三連休、暑くて溶けてしまいそう。
ということで、涼しい所へ
長野県と接している愛知県の最深部茶臼山へ。
深夜、茶臼山有料道路は無料になるので、多くの人達が星空を見に訪れます。また、星空の観測場所としても有名
驚いたのは、駐車場で皆さん、寝っ転がって星空を見ています。
注意しないと車でひいてしまいそう(;_;)
標高1000m以上なので心地よい風。
夜でも30℃近い名古屋市内よりもすごしやすいです。
少し離れた場所に風力発電所
ここは、訪れる人もなく、我が家だけ。そのせいか、周りを鹿の大軍に囲まれてしまいました!
怖かった
朝、起きても、暑い!
ということで、涼しい映画館へ。
何年もかけて撮影された美しい日本の原風景
元々は、現世を大事にする八百万の神の神道、そして来世に重きを置く仏教が伝来して、両者の自然に対する畏敬の念が日本人の伝統。
二時間ほどの映画ですが、こんなに美しい日本があるのか、と。
そして最後が、自然への畏敬の念を持つ日本人が作り出す世界。
欧州の自然を克服する世界観でもなく、アメリカの自然に同化する世界観でもなく、日本人特有の自然観。
外に出ると
暑いはずです。
そして今まで使っていた遊び道具を若い人へ
長野善光寺経由で。
時間があったので、赤倉観光ホテルのテラスで、リッチな気分を
午前中だったので心地よい風
ところが昼過ぎに笹ヶ峰へ行くとなんと、32℃。陽があたる場所は肌がジリジリと。
今回は昔、使っていたカヤックを、若い人へ。
子供と乗りたい、海釣りで使いたいとのことで。
実は3年前の頸椎圧搾症の後遺症で右肩に力が入らず、いざ、というときにカヤックのパドルを思うように使えなくなったこと、そしてもうすぐ還暦になるので、本格的?なカヤックはやめようと思っていたときに、ほしい、という知り合いが。
汗だくになりながら、そして(久しぶりなので)悪戦苦闘していたら明星荘のおばさん、
"お茶うけにどうぞ!"と、かき氷🍧サービスしてくれました。
とても美味しかったです。ご馳走様でした。
このカヤック、いろんな思いでが。
天竜川では激流のなか、両岸からの反射波で木の葉のように揉まれて、最後は両岸からの波でカヤックがほぼ垂直に立ち上がって沈没(カヤックでは沈、チンと良います)、仲間たちが”うれしそうに”助けてくれました。ツアーをしていると、人が沈するとうれしくなって助けに行きます!
”人の不幸は蜜の味”
長野県安曇野の万水川(よろずいがわ)
大王わさび園の横です。
この場所は黒澤明監督の”夢”のロケ地。
水がとても綺麗
三重県、和歌山県を流れる北山川
ここの瀞峡は墨絵のような美しさ
朝早くには幻想的です。
時間が立つと、ジェット船が
実は、夏は鮎釣りの季節。そのために川によっては鮎釣りの人達とカヤックの人達でトラブル。
鮎釣りの人達、特に都会からの人達は何十万もする釣り竿で入漁料を払っています。
それに対してカヤックはタダで川下り。下手くそな鮎釣りはカヤックに当たり散らします。場合によっては石が飛んできます。
ところが、この北山川と、その先の熊野川には観光ジェット船が入ってきます。また、ここにも多くの鮎釣りの人達、来ますが皆さん、のんびりと。
”観光ジェット船よりもカヤックの方が静かで、むしろ鮎を岸辺に寄せてくれるから良いよ!”
何回も行きました。
この写真のときにはお昼に焼き肉をしようと、お肉をカヤックに積んでいきましたが、カヤックの中、暖かくて(むしろ暑かった)お肉痛んでいたのを知らずに食べたら後は大変でした!
この北山川、カヤックで下って観光ジェット船で戻る(車をとりに戻る)のですが、船を使うならばカヤック、置いておいて良いよ!と、いつも観光ジェット船の発着場に使ったカヤックを置いておきました。
懐かしい、思いで沢山のカヤック。
新しい若い人達で、また、新しい思い出ができれば。
これからは歳をとっていき、今までと同じことはできなくなっていきます。
そして今まで、若いときに使っていた遊び道具、整理しなければ、と。
今の日本の悪いところ、いつまでも年寄り連中がでしゃばること、早く若い人達に譲ることができなくなっています。
といいながら、空気を入れるタイプのカヤックとパドル、まだあります。
まだ、未練がましく(^-^;)