ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

4月、5月に観た映画

2024-05-28 22:52:06 | 映画
3月は特に観たい映画もなく、全く映画館へは行きませんでした。久しぶりに日本映画は良いな!と思った素敵な映画。江口のりこさんが笑うとこんなに可愛いのか、中条あやみさんも以前の映画のように単に可愛いだけだったのとは変わって隨分素敵な女優さんに。もちろんそれを引っ張っているのは鶴瓶さん。本当に日本映画は素敵だな、と思った映画。
午前中仕事、午後用事があり半休。合間に映画。
台湾の紀行エッセイを元に作られたラブストーリー。台湾、それも未だに日本の昔の様相を残している台南。そこから日本の北信、ほして台湾の人達に人気のある只見線。劇中映画、“Lover Letter”、岩井俊二監督へのオマージュのような素敵なラブストーリー。清原果耶さん、どんどんと素敵な女優さんになっていきますね。台湾の映画、特に恋愛映画は、とても清々しいものが多いですね。中国語のサヨウナラの”再見“。素敵な言葉ですね、また会うことを。年甲斐もなく久しぶりに”青春“を感じた素敵な映画
岩城滉一さん、久しぶりの主演映画。歳を取る事による体力の衰え、そして気力がなくなってくること。その誰でも避けられない事を。間もなく、その歳になる自分としては色々と考えさせられた映画。何か、新しい事を探していくこと、それが素敵に歳を取ることかもしれません。それにしても岩城滉一さんは格好良いですね、いくつになっても。昔のポスターといつもスキーツアーの行く野沢温泉の地域バスの停留所脇の納屋にあるポスター。老いにどう向き合っていくのか?考えてばかりいても時間が経ってしまう、だからすぐ動くこと。それを痛感した映画
野沢温泉の七ケ巻(本当の地名は“ならまき”、でも今はなながまき)のコミュニティバスの停留所にある納屋の中に岩城滉一さんの昔のポスター。

土曜日に飛騨市への日帰りの夕方に名古屋空港(小牧空港)のモール、エアポート名古屋で。
草彅剛さんのストイックさ、そしてそしてそれが怒りによって壊されていく、その迫力に圧倒されてます。そして凛とした美しさ、強さの清原果耶さん、悪役となる斎藤工さん、その囲碁に惹かれる商人の國村隼さん、皆さんの素晴らしさが。人情落語が元になっている素敵な日本映画。
”ドライブ・マイ・カー“の濱口涼介監督の最新作。海外でもグランプリを受賞していたので名古屋のミニシアターへ。静かな会話、無言の間、など独特な表現。コロナ助成金の不正使用、世の中で胡散臭い職業であるコンサルタント(困難が来たら最初に去るからコンサルタントと自虐的なコンサルタントに出会いましたが)による地方を搾取しようとすること。そして静かに進んていって、こういう映画なんだ、と思って最後に。ところが最後は全く理解できず、何を言いたいのか、意味不明。パンフレットを読み込んでも???と。
ミニシアターでしか上映されないのもなんとなくわかる、そんな映画
懐かしい映画。まさに昭和の良き時代の映画。他愛もないでも、ワクワクと。懐かしい面々も。
それにしても、70を超えても元気なお二人。こうなると、殆どの役者さんは鬼籍に入りましたが西部警察も復活してほしい、そんな感じを。



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山菜キャンブ

2024-05-27 08:34:05 | 
妙高の山小屋、高谷池ヒュッテと火打山を夏も冬も知り尽くした大先輩達との恒例の笹ヶ峰キャンプ

キャンプの前に妙高市新井にあるヤマギシ酒店さんでお酒を。

笹ヶ峰林道は緑も鮮やかに。
そして笹ヶ峰への入口にある、門番のようなミズナラの古木

春のまだ除雪前に来るとこの古木の他にもミズナラの古木が周りに。まるで家族のように笹ヶ峰へ来る人たちを迎えています。
何度も来ている人は多分、このミズナラの木を見て、笹ヶ峰に来たんだなぁ、と思うかもしれません

