ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

ハイパーインフレ

2014-12-09 21:26:09 | 時事(国内)
円安が止まらない。

あっさり120円を超えた。中国元も1元20円迫り、中国の物価もインフレに
円安が追い打ちかけて急上昇だ。輸入品も軒並み上がり、ここまでくると安倍
さんが当初から言っていた「デフレからの脱却」という言葉が恨めしく感じるほ
どである。

先日は、日本の国債の格付けもランクダウンした。詳しくはわからないけれど、
国の借金もここまで膨らむと、もはや返済しようにも返済できない状態ではない
のだろうか?

けれど、財務省は密かに究極の返済プランを考えているらしい。

日本は第2次大戦中、国家収入の9倍だか10倍の借金をしていていた。
もはや負け戦が決定的になり、返せる見込みも完全になくなりつつあった終戦間際
に大量にお札を刷っていた。。つまり意図的にハイパーインフレを起こして借金返
済を楽にしようと企んでいたそうである。

ハイパーインフレとは、短期間の間に物価が2倍や3倍になり、また通貨の信用が
なくなり、これまで100円で買えていたものが1万円出さないと買えなくなるなどの
通貨が紙切れ状態になること言い、かつてのアルゼンチンやジンバブエ状態のこと
である。

そして終戦後、思惑通りこのハイパーインフレのおかげで日本は、預金封鎖と新円
切り替えで、楽に借金返済を終えている。

現在、国家収入の13倍とか14倍の借金で凌いでいるのが日本の台所事情である。

おそらく今度の選挙でも自民党が勝ち、安倍さんは、さらにお金を刷り続けることに
なる。所詮、政治家は国民の人気取りのために、国の収入にあった支出に抑えること
ができないでいる。つまり本気で返そうとはしていない。

けれど借金がある以上、いつかは必ず、Xデーはやってくる。

これからは、ある程度、何らかのインフレ対策をしていくことも必要なのかもしれ
ない。

その前に貯金しなきゃ…。

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ある日の日曜日

2014-12-07 21:14:54 | つぶやき
12月7日の今日、新幹線が青函トンネルを走ったとのこと。
もちろん試運転だが、これで九州から北海道までようやく新幹線が繋がる。

確かに便利にはなるのだろう。けれど飛行機の運賃がLCCなどの参入でこれ
だけ安くなると、たいして割引のない新幹線にありがたみも、さほど感じな
いような気がするのだけれど…。

あれっ、でも北海道新幹線て東京や関東近県の人が札幌や函館に行くときに
使うわけではないのか?東北の人や函館の人が札幌へ行く時に使うのか?
良くわからんな…。

その代償に札幌行きの北斗星が廃止されることが決まったとのこと。
これで日本のブルートレインが全廃になる。別に鉄ちゃんではないけれど、
旅情をかきたてる夜行列車というものが無くなっていくのは、寂しいこと
ではある。昔、通勤通学時に度々、大宮駅で札幌からの北斗星を見かけて
いた。あのブルーの客車には、これから仕事や学校へ向かう現実から、少し
だけ現実逃避をさせてくれる何かがあった。一度くらいは、乗っても良かっ
たかもしれない。

私が小学生の高学年の時に、ブルートレインブームというのがあった。
今でいう鉄ちゃん以外にも、にわか鉄ちゃんがたくさんいた。私もその一人
で、度々、友達と上野や東京駅に鉄道の写真を撮りに行った。

また、発着駅以外にも車両基地のある東大宮や尾久駅にも行った。
小学5年のある日の日曜日、友達3人と尾久駅に行った。尾久駅は上野の
隣の駅で車両基地がある。ここに当時、東北線や上信越線を走る特急や寝台
列車が数多く停まっていた。現在、北斗星は折り返す間、ここに停まってい
るはずである。

最初は尾久駅のプラットホームから通過する列車を撮っていたのだが、その
うち友達のひとりが「こっそり、あっちに降りちゃおうよ…」と言い出した。
皆すぐに賛同し、ホームの先端まで行き、3人でそこからダッシュで車両基
地向かって走り出した。

そこは、まさに撮り放題だった。

しばらくは、誰にも邪魔されず、大興奮だった。

しかし、見つからないわけがない。15分後にはヘルメットをかぶった国鉄職員
に見つかり、駅とは反対側の事務所に連れて行かれた。

そこで名前と学校名、住所と電話番号を聞かれ、こっぴどく叱られた記憶がある。
けれど、その場で連絡されることはなく、駅まで誘導されて放免となった。
ただ、子供ながらに「明日には学校に連絡され、さらにこっぴどく叱られるだろう
…」と想像し、3人とも相当、落ち込んでいたことを覚えている。

けれど収穫もあった。

連れて行かれた車両基地の事務所には、往年の列車のヘッドマークや行き先表示
のサボなどが、ずらーっと飾られていて、それはもう、棚ぼただった。
親切にも職員の人らは、「ゆっくり写真を撮ってきなさい…」と言ってくれて、
端から撮らせて貰った。

