ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

4月に観た映画

2019-04-29 15:13:38 | 映画

1982年の映画。当時、大学生生活をすごしていた仙台の名画座で朝から晩まで観ていた思い出。当時は今と違って入れ替え制ではなく、しかも、映画館では単品のみ。
友人達も何度も観ていた、そんな作品。
今観ても、ストーリーは知っていても、感動的。今回も久しぶりに、目もとがウルルと。
この映画でのBMXがその後のブームの火付け役になったのも懐かしい。
本当に名作、お気に入りの映画のひとつ。

宣伝も多く、また、漫画でも大好評の映画。秦の始皇帝、嬴政(えいせい)に絡む話し。
でも、日本人がつくったらこんな風になるのね!という中国戦国時代の映画。
中国でつくられれば、人民解放軍を総動員して、物量で攻める映画。あるいは西洋人がつくられれば、ラストエンペラーのベルトリッチのような、西洋から見た東洋の神秘的美しさを。
でも、日本人がつくるとやはり、チャンバラの世界になってしまう、そんな、いわゆる”マカロニウエスタン”ならぬ”寿司チャイナ”かな?
ただ、大沢たかおさんのかっこよさと長澤まさみさんの凜とした美しさが素敵な作品。

日本ではあまり有名にならなかったコメディアンのローレル&ハーディーの伝記。
確かに同世代のマルクス兄弟、チャプリン、キートンなどと較べると地味、でも品のあるコンビ。
その最後の話で、やはり、ウルっとしてしまう、そんな素敵なイギリス映画。
4月は3本と少なかったですが、素敵な作品に出会うことができました!
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サイバーシティ東京?、サイコパスシティー東京?

2019-04-21 17:33:02 | 社会・経済

冬にぶつけた車の修理で東京へ
スバルのアイサイトでのんびりと。

そして父親のお墓のある川崎経由で練馬へ。

車を運転していて、感じたこと、

”東京では車を運転することは命がけで時間の無駄遣い”

東名川崎インターをおりてすぐに、一台の軽自動車がフラフラ、そして突然車線変更!
驚いて追い越しざまに車の中を見ると、おじいさんが、口を半開きにしてハンドルにもたれかかりながら運転!!

なんでこんな年寄りに免許証が交付されるのか?

土曜日には通産省官僚、天下って大手農業用機械メーカー副社長になった年寄りが暴走運転。普段から運転には問題があるのに普通に免許証交付。

でも捕まらないのですね。日本も中国みたいに金持ちと権力を持った”上級国民”は治外法権なのですね。

やはり、年寄りには、追突防止装置のある車を義務付けるべき。

そして環状8号線はまったく動かず。名古屋からの約300Kmの高速道路の時間の半分近くの時間で20Kmの移動時間。

東京では車、無用の長物かな?


車を預けて、恵比寿へ

ヱビスビール🍺


そして、博物館へ









この大日本ビールの説明には抜けていましたが、元になった中心のひとつが、愛知県半田市の”カブトビール”。

やっぱり、何事も”東京中心史観”なのですね

渋谷から、45年以上前に高校に通学していたときに使っていたバスで実家へ



渋谷には人が溢れています。
有名なスクランブル交差点では溢れた人、人、人。そして個性のない無表情な塊。信号が代わると暴徒のように移動。信号が赤になっても止まろうとしない。警察によりようやく
バスはセンター街近くを

バスからも無秩序に歩く人の群れがよく見えます。そしてバスにお構いなく勝手に道路を。なにか、バングラデシュ、インド、ネパールの無秩序な人の動きのよう。
そういえば、山手線からは

人の溢れた原宿、竹下通りが。
どう考えても、異常な都市、東京。
歩いている人たちも、常にイラついて、目がおかしい人達も多数。
日曜日に幹線道路を運転していて、突然ウィンカーが出たかと思えば車線変更。周りを見ずに突然。若い人達。

東京は、常にイラついて、とてもではないですが心安まる場所ではない。

”サイバーシティ東京”

オリンピックに向けてそのようにマスコミ、政府も東京をもちあげていますが、どうも

”サイコパスシティー東京”

とてもではないが、歳をとって住む場所では。

そして間もなく、来ると言われている地震で崩壊することが確実なのに。

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人生の区切りの長かった桜🌸

2019-04-15 20:39:31 | 身の回り
今年は名古屋では3月21日日桜の開花宣言、でもその後は寒くて桜を楽しめました!



