ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

日本人はいつから考えることをやめたのかな?

2020-04-19 20:34:14 | 社会・経済
某山小屋の小屋開けのために予定していた年休。
このご時世、当たり前のことですが山小屋のオープンは延期、年休は人の少ないところへ。

愛知県知多半島の先端の豊浜へ。
いつもの市場。

こんなに大きな朝とれたての黒鯛。
この大きさで福沢諭吉さん2枚とちょっと
顔なじみの市場の方も、武漢ウィルスの感染者がひとりでもこの市場の従業員から出たら即営業停止なので、緊張しているとのこと。

今が旬のシラス。ワカメの佃煮と。

野間の灯台。
そしてゴールデンウィーク用の消毒液を購入。

体の内側からの消毒液。
足りるかな?
土曜日は一人暮らしの実家の母親のいる東京へ。
低気圧が接近して大荒れ。

道の駅の屋根の下でツバメも雨宿り。
ところで、ツイッターを見ていたら全国のミニシアター、営業停止、あるいは入館者の大幅減で経営危機にある、とのこと。そのうちの一つが浜松にあり、悲鳴のようなツイッター。
結構な大きさなのでとりあえず行ってみることに。



シネマイーラ



中はミニシアターとしては大きい規模

極力の感染対策を。
この広さで我が家以外は二人。
観たかったのに武漢ウィルスのせいで名古屋では観ることのできなかった映画を

素敵な映画
そして東京へ。

実家近くのスーパーで買い出しに。
スナック菓子の棚が。子供が家にいるせいかな?
近くの商店街をみると、70%くらいかな

80%減は無理ですね。
日曜日は朝に東京発で。
いつもの環状8号線は空いていました。ところが埼玉県ナンバーばかり沢山。
東京へ流入しているのですね。
東名高速へ入るとやはりガラガラ。
御殿場SAでも

中は座席もひとつおき

今日は富士山が綺麗

こんな天気の良い日は新東名ではなく昔からの東名高速を。海に近く、また、景色も良いので。

由比のPAからの富士山がお気に入り。

途中、富士インターからは雪をかぶった南アルプスもよく見えます。
道路も空いていたので名古屋へも順調に。
やはり、全国的な自粛なので皆さん大人しくしているのかと思ったら、とんでもないことに。
名古屋市内、近所の東山動物園の周りのウォーキングルートはいつもの休日よりも人で溢れています。
いくらなんでも密室ではない、といってもこんなに多くの人達がいれば意味ない!
そもそも”集・近・閉”(=3密)、何故日本人はその理由、目的を考えないのか?
ウォーキング、ジョギングをしたいならば何故、人のいない場所へ行かないのか?
そしてテレビを見たらなんと、湘南、鎌倉で車の大渋滞。
結局、武漢ウィルスの感染対策は、あまりにも日本人の善意に頼ろうとしても、その日本人自体があまりにも自ら考えず、危機意識がなさ過ぎる、と。

やっぱり、武漢ウィルスとは長い付き合いになりそう!

















コメント (3)
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”集・近・閉”を避けながら閑かな春を

2020-04-12 16:18:08 | アウトドア
武漢肺炎、日本でも猛威。
”3密”といわれても、何が何かよくわからない。そこで、”3密”の代わりに”集・近・閉”と。確かに”集まらず””近くによらず””閉鎖空間は避ける”。
そして何よりも今回の災害の張本人の名前を連想できるので。ツイッターではよく見ます。今回の騒ぎ、国民ではなく、その指導者が最大の問題。
ということで極力、人と接しないように過ぎゆく春を。
奈良、長谷寺へ。
名古屋から高速使わず一般道で。車も少なく朝7時過ぎに長谷寺に到着。
開門は9時なので目の前にある日本最古の天神社へ。




