欧州のアルプスを空撮した映画
この映画、自然環境の変化を、あるがままに、表現しています。いわゆる”環境映画”といわれるものにありがちな一方的な教条的な映画ではありません。
自然を開発して生きてきた欧州の人々。スキー場、夏の観光開発。すべて否定的には表現されていません。しかし、今後、欧州の人々にとって、飲料水、電源としても主要な”水”が危機になっていること。つまり、水源の大半を占める”氷河”がこの20年以内に氷河が現在の半分以下になること。
自然エネルギーのかなりの比率を占める”水力”が危機になっていること!
そして、(現在では利益集団と化している)”地球温暖化”を声高には叫んでいません。そもそも”地球温暖化”なるもの、世界的に見れば気温は下がっているにもかかわらず、いまだに日本の一部マスコミは馬鹿の一つ覚えのように唱えています。確かに東アジアでは世界的な気温の動向とは異なり、高くなっています。しかし、”地球的規模”で見れば”地球温暖化”は一部の(利益集団と化した)環境保護団体の利益確保的な動きで世界的に見るとかなり冷静な判断も出てきています。
それよりも、欧州の”自然エネルギー”の主要な”水力発電”の危機、そして”飲料水”の不足が大きな問題になってくること!
水に不便していない日本人にとっては色々と考えさせられられる映画でした