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ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

春を感じながらガッタンゴー

2025-04-13 13:19:22 | アウトドア
飛騨市、神岡鉄道(旧国鉄神岡線)の廃線跡を電動自転車で走る”レイルマウンテンバイク ガッタンゴー“へ。渓谷コース。
2ヶ月前に予約、天気は運任せ。なんと今回は前日の金曜日と翌日の日曜日は天気悪く、運良く土曜日だけ天気が良く。

朝4時過ぎの名古屋。満月に近い月に見送られながら

渓谷コースの出発点。昔の駅跡

懐かしいビンの飲料水も



電動バイク、往路は若干の登りなので楽に。


周りの山々にはまだ雪が

暖かい春の風を感じながら




トンネルを抜けると鉄橋。ガッタン、ガッタンという線路の音が渓谷に響きます











往復、50分、とても気持ち良かったです

ガッタンゴーを利用すると昼食、飲食店の飛騨市のクーポンがついています。我が家はいつもホルモンの“きのえ”さんでホルモンを。神岡の街は神岡鉱山で栄えた街。昔の働く人達のエネルギー源としてホルモンは良く食べたられていたもの。
お店は神岡城の下に
お昼は高山市へ。
月曜日から春の高山祭り。気候も良かったためか、宮川の朝市は外国人でごった返していました。日本人を探すのが大変なくらい。馴染みのおばちゃんと挨拶をして早々と退散。飛騨春慶のお店に顔を出して色々と。アジア系の人達は春慶塗(というか木工品)には興味示さないが、西欧系の人達は良く来ると。確かにあふれている外国人観光客、アジア系は少なく殆どが西欧系の人達でした。
お昼は同じ歳のマスターのお店”トワメゾン“さんへ
飛騨高山の老舗のステーキ店から独立して昔からの夢だった洋食店へ。

元々フランスへ行き、フランス料理の研鑽を。そして高山の老舗店へ。とても美味しいランチ。そして楽しくお話を。今はランチだけですが、そのうちディナーも、と。
美味しいランチのあとは名古屋へ。高山市久々野にある“坂本酒店”さんへ。世界中のワインがある隠れた名店。地下にはワイン用の部屋も。我が家はいつも、お手頃価格のスパークリングワインを。
昔、高山市のお店で親しくさせていただいたソムリエさんから”餃子、たこ焼き“にスパークリングワイン、合いますよ、と教えてもらってから。餃子は醤油ではなくて柑橘類に黒胡椒を入れて。“シャンパン餃子”。
今回はモルドバ産と物凄く安いチリ産を勧めてもらって購入。
あとはのんびりと名古屋へ

夜は名古屋でも美味しいお店”おでんの幸主“さんへ。
ごちそうさまでした




































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3月に観た映画

2025-04-02 16:41:14 | 映画
映画、ドラマなどで作曲で引っ張りだこの菅野祐悟さん監督の映画。映画というよりも、抒情的なアート作品。ストーリーはあるもののどちらかというと視覚と聴覚(音楽)とを融合させた少し変わった映画

愛知県江南市での実話。脳腫瘍のためにまだ20歳前の主人公は崩れていきますがそれを支える家族とそれぞれの思いを。江南市の街、自然をとりまぜながら。

“35年目のラブレター”とても素敵な映画。原田知世さん、”私をスキーに連れてって“の時の可愛さから40年以上経った美しさ。そして上白石萌音さんの透明感、とても素晴らしい映画。嫁さんと一緒でしたが、映画とは違って結婚したことに後悔しているのだろうな、と少し複雑な気持ちに。



今から70年前の名作。名優ジーンケリー、喜劇俳優でもあるドナルドオコナー、テビーレイノルズ(キャリーフィッシャーの母)の可愛らしさ。そしてシド・チャリシーの妖艶なダンス。VFXなど無い70年前、見事なダンス、そしてモダンダンスを取り入れ無声映画からトーキーへの移り変わる時代を見事に。何度観ても素晴らしいと思う名作。

観たかった映画ですが都合が悪くて観るチャンスが無かった映画。賞をとったので探すと朝一番で1回だけ上映。早速。日本らしい、そして時代劇へのオマージュ、なんと言っても俳優さん達の熱量が伝わる素晴らしい映画。昨年、今年と100本近い映画を観ましたがその中でもトップクラスの素晴らしさ。監督さんが私財をなげうって京都撮影所で撮った素晴らしい映画。もっと早く観るべきでした。