夫婦杉で。



ここから長谷寺が。

長谷寺の前の自販機には奈良県バージョンのコーラ

開門まで1時間近く。写真を撮ったりしてしまいました





来週から、長谷寺牡丹祭り。境内の牡丹はまだまだ蕾ですが、山門近くには咲いている牡丹

写真をを撮ったりしていると受付の方が早いけれどどうぞ、ということで30分以上早く入れてくれました。我が家だけ。








我が家だけで長谷寺の凜とした神聖さを感じながらポカポカと。



ちょうど、桜も。



国宝の薬師如来の足元へいき、足を触れることができる特別拝観も受付の住職の方が、どうぞ、と、時間前に我が家だけで。
薬師如来は疫病治癒のために建立。今回の武漢肺炎ウイルスにも御利益あるかな。
閑かな、過ぎゆく春を堪能。
山門近くの粕漬け屋さんで粕漬け、そしてよもぎ餅。

桜の花を練り込んだ羊羹
春を味わうのにピッタリ。
時節柄、こんなものも

よもぎ餅屋さんのご主人と話しをしたら例年の1割くらいしか人がいない、とのこと。
ここから、目的地へ

近くのラーメン屋さんで。入店するときに消毒液で手を洗うように指示されます。時節柄ですね。

今年ツアー中に流れ止めを無くしたので買いに。でも、ブルーモリスの来年モデルのステップソールを予約してしまいました😢衝動買い。でも木目調の素敵な板でした。来年は雪、降って欲しいです。
名古屋まで一般道で戻ってきましたが23号線は混むので亀山から高速道路へ。
日曜日も人に極力人に会わず、人の少ない場所へ春を。


木曽には電力王、福沢桃介が作った古い発電所が沢山あります。そのうちの一つ、読書発電所発電所。読書と書いて”よみかき”と。

発電所も大正モダニズムの濃い建物。



実はこの発電所のすぐ横を昔の国鉄中央線が走っていました。

この写真のちょうど桜の木があるところに中央線の道床跡。
この発電所への道の途中の橋

なんと自分と同じ年

還暦です。親しみを感じます。
そして、大桑村の定勝寺へ。
ここは色々な花がありますが、なんといってもしだれ桜が素晴らしいです


このお寺のすぐ後ろを中央線

この大桑村には背後の中央アルプスからの湧き水があちらこちらに湧き出ています。


大きな木をくり抜いた”水舟”
ここ独特のものです。自然豊かな素敵な場所です。
そして上松町のいつもの越前屋さんへ。

顔見知りになったお店の方から、すんき蕎麦、もうおしまいかな、と。冬の木曽地方の漬け物を発酵させた酸味の強い”すんき”。もう、おしまいかな、ときくと、冬も終わり、そしてまた、歳をとったかなと実感します。過ぎゆく冬に名残を感じて店を出て(夜の蕎麦寿司を買って)近くの寝覚ノ床へ。


誰もいません。
静かに、寝覚ノ床。以前、寝覚ノ床の下におりると、十字架の掘ってある石がありました。昔の隠れキリシタンの名残。今も残っているかな?この木曽地方、島崎藤村の夜明け前の世界。隠れキリシタンの跡は他にもあります。定勝寺にも。
週末は極力他人と会話しないように。
土曜日、会話をしたのは長谷寺受付の女性、お坊さん、ラーメン屋さんの女性、スキーショップSouの宗さん。
日曜日には越前屋さんのお店の方。
濃厚接触したと思うのは宗さんとずっと一緒にいた嫁さん。
武漢肺炎のせいで世界は大混乱。でも自然は静かに、いつも通り。
早く普通に戻って欲しい、そして中国無しでの日本を取り戻して欲しいと。


























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今年の花は寂しいのか、本当の姿なのか?