2度の夜桜🌸
そして春の別れ

その後も桜🌸




そして約一ヶ月後の今日、ようやくはかない、桜の最後



大阪出張で伊吹山もすっかり春の装い

会社に入ってもうすぐ35年以上。今年定年。
この間いろんなことありました。
ひとの営みはそれぞれ思いがあるとは思います。でも、自然はひとの営みに関係なく、毎年、繰り返していきます。
ここ、最近の変わり様には着いて行けなくなっています。
日本の人口減少、そのために外国人観光客を大量に受け入れる、なんとか観光業で日本を成り立たせようと。
でも、オーバーユースで、日本の良かったところどんどん失われているような気がします。
もっと日本は落ち着いた、”あわれの世界、落ち着いた世界”があったのですが。
お金を稼ぐためにはなりふり構わない、そんな風潮がよしとされる今。
なんとなく、違和感を持つようになったこと、それが歳をとった証左かもしれません。

石油ショック→バブル→バブル崩壊→リーマンショック→社会の停滞

ジェットコースターのような会社生活

これから、残された生き方、色々と考えさせられます。
長かった、桜の季節、そして桜の花の散る様子を見て、”ふっ と”想いながら。

なぜ、桜🌸はもののあわれ、感じさせるのでしょうか?
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黄砂にまみれながら大鹿村へ

2019-04-06 18:29:42 | アウトドア

昨日から黄砂が酷く、鼻水、咳が止まらず。花粉にはなんとか耐えてきましたが、黄砂はさすがにこたえます。
毎年、この時期に長野県南信の大鹿村へジビエ肉を。
大鹿村と言えば

南アルプス連峰沿いにある大鹿村には、塩泉が。そして塩の温泉があります。その温泉を使ってつくられた”塩”
辛みの少ない、甘みを強く感じる美味しい塩。
山の中、標高1500mへ。

神秘的な大池
まだ、雪が残っています。


ここはまだまだ、春が来たばかり。

見晴らしのよいところからは中央アルプスの木曽駒ヶ岳。
黄砂で霞んでいます。

おりてきて、中央構造線を跨いで。

東日本と西日本の境界線に

南アルプスは海底から隆起した山々。今でも造山運動は起きているそうです。ですから海水の成分の温泉があるのですね!
大西公園から南アルプスを見ると

赤石岳が。やはり黄砂で霞んで。

もう10年以上お付き合いをさせていだいている蝦沢さんから鹿肉、猪肉を。

その前に鹿肉入りのジビエカレー。
美味しい味。
そして目的のジビエ肉

右側は鹿肉、左側の脂身のあるのが猪肉。
蝦沢さんは野生肉のさばきかた、最高です。まったく、血なまぐささ、獣臭がありません。とても淡泊な、柔らかいお肉。
何年もかけて、猟師さんと色々とやり取りしながらできた最高の味。
猟師さんとは最初は色々とやり合ったそうです。”駆除を目的”する猟師さんと、”美味しく食べること”を目的とする蝦沢さんとは立場は違います。でも、美味しく食べることができれば販路も広がり猟師さんたちにとってもよいこと!
いろんな努力のたまものです。
鹿肉コレステロールが少なく、鉄分が多いので、体にも優しいです。

今回も大幅にまけてもらいました!
ありがとうございます。

間もなく、この南アルプスにリニア用のトンネルを。そのために取り付け道路の工事がようやく終わり、狭くクネクネした道もトンネルで一直線。おかげで大鹿村への道も従来の半分以外の時間に。

でも、本格的に工事が始まれば1日、何万台ものダンプが往き来します。また、大鹿村も大きく変わるのでしょうね。

ソンなことを考えながら家の前の153号線で片道150Kmを往復

14万キロ。
そして、どんどん黄砂で鼻はグシュグシュに😢

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