ボブ・ディランの若き日のエピソードを。ウディ・ガスリー、ピート・シーガー、ジョン・バエズ、他のそうそうたる人達との関わり。知っている曲も。ただ、伝記になる歌手はだいたい成功してから落ちていく、という人が多い中でこのボブ・ディランは色々あっても成功者であり続けているので映画としての盛り上がりは欠けて淡々と。ただ吹き替えはなく全て俳優さん達が歌っているのでそれは聴きどころあります。



岐阜県長良川を舞台にした岐阜県出身の作家松田悠八さんの”長良川スタンドバイミー1950“を映画化。金子雅和監督は大自然の中で民族学に基づき作品を作る監督さん。山の民と里の民の交わってはいけない世界を、極力自然の川、風の音を使って美しく表現。華村あすかさんの透明感と美しさも素敵です。圧倒的自然の大きさの中での人間の営み。美しい、渓谷に圧倒される素晴らしい映画。

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インバウンドについて色々と考えさせられたスキー

2025-03-31 18:25:11 | スキー
今シーズンは雪が多くて、スキー場にも雪が。
野沢温泉にも雪が多いので3月末に





無料循環バスも3月末まではとりああえず運行。
バスの中は金曜日ということもありますが、シーズン中は外国人で溢れかえっていましたが数人だけ。

ゴンドラも我が家だけ



外国人も殆どおらず、若い日本人、家族連れ。ゲレンデも空いていて気持ちよく。



有名になった道路標識。ステッカー剥がした跡が痛々しいです
天気予報通り、午前中は視界あったものの、ガス、そして雨も。雨が激しくなってきたので午前中で下山してお昼を。
ところが、昼を食べようとしても営業していないお店が沢山。ようやく見つけた昔からのお店で。





ゲレ食で食べたかったカツカレーを

お店には有名人の色紙も。ほんの一部。

野沢温泉では久しぶりの選挙。いつもは定員のみだってのに今回は定数よりも1名多くて選挙。そのためか地元人たちも数少ない営業しているお店に沢山。

いつもは混んでいる民宿街にある松葉の湯。

誰もいません。ということで、足を入れるのが大変なくらい熱い。ようやくなんとか。
夜は昔からある、でも味も変わってしまった中華料理店で。
やはり外国人がいなくなった結果、営業していないお店も多かったです。
野沢温泉はスキーシーズンには外国人で溢れかえって夕食難民で有名になっています。今は逆に外国人いなくなった途端に今度は日本人が昼、夜ともに食事をとることが困難に。日本人が日本で楽しむことができなくなっている、これがインバウンドを増やそうとしている日本政府の施策の結果。

土曜日は天気悪く雨模様なので飯山の街へ

高橋まゆみ人形館、昨日、展示物を入れ替えたので訪問。昔懐かしい昭和の風景を楽しむことができました。

飯山は長野県スキー発祥の地。

妙専寺の住職、市川達譲師が上越高田でのレルヒ少佐のスキー教練に参加。そして戻ってきますが、その時に長野県で初めてのスキーとされています



市川達譲師の銅像。雪の多い冬の季節には雪に埋もれていてこの銅像に近寄る事ができません。





飯山の街なかには多くの仏壇店。仏壇の街として有名。その仏壇を作る木工の技術もあって飯山には多くのスキーメーカーがありました。
飯山は寺の街。
その中に、正受庵があります。
映画“阿弥陀堂だより”でモデルとなった寺。







雪に埋もれていましたが春近づきようやく雪解け









雨が降っているので雨粒
オヤマボクチをつなぎに使った”富倉そば“を。オヤマボクチは昔の火縄銃に使われていた植物。独特の歯ごたえ

戻ってきて散歩がてら野沢温泉で一番奥にある滝之湯へ。

一番奥にあるので外湯巡りをしている人以外は中々来ないので空いています。

冬のシーズンには閉鎖されている足湯。春になると解放されます。外湯のあとでは温く感じます。

野沢温泉の醸造所で作られたビールを。
いつもツアーの時に寄らせて色々と話をさせていただいている久保田商店さんで買ったビールをお店の外のベンチで。

夜は食事の前に外湯で。
地元の人しかいらっしゃいませんでした。お年寄りの方と話をしたら、家の風呂には入った事はないなぁ、外湯のほうが広いし、と。
野沢温泉温県の方々は幸せですね。

