週末は野沢温泉へ
梓川SAから見る北アルプスにも厳冬期とは思えないくらい雪が無いですね。
前日夜から雪が降った野沢温泉。でも例年ならば扉の半分まで埋まるのに1/3以下かな。
野沢温泉から七ケ巻(ならまき)へのツアー無理、強行しても藪漕ぎ上等となりそうなので中止して飯山の街歩きへ
混んでいるかな、と思って高橋まゆみ人形館へ行くとなんと我が家しかいません。
冬は少ないとはいえ、こんなこと初めて。おかげで館の方と色々とお話しできましたが。
いつもは雪と雁木が美しい飯山の街、でも今年は雪どこにもありません。
と言うことで、飯山と言えばお寺巡り。例年ならば除雪していないので境内にはいれませんがひょっとしたらと思って行ってみました。
雪囲いの中に銅像。例年は半分くらい埋まっているので近づけませんが。
街歩きをすると飯山ならではの光景
どの家にも屋根に登る梯子があります。そして例年は雪が乗っているので雪下ろしをする人達がそこらにいらっしゃいますが今年は皆無。
ここまで雪が無いならば正受庵(阿弥陀堂)にも行けるかなと思って阿弥陀堂へ。
例年は下手をすると腰の高さまで雪が積もっていますが今年は10cmくらい。簡単に歩いて行けます。そして中も開いていました。
飯山の博物館共通券を高橋まゆみ人形館で購入したので他の博物館へ。
途中、北陸新幹線のトンネル。東海道、山陽新幹線ならば谷あいは開けていますが豪雪地帯を通る北陸新幹線は谷あいもトンネル(スノーシェッド)です。
ちょうど、時期柄ひな人形展
隣の展示場では飯山の歴史、日本のスキーの歴史を。
ここの説明だけが”レルヒ少佐”ではなく”レルヒ中佐”と間違っていました。中佐になったのは北海道で倶知安のレルヒ像は”レルヒ中佐”。
隣の美術館の2階には工芸品としての仏壇が展示
高いもので数百万円(参考価格が展示してありました)。
あとは美術館では名前をよく聞く写真家の展示会
知っているスキーヤーの方も被写体になっていました。
野沢温泉に戻ってから温泉へ。
朝まで降っていた雪は溶けて道路は乾いています。暖かい。
運動不足なので1番奥の滝乃湯へ。
戻ってから宿で🍻
現役時代の会社の関係会社が作っているコンビーフ。このクルクルと回す開け方が間もなくなくなります。産まれてから還暦まで、コンビーフと言えばこの開け方。なにか寂しさを覚えます。そういえば翌日、実家へ行って買い物したときにコンビーフが山積みされて投げ売りされていました。
夜は雪も降らず翌朝は妙高山🗻
そしていつものように(個人的に)1番美味しいと思う温泉饅頭を
ここだけが温泉饅頭ではなく”道祖神饅頭”の称号。そしてもう作り手が一人になった道祖神の置物を販売しています。
いつものように横川SAで東京の母と食べる釜めしを。
東京の実家へ戻って、神奈川登戸の父のお墓参りをして東名川崎から高速へ。
ここで驚いたことが。
いつもは中国人のツアー客のバスで溢れかえっていた御殿場SA。そして中国語だらけの館内。
ところが今回は皆無。高速路線バスしかいません。
さらに驚いたのは東名川崎から名古屋まで1台も観光バスなし。こんなこと、3年以上、月に数回東京名古屋を往復していて初めて。
雪不足とはいえ、野沢温泉もガラガラ(多分ゲレンデは少ない雪に人が群がるので混んでいるところは混んでいるのでしょうが)、高速道路も観光客無し。
元々、日本自体、活力を失って生活のやりくりに苦労していて遊ぶ余裕は(特に若い人達には)無くなっていましたが、インバウンドとして国が半ば強引に外国人観光客を誘致していて景気がゆくなっているように”感じて”いただけです。その偽りの覆いが無くなるとまさに、今の疲弊した”本当の”日本が出てきます。外国人頼みではない、日本人のための日本という国を作り直す事が必要なのではと。
ソンなことをふっと 想いました。