2020-04-06 10:39:33 | 日記
東京の外出自粛、今回は本気なのかな、と(でも、後に違うと。危機意識は少ないですね)。


土曜日、梓川SAは相変わらず車は少なく、なんと東京のナンバーは無し。あるのは中部圏の車。


今年、最後のゲレンデスキー

今年からの解放エリアを

なんと、まだまだ雪はありますが、突然、スキー場の営業中止とのこと。日曜日で終了。スキーヤーも減り経営的には厳しかったのかな?
早めに切り上げて春を探しに

高床山からの妙高山。
高床山には雪は無く数組の人達が咲き始めた桜🌸の下でお食事を。春の温かい日差しの元、のどかです。
上越の知人から美味しいラーメン屋さんがあるのでぜひ、とのことで高田へ。

高田独特の雁木の中におもむきがある佇まい。

中も、昔ながらの雰囲気

醤油味で美味しいです。そして大きな餃子。知人によると上越高田のソウルフードとのこと。
納得しました。
高田には夜、夜桜を見に来る予定なので桜以外の花を。

先週も来た観音平古墳群のカタクリを。
先週は天気悪く花は開いていませんでしたが今日は大きく花を開いています。











皆さん、桜の花を見に行っているのか、今日も我が家だけ。と思ったらおばあちゃんが。
”近くに住んでいるけれど初めて来た。凄いね!”
近くには鮫が尾城のカタクリが有名で沢山の人が来ますがここは静かです。車を停める場所が少ないせいかも。
夜は知人と上越高田の夜桜

今年は中国ウイルス(武漢ウイルス)のせいで出店、イベントは全て中止。そのおかげでゆっくりと桜を観ることができました。
















夜はせっかく町へ降りてきたので新井のお店へ

いつもは混んでいて中々予約の取れないお店、今日はガラガラ。



上越地区では感染者出ていませんが影響あるのですね。
代行で新赤倉へ。
夜は雨、そして寒かったのでひょっとしたらと思っていたら



雪が。
スキー場営業終了は勿体ないな。例年は雪がある限り営業しているのですがやはり営業的には厳しいのですね。
ここからは、母親のいる東京経由で。



妙高インターからいつも立ち寄る横川SAまで、車は驚くほど少なく東京ナンバーの車は皆無。



更に、藤岡JCからも信じられないくらいに車はいません。
東京の実家の近所では人は少ないものの結構、人が歩いています。



子供の頃からの近所の桜の老大木も散り始め

桜以外の春の都会の花

小学校の校庭解放も中止。



せっかくの桜も寂しそう。
近くのスーパーでは、緊急事態宣言が近いとの思惑からか前回はあったトイレットペーパーは皆無。または始まったパニック。
東京滞在中は母親以外とは会話せず、極力何ものにも触れず早めに脱出。
神奈川の登戸の父親の墓参り。
ちょうどしだれ桜が。

ここでとんでもないことを!
いつも行く近くのお花屋さんで話しをうかがったらなんと、東京のお金持ちの人達は皆さん東京を、脱出して伊豆の方へ出かけているそうです。特に別荘のある人達は多くの人達が訪れているそうです。
結局、イタリアであっという間に国中に感染が広まった一つの要因に感染地帯から脱出した人達が感染を広めていた、とのこと。日本でもおなじことが。
でも、そんなことあるのかな、と思っていたら帰りの新東名でよくわかりました。
東京方面への上りは御殿場インターあたりで渋滞しますが、さすがに渋滞はありませんでしたが、非常に多くの車。上信越道、関越道では車が少なかったと思っていたら、温かい伊豆方面に多くの人達が押しかけていたのですね。

相変わらず御殿場SAには観光バス無く、高速路線バスのみ。しかも、JR以外の定期高速路線バスは運行中止、若しくは大幅減便。
静岡県の西部地域あたりから名古屋あたりまでは多くの車。何故か中部圏はウイルスの感染者というよりは入院者が少ない影響かもしれません。
それにしても、あちらこちらで目につく桜🌸。日本人はこの花に特別な思いがあるせいかどこにでもあります、そしてこの時期、日本中で一斉に咲き誇ります。そして日本人はその花の元で人々どうし、冬から春への季節の移り変わりを楽しみ分かち合っていました。
今年は、少し事情は異なっています。
でも、これが本当の春の楽しみなのかもしれません。日本人は平和な大平の世を楽しみ、少しは度が過ぎたのかもしれません。
今回、一度立ち止まって、自然の流れを楽しむのもよいかもしれません。
それにしてまで、中国ウイルス、武漢ウイルス、現代のチャイナシンドロームかもしれません。




















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