13 | つぶやき
今日、録画しておいた「海に眠るダイアモンド」の最終回を観た。

本当に面白いドラマだったと思う。端島を舞台にした物語だったが、戦後から現代を生きた日本の息づかいをちょっと感じることができたドラマだった。最後のシーンはタイタニックの最後を思わせる演出も良かった。辛いことばかりでも、その分報われる最後であれば良かったのかもしれないけれど、そうはならなかった。それでも主人公の人生は悲観ばかりではなかったと思わせる最後だったから救われた。続きやスピンオフも観たいけれど、どう考えても続きようがない物語で、これはこれで良かったのかも。端島で暮らしていた人たちは、全員が観たんじゃないかと思う。あのセットには、相当お金がかかっているはず。もしもタイムスリップができるなら、当時の端島へ渡り、朝子の働く食堂でちゃんぽんを食べ、端島銀座を歩いてみたい。

今日はクリスマスイブ。
クリスマスが終われば、すぐに年末年始、正月がやってくる。今年は奇跡の9連休ということで、旅行に行く人も多いと盛んに宣伝されている。それでも正月に海外旅行する人は約50万人だという。考えてみれば、日本の人口からすると0.5%にも満たない。200人の従業員がいる会社に例えると、海外旅行するのはたったの一人だ。世界的な中間層の急増にともない、海外旅行者が世界全体で増え続けているのとは対照的だ。

韓国に一人あたりのGDPも抜かれ、3年連続かなんかでG7でも最下位となっている。為替の影響もあるとか、人口比での比較は一概には言えないなどという解釈もあるんだろうけど、下降線を辿っているのは間違いない現実である。しかもまだまだ底は見えず、これからも落ち続ける予測も出ている。
せめてそれに備えた心の準備と、かつてのアジアナンバーワン意識は、すでに昔話だと認識しておかないといけない。

来年はロシアとウクライナの戦争終結、円安の解消、物価の安定、震災ゼロで、今年よりは少しでも良くなってほしいなと思う。


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