牧場入口近くで新潟焼山が見えてきます。下界では雲に覆われていましたが、やはり笹ヶ峰へ来ると晴。まさに、今回も“笹ヶ峰マジック”

笹ヶ峰キャンプ場近くの明星荘さんへご挨拶。この地域を訪れ始めたのは35年以上。その後、山スキー、環境省のパークボランティアとして自然保護活動の手伝いを遠隔地から通ってきました。そんな時に寄っていたのが明星荘さん。
おばさんと楽しく。今年は色々とあって宿泊以外のお昼の営業はどうしようかな、とのこと。また夏に来ますね、と
三々五々メンバーがキャンプ地へ
昼は歩くと汗が出てくる天気ですが夜は冷える予報。早めにテントを設置して昼の暖かさをテントに取り込んでいきます。

笹ヶ峰牧場を皆で散策





今回は、我々の周りにカッコウが。この木の枝にいます。

少しボケていますがカッコウ



ひと通り散策してから山菜で。まずはタケノコの皮むき。蟹を食べるときと同じく、タケノコの皮むきを始めると会話は無くなって無口になります。不思議。



夜も更けて。
ソーラーランタンの灯りに灯されながら、会話は続きます。夏は勿論、冬も知り尽くした、高谷池ヒュッテの常連客ばかり。この数年、運営はおかしくなり、スタッフもごく一部を除いて素人集団に。山で遭難しても救出するだけのノウハウを持っていない人たち。隨分雰囲気がおかしな感じになったという声はほかでも聞きます、風の便りに。山小屋はやはり“人”で成り立つもの。そんな思いをあらたに。
昔の思いで話で話が尽きません。
良かった山小屋は思い出の中にしまっておきます。

翌朝、夜寒かった、シュラフを忘れた、等と寝ぼけ眼で朝食。


朝食後は笹ヶ峰ダムの対岸の夢見平へ





新緑が眩しいですね
足元にはニリンソウの群落
そして春の花々が。










夢見対岸には古木、そして不思議な木がたくさん



ブナとオオシラビソがくっついたような二本の木

千手観音菩薩、阿修羅像のような木も。豪雪地帯なので雪による変わった造形の木々を見ることができます。
笹ヶ峰ダムへの急な階段を降りて、心地よい風(むしろ強い風?)で汗をかいた散策の終わりを。そして秋のキノコキャンプでの再開を約束して解散

信濃町インターチェンジ近くのお蕎麦屋さん”樹香“さんでお蕎麦を
ハルゼミの声を聞きながら、周りの森からの心地よい風を受けて美味しくお蕎麦をいただきました。

あとはひたすら、のんびりと同行の方を乗せて名古屋へ。アクセルを踏まずにアイサイトの自動運転で。燃費稼ぐためにも?































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奥飛騨で初夏のような春を

2024-05-20 12:20:55 | 旅行記
岐阜県飛騨市へ日帰り

旧神岡鉄道、国鉄神岡線の廃線跡


周りの山々は緑に

この廃線跡を自転車で。
“ガッタンゴー”
廃線によって街が寂れてしまうと町おこしとして。その状況はNHKのドラマにも。
当初は神岡町の中心で”街中コース“。その後、山間部のトンネル、鉄橋のある“渓谷コース”が追加。我が家は最初街中コース、その後は春と秋に渓谷コースへ。
電動自転車で。



新緑の中を
初夏のような暖かさ。新緑の香りが漂う心地よい風



川の水も澄んで綺麗
トンネルの中はひんやりと。

二日前に近くで熊が見つかったので今回は車両間隔は通常より短く。先導のバイクが近く



新緑、川からの心地よい風に春を感じます
終点、折り返し地点

終点にはクワガタのオブジェ。以前、スタッフの方に伺ったところ元々飛騨市役所にオスとつがいで飾ってあったのですが、オスは行方不明になったそうです。

今回も多くの人達、海外からの人たちも。





朝1番9時の便は往路はまだ日が差し込んて居ない場所もありますが復路は日が差し込んで、新緑が目に染みます
心地よい風に。
川原では若者たちがキャンプ。手を振ってくれました。人の少ないところで自然を楽しむ、素敵ですね。
このガッタンゴーを利用すると飛騨市神岡街のいろいろなお店のクーポン。我が家はいつも、飛騨ホルモンを。この神岡町へ元々神岡にある鉱山で栄えた街。多くの労働者、従業員で溢れかえった街。

