乗鞍スカイライン。数年前に大雨で崩壊。修復したもののすぐにまた大雨で崩落。2年ぶりに8月20日に仮設道路と片側通行で仮復旧。乗鞍岳へのスカイライン側からのアクセスが復旧。
先週末が台風で通行止めとなり、今週末が本格的な週末に。
朴ノ木平バスターミナルには車中泊した人もおり物凄い人。
でも、誰もバス乗り場に並んでいません、初めての人達ばかり?
我が家が乗り場にザックを置いた途端に物凄い人達が車から出てきて列に。我が家が先頭に。並んだ人達に申し訳ないですね!と言うと、いや、皆さんどうして良いか分からなかったので良かったですよ!と。
濃飛バスのスタッフの方達も手慣れたもので、乗車券購入も混乱なく。
始発は7:50なのですが余りの人の多さで7:30に臨時便。勿論我が家が先頭に
スカイライン入り崩壊部分へ
火山の山、崩れやすいスカイラインなのでトンネルで崩れやすいところを通過する計画を。数年後完成予定
仮設道路。完全に中に浮いています。
この日は自転車の人たちも沢山います。
この日の最初の濃飛バスの運転手さん、運転しながら観光案内も。このスカイライン、戦前に陸軍が高度飛行機の実験場を畳平に作るために作られた道路だそうです。しかも、たった1年で作られたというので驚き!
平湯温泉下山口で下車。我が家だけ。バスのお客さんが手を振ってくれましたのでこちらもふり返しました。
天気はガスが多くて北アルプスのパノラマは見ることができません
晴れていればこのようなパノラマ。昨年の写真
ときおり雲の切れ間から北アルプスも。
バスターミナルの喧騒が嘘のような静かな山歩き
真っ白なガスを背景に。
本当ならば北アルプス
また、晴れ間。雲の切れ間から奥穂高岳、そして手前には十石山が堂々と。
乗鞍大権現
お祈りをして登山の安全祈願
乗鞍大権現までは北アルプスのパノラマを見ながらちいさなアップダウン。そしてこれからがひたすら標高差2000mの下り
白猿ケ池。
ひっそりと。多分、今年は何人の人がこの池をみるのでしょうか、それとも誰も来ないでしょうか。
平湯温泉スキー場最上部に
目を右に向けるとかつては激しい火山活動をしていたアカンダナ山
安房トンネルはこの下を。そのために溶岩、破砕帯に阻まれて、この安房トンネルは青函トンネルよりも長い工期でした。
秋を感じる風
このルート、一番の難所は平湯温泉スキー場のゲレンデを降りること。ここで完全に太ももがパンパンに。基本的には我が家は登山用ストックは使いませんが、このルートのときには必ず。
SINANOのストック、3年前に名前入れのサービスがあったので名前入れ。
愛用しています
今回はすれ違う登山者は4人だけ。下りは我が家だけ。静かな山歩きを楽しめました。
今回は乗鞍スカイラインを使うことができて大変便利。昨年は長野県側からバス、車は乗鞍高原に。平湯に降りてからはひたすらバスの乗り継ぎ。平湯から沢渡。問題は沢渡から乗鞍高原へのバスが極端に少ないこと。確かに乗鞍高原冬のスキーシーズン以外は閑散と。昔に比べて随分と寂れてしまっていましたのでバスが少なくなってしまったのは仕方ないかな
夜は40年近くお世話になっているお店
そして素敵なバーテンダーのバー
昆布とふきのとうのジン
椎茸のような味わい、香りを感じる不思議なウィスキー
朝早かったのですぐに寝てしまいました
日曜日は東京経由名古屋へ
途中、高山の車田へ
新潟県佐渡島とこの飛騨高山だけにあるそうです
あとは渋滞する前の中央高速で昼前に東京へ
東京で用事を済ませて神奈川登戸の父の墓参りをして
土曜日、日曜日。名古屋→乗鞍岳→高山→東京→名古屋と870kmの走行距離。