ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

あの頃と…

2014-12-18 21:02:50 | 時事(海外)
朝起きると、一面、銀世界だった。

名古屋の大雪、9年ぶりだとか…。まったく記憶にないけれど…。

アメリカとキューバが国交する。

てっきりアメリカは、キューバが自然発生的に内部崩壊して、共産主義
を捨て去るまで、経済制裁の解除と国交回復なんてしないと思っていた。

それが、急にどうしたんだろう…。

世界残った数少ない社会主義国家、いや、唯一といってもいいかもしれない。
北朝鮮は社会主義というよりは、専制君主の絶対王政に近い。配給制も平壌
以外は、ほぼ崩壊しているから、自給自足の経済体制だ。

それに比べ、キューバは未だ、かろうじてがんばっている。もっとも今は
若干の市場経済を導入しており、実際はどうなっているかわからないけれど。

私が訪れた1998年当時は、まだ配給もちゃんとあった。一般家庭に滞在
していたので、配給の量や品数なども覚えている。各家庭に一冊、配給手帳
もあってそこに毎月、配給されたモノと量が記載されていた。
ただ、当時でも肉、魚などの配給は充分ではなかった。また、シャンプーや
石鹸、食料油も不足していた。

国営商店でも、現地通貨で買えるものはほどんどなかった。

この国が、相当、モノ不足なんだと実感したのは、滞在してから1週間くらい
してからだったと思う。

けれど、キューバは一年中、暑いし、皆、音楽が好きで、人々はラテン気質で
底抜けに明るい。なので、一見すると貧しいとは思えないので、何か勘違いし
てしまいそうだった。

あの頃と比べて、今は、どうなんだろう…?

アメリカの経済制裁が解除されると、きっと一気に、様々なモノが入ってくる
ようになる。けれど、モノはあっても、皆が、それを持てるようになるのか?

今までなかった、多くの問題や難題が出てきそうな気もする。
治安も悪くなったりするんだろうか?

できるなら、もう一度、行ってみたい。

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