買ったばかりのカメラが壊れて修理して戻ってきたので、ちょっと早い秋を探しに。
30年近く訪れている妙高。今までは山登りが目的だったので、“これは!”と思う光景を見ても先を急いで通り過ぎました。今回は以前から気になっていたところへ
深夜、妙高市の高床山へ。ここの展望台から見る妙高、火打山は好きです。雪解けの春には新緑の緑と残雪の白がコントラスト
ということで、星空の写真を、と思って訪れましたが、曇り、妙高山は見えません。
でも、驚いたのは、駐車場がほぼ満車。キャンプ場もテントであふれかえっています。深夜にランプ持ってウロチョロしていると怒られそうなので退散。
次の目的地、笹ヶ峰ダムへ。
やっぱり曇っていて何も見えないので諦めて車の中で仮眠
翌朝、朝、5:00に笹ヶ峰の駐車場へ行くと、火打山への登山客で溢れて、車もほぼ満車。
これでは、登山道も密で大変だな!と。そして高谷池ヒュッテの管理人の俊ちゃんも大変だな~。
せっかくなので人のいないところでゆるりと。
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雪山賛歌の石碑でモーニングコーヒー
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すると7:00過ぎくらいから沢山の自転車
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それも外人さん。
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こちらから見ていると多くの外人さん達、手を振ってくれます。こちらも。
後で調べたら今年から妙高市でサイクルレースがあるようでそのために来ていたようです。
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このあと地人と糸魚川方面へ
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フォッサマグナパークで。
そして、特別に美味しい!というわけではないのですが突然、食べたくなる能生の”あさひ楼“さんへ、
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不思議な味です。
夜は赤倉温泉の“うどんの歩”さんへ。
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猟師さんと一緒に。といっても今日、一緒だった知人ですが。
そして高校のバスケットボールの世界では有名な先生達、そしてたまに会う、何度かお会い、お話しをしたことのある妙高に住むアラスカ出身の人と。
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この先生達、漫画の●ラム●ンクのモデルの一人、との噂のある方らしい!(ご本人は否定されていますが!)
それにしても、このお店、“うどんの歩”さん、来年の3月で閉店。平成元年に廻転して34年近く。入居しているビルが売られるため、とのこと、店主のYさんも、これを区切りにと決断されたそうです。
これも時の流れかな。寂しいです。これが歳をとる、ということかな。
翌日には暫くは行っていなかった笹ヶ峰の明星荘さんへ。途中、写真撮りながら。
明星荘さんへ着いたら”本日休業“。でも、灯りがついているので中を覗いていたら、おじさん、おばさんがどうぞ、と。
お茶と自家製のお茶うけ(今日はキノコ)を。
色々とお話しをしているとやはり、武漢肺炎の影響は大きいようです。例年ならば登山客が下山すると明星荘さんの、夏は冷たいお蕎麦、秋からは暖かいお蕎麦、と腹ごしらえしますが、今年は殆どの登山客は下山するとそのまま直帰とのこと。
確かに途中の日帰り温泉施設も連休中の割には空いていました。
そのために昼の営業をやめた、自分の店から感染者を出せないと。
確かに、中部圏でも、三重県、岐阜県での感染者、結局は周囲の非難で夜逃げ同然で引っ越したという話、沢山あります。特に都会よりも地方で。昔から行っているある地方の飲食店でもマスターは、もし、自分達の店から感染者を出したら、たとえ老舗とは言え、店をたたまなければならない、と言っていました。
しかし、酷いのは道路上に駐車している車の横、後ろでテーブルを出して、コンロを出して調理を始める輩が多い、とのこと。武漢肺炎のせいでお店での飲食を避けたいのでしょうが、国立公園内なので、火気の使用については基本的には制約があるのですが。それ以前に路駐している車の廻りでバーナーを使う感覚が理解できませんが。登山客の質が下がったですね、と。
夜も基本的には営業しないつもりでしたが、どうしても、というお客さんのために仕方なく開けた、とのこと。一部屋に一人、もしくは一家族。
それにしても一昨日の高床山といい、笹ヶ峰といい、アウトドアならば感染しないと思っている人達が多いこと。
来年は、少しでも良くなって欲しいですね、とおじさん、おばさんと話をして、お別れ。
連休半ばの昼過ぎに名古屋へ。
昼であったので高速道路、空いていましたが、夕方のテレビで中央高速下り線(東京から見ての上り下りなので下りは名古屋方面)が大渋滞とのこと。
さすがに、おとなしい日本人といえども、もう、我慢できないのですね。
全国的に観光地は大混雑、とのこと。
結果は2週間後。どうしようもありませんが。