今でも実家に、この時の写真は保管してある。

新幹線で帰省する時、必ず東京駅と上野で乗り換える。
その後、上野から尾久を通る時、時々、外を見ては、当時を思い出す。

先日も、帰省時に尾久を通りかかった。車両基地には北斗星らしきブルーの車両が
停まっていた。このブルーの車両が見られるのも、残りわずかだと思われる。

どんどん、昭和が遠くなっていく…。

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さらなる進化

2014-12-06 19:21:49 | つぶやき
名古屋も初雪が降った。

寒かった。

車検の代車として電気自動車の日産「リーフ」を貸していただいた。
初めて乗った電気自動車。操作はスマホや携帯をいじっている感覚
で、まるで高性能なゴーカートを運転している感じだった。

そして、何よりも静か。エンジン音どころか振動すらしない。
それでいて加速は十分で、乗り心地は抜群である。特に年配の方に
はお薦めかも…。

けれど、売れ行きは今ひとつなんだとか…。

難点は、やはり充電場所の確保と航続距離の短さなんだろうと思う。
フル充電で160キロから180キロしか走らない。しかもヒーター
やエアコン使用時ではさらに短くなるという。
正面のモニターに航続可能な距離が示されている。けれどヒーターを
入れると、どーんと数字が減っていく。

充電時間も問題ありありだ。正面モニターに、フル充電までの家庭用
電源での時間が示されている。100Vで10時間、200Vで7時間などと出て
いる。夜間に充電すれば…というのはわかるが、急ぎの場合や連続して
の長距離には全く向かない。日産の営業所には30分ほどでフル充電出来
る急速充電があり300円ほどでやってくれるらしいが、どこにでもある
わけではないし、どこにでもあるガソリンスタンド並みの便利さには程
遠い。

ただ、家庭でのフル充電でも200円ちょっとで、しかも160キロほど走っ
てくれるのは、確かに安い。ガソリンとは比べ物にならないほどだ。
しかもオイル交換も必要ないし、メンテナンス費用は格段に安く済むの
もメリットだろう。

けれど売れない…。

やはりガソリン車と同じ程度の便利さを享受できないところ…なんだと
は思う。

まぁ、モノは考えようで、長距離は乗らないとか、あまり車自体に乗ら
ないなどという人にはお薦めかもしれないけれど…。

ゴーンさんには、さらなる進化を求めたい。

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観なきゃ良かった

2014-12-04 21:59:01 | つぶやき
今日、お客さんと病気談義になった。

2年前にガンで手術をし、現在、転移はなく経過は良好だという。
帰宅後、30代の夫婦が共にガンを宣告されたドラマを観た。

お客さん曰く、ドラマは実話で奥さんの方は昨年夏に亡くなり、
旦那さんの方は、先月だがに亡くなったとのこと。2人の子供を
残して…。

何とも言葉がない。

昨年2月に、妻の従兄弟の奥さんが、2人の子供を残し、39歳で
ガンで亡くなったのを思い出した。
身近でそんなことがあったので、ドラマの出来事が、よりリアルに感じ
て、ちょっと気が重くなった。

観なきゃ、良かったかも…。

健康でさえいられれば、それでいいんだな…。

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年末いろいろ…

2014-12-02 20:49:15 | 時事(国内)
原油価格の急落が続いている。

1バーレル65ドル切ったとか…。近年はずっと100ドルあたりだったので
その差は凄いことになっている。確か飛行機のサーチャージも50ドルを切ると
それ自体が無くなる(航空会社にもよるが…)と謳っているので、これはうれしい。

その前に、早急にガソリン価格に反映させてほしいところだ。2000年ごろだったか、
当時、ハイオクがリッター100円切っていた時代もあったな…。
灯油も80円台の記憶もある。

バブルの頃、「トリプルメリット」という言葉があった。

円安、低金利、原油安である。今は円高、低金利、原油安と円高のみに違いがある
けれど、バブル再燃なんてないだろうな…。いずれ弾けるのがわかっていても、生
きている間に、それも働いている年代で経験してみたいのがバブルだ。

ありえないか…。

年末なのに選挙が近い。どうせ自民が圧勝なんだろうな。野党がへろへろで、さらに
その腰骨を折りに来るとは、安倍さんは、そこだけは首相を二度やっただけはある。

みんなの党は解党した。これでアジュンダの顔をしばらく見ないで済むのでまぁ、良か
った。小沢さんのところの生活の党は、発足時の未来の党では61議席あったのが、負け
て負けて負け越して今や7議席ほどらしい。その皆さんも、ポロポロ逃げており、解党
間近である。小沢さんも、すでに過去の人になりつつある。

民主も過半数を狙える候補者を擁立できないし、すでにやる前から、勝算がないことを
認めている。

共産党はいつものように、ほぼ全ての選挙区に候補者を立てても、日本人はみんな共産党
なんか大嫌いなので、所詮、いつもの議席に収まるだろう。今や蟹工船ブームもすでに過
去のものになっている。

それで、維新はどうなったのだろう…。

社民は、すでに存在意義すら乏しくなっている。

で、惨敗記録更新中の幸福実現党だが、今回もまぁ、間違いなく惨敗に違いない。信者の数
から見れば、一人くらい当選してもよさそうだが、やっぱりあれは水増しなんだということ
がバレバレだ。しかも、大学を設立しようしたらしいが、却下されたらしい。
池田大作は、八王子に大学を設立しているというのに…。もっとも、大川隆法には認めない
のは懸命な判断である。

なんだか、結果がわかっている出来レースみたいで、おそらく選挙速報も盛り上がらないに
違いない。

行かない人も多くなりそうだな…。(基本は行かないとダメである!)

当日は、腹痛がでないといいけれど…。

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