月曜日、午前中は天気もちそうな予報なので今シーズン初めてのクラシカルツアールートへ。
灯籠木峠から水尾山、奥志賀林道経由七ケ巻(ならまき)へ。

水尾山へユルユルと



水尾山山頂で。
前日に多くの人がツアーに来たようで多くのトレース。

水尾山から奥志賀林道へ。
前日に来た多くの人達は気づかなかった隠れた斜面へ。誰も滑った跡のない真っ白な斜面を我が家だけで。20年以上通いつづけている我が家の特権かな。

奥志賀林道へたどり着くと雪がチラホラ。

滑ってきた斜面


奥志賀林道から七ケ巻へ。



七ケ巻(ならまき)へたどり着く直前、滑り降りる方向を間違えて3mの壁の上に着いてしまいました。下に除雪した雪の山があったので飛び降りました。ツアーをしているとこんな事もあります。

七ケ巻のバス停。
この“七ケ巻”という地名、本来は”ならまき“と呼ぶのが元々の地名。しかし、数年前から“なながまき”と。この”七ケ巻“を“ならまき”と読むのは難しいかもしれません。でもこうやって本来の歴史的名称が消えていくですね。



バス停は地元の方の倉庫。

中には、ケンメリのポスター。岩城滉一さんの若かりし姿。



一日朝、昼、晩と3本の”バス“。かつては小型バスでしたが、乗客の大幅な減少によって数年前からワンボックスカーに。

“バス”は我が家だけだったので野沢温泉の中央ターミナルで降ろしてもらいました。
宿に戻って近くの外湯で汗を流してからチェックアウト。

いつも温泉饅頭を買う”みゆき商店“さんの“道祖神饅頭”を。上品な甘さの餡とチーズの入った個人的一番好きな温泉饅頭。

帰りの車の中のおやつ代わりにバナナ1本をカステラと生クリームで包んだ”バナナボート“を。
とても美味しい、この地方のお菓子。

空いている高速道路で、名古屋へ名古屋は桜が真っ盛り。

春です。

インバウンドを進める今の日本政府の施策に色々と考えさせられました。








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”修行“のスキーツアー

2025-03-23 21:47:03 | スキー
春うららかな妙高笹ヶ峰へ。

中国からの黄砂の影響か山々も霞んでいます

妙高山もくっきりと、と言いたいところですがやはり霞んでいます

知人と妙高笹ヶ峰へ。すると杉ノ原スキー場のゴンドラ乗り場に、遊び仲間の知人の先生が。高谷池ヒュッテへ泊まりがけで行くそうです。

ゴンドラ降り場で記念撮影。先生頑張ってください!

我が家はユルユルとステップソールで。
林道途中から池ノ峰へ向かって

手つかずの原生林

人工林も。このルートは昔のままの原生林と人工林が見事です






笹ヶ峰林道を

大きなミズナラの木。もう40年近くこの地に来ていますが、このミズナラの古木に会うと、笹ヶ峰に来たな!と。そしてミズナラの古木も“よう来たな!元気たったか?”と言われているようです。
でもかなり朽ちて来ているので、そろそろ倒されてしまうかもしれません



案内板も例年になく深い雪に

なんと、妙高市が見晴らしよくするために原生林を伐採した場所。SDG'Sをうたっているのに何をしているのだろうか?結局は観光客用のためなのでしょうね。
でも見晴らしは良くなりましたが
今年は笹ヶ峰入り口にある故君新潟県知事の揮毫による石碑、完全に雪に埋まっています。
40年近く通っていてこれほどの雪はあまり記憶にありません。

笹ヶ峰牧場の中を


清水ケ池。
金山、焼山も。

いつもは出ている看板も雪深く



清水ケ池で昼食とって、まったりと

高妻山、乙妻山、そして日本一の広さのドイツトウヒの森

互いに無事に!と。ミズナラの古木と。


ククサにできそうな木瘤。
最近はククサの意味を完全に取り違えています。元々はこのような木にできた瘤から作っていたのがククサ。今は木をくり抜いたカップをククサと呼んでいますが本来の意味でのククサではありません。ククサに適した木瘤が無くなって、フィンランドではククサの有名な製造元、”ブーハリ“が廃業してしまいました。
我が家はに昔からククサを集めていてブーハリを含めてフィンランドのいくつかの製造元のものがあります



本来ならば、笹ヶ峰林道、ステップソールでも気持ちよく滑っていき、時にはそのスピードコントロールが必要となることも。ところが、今回は全く滑らない“ストップ雪”。黄砂の影響ですね。
下りなのに、往路よりも体力使いました。腕はパンパンに。
何よりも加齢による体力の衰え、筋肉の衰えを感じました。65歳を超えるとそれ以前とは随分と1年間の時の経過による体力の衰え。

夕方の妙高山

つい先日までは雪の壁に埋まっていたバス停も雪から出てきています。

夜は赤倉の”うどんの歩“さんで
いつもながら山浦さんの選んでくれた美味しい食べ物

この日から炭の囲炉裏
昔のお店のものを。日本だなぁ、とホッとします。


本当に美味しかったです。ありがとうございました!