神岡から飛騨高山へ。
長年通っていたステーキ屋さんのマスターが歳をとったので後進に道を譲り新たな洋食店。
昨年開店して訪問しましたが、その後色々と心労も重なり冬前から営業休止。ようやく最近再開したので再訪。





フワフワ卵のオムライス。

飛騨牛のハンバーグ
食材は地元の飛騨産にこだわったとても素敵なお店。
味は長年洋食を営んてきたマスター、とても美味しいです。
同じ歳のマスター、間もなく40年間の会社勤めも終わりますが、マスターは新たな道を。羨ましいと思います。

あとはのんびりと名古屋へ。
途中映画をみながら









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滑り納め

2024-05-13 10:22:59 | スキー
全国どこも雪不足のスキーシーズン。最後の砦、乗鞍岳へ

日が昇るのが早くなってきて、季節が進んていることを感じられます。

南アルプスからの日の出。
冬のスキーのときには真暗闇の時間。

前川渡を越えて乗鞍岳が。


今年はこの乗鞍岳も雪が少く、例年ゴールデンウィーク翌週には最後の藪漕ぎはありますがなんとかツアールートを下山できますが、今年は不可能。駐車スペースの狭い三本滝へ行く必要はありません。
駐車スペースの広い観光センター前には長蛇の列。三本滝からとここからではバス料金は同じ。
毎週、”乗鞍大雪渓“というブログを更新されている方と話をしましたら、“ゴールデンウィーク並みの混雑ですね”とのこと。

乗鞍観光センターからはアルピコ交通が傭車した観光バスも含めて5台。三本滝で1台合流して計6台で位ヶ原山荘へ

三本滝からは全く雪が無いゲレンデ。





位ヶ原山荘からは急登せずに準備運動を兼ねてエコーラインを。
登ってきたバスも順番に下っていきます。

雪の壁は圧倒的に少ないですね



なんとか1番高い雪の壁を探して。

北アルプスの山々

大雪渓下のヘアピンカーブ近くまで除雪

珍しい光景なので皆さん写真を

大雪渓下部まで来ると、砂糖の山に群がる蟻状態に
我が家は”蟻“を横目に、人の少ない乗鞍岳隣の摩利支天岳へ。途中、槍ヶ岳から奥穂高岳を

ほとんど人のいない摩利支天岳の斜面を。



上部は気持ちよく

しかし下部に来ると雨溝で洗濯板(古い!)状態に。
下山最初のバス、13時前のバスに

乗鞍岳から下山して高山方面に。沢渡の“しもまき”さんへ。
このお店は北アルプスに登った登山客が下山してよく立ち寄った、昔からのお店。
名物は”モツ煮“。
今ほど登山して食事が良くなかった時代、下山して食べるモツ煮は絶品でした。
食事しながらおじさんと楽しくお話を。ここは温泉もあるので時間があれば。沢渡一体の温泉は中の湯から引いています。ちなみに乗鞍高原の温泉は白骨温泉から。
夜は高山で






マスターがわざわざ取っておいてくれた昔のウイスキーを持ってきてくれました。値段は、今ならば信じられないやすさ。昔の値段で良いですよ!と。


嫁さんはカクテル
本当に楽しいマスター。いわゆるバーのマスターといえば“寡黙”なのですが、ここのマスター、良く話をして会話も楽しいです。でも今日は地元の団体さんもいて奥様と二人で切り盛りしていて忙しそうだったので、早めに切り上げ。とは言え、色々とお話をしてくれましたが!