翌朝、朝のうちは妙高山に朝の陽光があたって綺麗。
でもだんだんと、黄砂、花粉、そして雲が出てきて妙高山は見えなくなってしまいました。
こんな状況でスキーをしても楽しくないし、身体にも悪そうなので
スキーは諦めて関山神社へ。

雪に埋もれていた関山神社、かなり雪は溶けていました。周りの杉の木々。赤く花をつけていました。見るからに目がショボショボ、鼻がムズムズしそう。

あまりじっくりと見たことありませんでしたが関山神社の彫り物、龍がとてもしっかりと。






少し足を伸ばして鮫ヶ尾城跡へ。ここは妙高でも早くカタクリが咲く場所。例年はちょうど今ごろに数輪咲いています。今年は雪が多かったためか、もう少しで咲きそうな蕾が。
あと二三日で咲きそう。
ちょうど、鮫ヶ尾城跡の遊歩道を除雪されていた地元の方達とお話をしたりして。
鮫ヶ尾城跡から南下してなごやへ。高速道路使わずに一般道で。混雑する長野市内、松本市内を迂回しながら木曽路へ。

つい先日まで雪に覆われていた木曽村。ようやく福寿草が。

福寿草は咲き始めた時が一番みずみずしく黄色が鮮やか。





とても目に染みるような鮮やかな黄色。
いつも寄らせていただいている上松の“越前屋”さんへ。着いた時間が15時だったので終わりかな?と思ってお店の中をのぞくと、大丈夫ですよ!と。

お店の方と話をすると、ちょうど2人分の蕎麦が残っていたそうです。我が家が注文するとお店の方が暖簾を取り込んでいました。

この越前屋さん、創業400年。日本で2番目に古い蕎麦屋さんだそうです。

お店には20年に一度の伊勢神宮式年遷宮の御神木の伐採のポスター。近くの赤澤自然休養林で。
前回の伐採の直後にその跡をみました。もう20年経ったのですね。

歳とりました。
























































































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スキーヤーオンリー

2025-03-20 20:19:27 | スキー
今年は雪が多いため、春近くになってもまだスキーが。
日帰りで比較的年配者に優しい“木曽福島スキー場”へ。名古屋からは150kmの距離。往復ともに高速道路を使わなくても3時間強。
50歳以上はリフト料金安く(70歳以上は更にお得)、子供にも優しいスキー場

なんと言っても、スノーボード禁止、スキーオンリーのスキー場

一番下のゲレンデにも雪が(昼前には少し土が見えた場所もありましたが)


なんと言ってもこのスキー場は景色が素晴らしいです。

御嶽山



乗鞍岳
中央アルプスと南アルプス



そしてこのスキー場の素晴らしい事は、毎晩スタッフ(通称“夜部隊”)の方達がこれでもか、というくらいにピシッと整備されたゲレンデ。見事にピステンの作業の後が一直線の波。ボールを置いたら真っ直ぐこの波に沿って転がりそうです。スキー限定のスキー場なのでこの見事な整備されたゲレンデを堪能できます。スノーボーダー、特に初心者はせっかく整備されたゲレンデを、雪を”こそげ取って“しまい、あっという間にゲレンデがガタガタにしてしまいます。それがないだけでも楽しむことができます。



どのコースも御嶽山へ向かって滑っていきます
今日は半日券なので昼前まで、殆ど休みなく。久しぶりに気持ち良いスキーでした。

名古屋へ戻る途中、上松の越前屋さんへ



お店の前には福寿草

お店の方と話をすると、福寿草がようやく出てきた、と思ったら昨日雪が降ってしまったと。

すんき蕎麦。
木曽地方独特の漬物を発酵させた冬の保存食。酸味が蕎麦つゆと相まって絶妙な味。
最後に蕎麦湯をいれると、酸味と蕎麦つゆをまろやかにして味わえます。
今日も美味しくいただきました。

名古屋にはナビで迂回しながら夕方前に。

心地良い日帰りスキー




































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