翌朝は天気は下り坂。
昔、居候をしていてスタッフにならないか?と誘われた山小屋のある笠ヶ岳も厚い雲の下

東京経由で名古屋へ戻るので朝早くから高山をブラブラと。

早朝7時ころには観光客もおらず、地元の人たちが犬の散歩を

昼は日本人に加えてインバウンド客で溢れかえっている高山、早朝は、静かな、昔ながらの高山を味わえます。


宮川の朝市で顔なじみのお見家のおばさんと話をして、自家製の漬物を。

飛騨国分寺も観光客はいません





静かな高山を楽しんでから松本経由東京へ

神奈川県登戸の父の墓参りをして名古屋へ。
名古屋→乗鞍→高山→東京→神奈川県→名古屋と約940km。
過ぎゆく春を











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北海道へ(四日目)そして内地へ

2024-05-05 17:27:11 | 旅行記
→(北海道へ三日目より)

天気は下り坂。

お世話になったホテル。外国人の租界と化したヒラフ地区で金銭的に数少ない日本人が泊まることが可能なホテル。

ネパールから昨晩戻った知人の家で色々と楽しいお話を。我が家の新婚旅行はネパール。野口健さんや、在りし日の田部井淳子さんにも会いました。
話し込んで昼過ぎまで。
また、お会いできることを、と別れて小樽港へ
雨も降り始めました

羊蹄山も雲の中。

南樽市場で海産物(生物は無理)を購入して小樽港へ
往路の”あざれあ“の僚船“らべんだあ”。

後ろには”はまなす“
敦賀行


往路の“あざれあ”ではあった出航の銅鑼は無く、静かに出航
夜は素敵なグリル
顔見知りになったグリルの責任者の方と楽しくお話をして。そして記念撮影。
新日本海フェリーのグリルは、船旅の楽しみの一つ。
往路の”あざれあ“では色々とありましたが、この“らべんだあ”は、今まで通りの素晴らしいグリルを楽しめました。

大きく揺れもなく夜明け

山仲間と遊んだ粟島

カヤックで一周、朝から晩まで海産物とお酒の楽しい時を過ごしました

朝はフェリーの焼き立てのパンを
餡入りのクロワッサン。焼き立てで美味しかったです

静かに新潟港へ

珍しい”ナッソー“船籍の船

フェリー埠頭

風が強いと自力では方向転換せずにタグボートで方向転換。この日は穏やかな日なので自力で方向転換




埠頭から見ると白と青いラインの新日本海フェリーは綺麗です
新潟港からは燕市のラーメン屋さんへ。

燕の背脂ラーメン。とても美味しいです。このお店、実は、昨年まだ若くして亡くなった知人の実家の近く。隨分前に、その知人が近くによったら是非ともこのお店に行ってね!と。毎回近くを通るたびに寄らせて頂いています。
亡くなった知人を思いなから美味しくいただきました。

燕から上越市柿崎の代々菊酒造さんへ。吟田川(ちびたがわ)のブランド名。
できたばかりの搾りたてを
おじさんと楽しく話を。そして帰る時に、“庭に竹の子が出てくるので、今から掘るから持っていって”

アチラコチラに竹の子

この竹の子をいただきました!
おばさんから、茹でたのがあるから持っていって、夜に宴会でみんなで食べて!と。
竹の子、ありがとうございました!
夜は妙高赤倉の”うどんの歩“さんで知人と。代々菊酒造さんで頂いた茹でた竹の子を刺し身で。
美味しく、楽しく

中学校の先輩の宿。お孫さん用の五月飾り

部屋からは妙高山

高速道路はETC割引がないので、節約も兼ねて国道で。



木曽路はハナモモの赤色と新緑の緑色が綺麗です



上松のいつもの蕎麦屋さん、“越前屋”さんへ

美味しくお蕎麦を

お店のわきには藤の花
木曽路は花がきれいな季節
名古屋→新潟港→(フェリー)→小樽→積丹→蘭越→ニセコ→洞爺湖→ニセコ→小樽→(フェリー)→新潟港→燕市→上越市柿崎→妙高→木曽路→名古屋と約→1400km

夜は名古屋のお店で

















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