ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

近場の食材で暖かい秋を

2024-11-18 06:30:36 | 身の回り
天気の悪い予報の週末。近場で

名古屋から一般道を1時間半ほどで知多半島豊浜へ。“魚ひろば”で地元の魚を。

天気悪いのでお客さんもいつもよりも少なく。

おかげで、長年通って顔馴染みとなったお店の方とヒラメと黒鯛をさばきながらお話を。

”活魚はすぐに血抜きして氷で締めないと、魚が暴れて熱を持って〈身焼け〉を起こすんですよ。だから手際よくさばいて氷で締めないといけないんだけれども手間がかかるのでやらないところも多いんですよ“と。
“鹿とかのシビエと同じですね”と話すと”同じですね“。
“黒鯛のカブト、食べたあとどうする?食べた後の骨で骨酒作ると美味しいよ!捨てるのはもったいないよ!”と





夜に早速、骨酒を

帰る途中に常滑の蔵元へ

澤田酒造さん

蔵元の前にはこの蔵元で使っている水を手に入れる事ができます





知多半島は歴史的に醸造が盛んで、酒造り、味噌、酢の生産があちらこちらで。この澤田酒造さんも400年以上の歴史。




美味しく、魚とお酒

翌日は嫁さんの誕生日。
昔、知り合いのソムリエさんから教えてもらった”シャンパン+餃子“
で。普段飲みできる安いシャンパンと餃子を、柑橘類の汁に黒胡椒で。柑橘類は和歌山県北山村の“じゃばら”。

愛知県の食材で愛知県を一歩も出ない週末を。



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バラの香りに囲まれて

2024-11-08 22:35:43 | 身の回り
愛知県春日井市にある王子製紙春日井工場。その一角に小さなバラ園があります



現役時代、取引先の方に教えてもらってから、仕事に行くとき、春と秋に寄ったこともよくありました

バラ園からは製紙工場の煙突
















園内にはバラの花の香りが漂っています

園内のベンチに座っていると、秋の陽光の暖かさと気持ち良いバラの香りを感じられます
退職してからは週末に限らず、天気が良ければウィークデーの静かな時に楽しめます

近くの陶勝軒さんで栗きんとんを。大きな栗きんとん。

つい最近まで暑かった秋。秋本来の季節感をようやく感じることができます。しかし、冬はもうすくそこ!

静かな、短い秋を。



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穏やかな三連休

2024-10-14 17:03:26 | 身の回り
久しぶりに3日間天気が良い連休。
1日目は名古屋東京日帰り

朝4時に名古屋を出発、豊田インターチェンジ経由で。月に数回名古屋東京日帰りしますが、この日はいつもとは異なり上りが朝から車が多いです。
普段から運転に慣れていない運転手も多く、突然の車線変更、追い越し車線での低速走行、など。
危険予知運転で

富士山も朝の光で紅く

富士山の近くの愛鷹山の脇を日が昇ってきています。この愛鷹山、元々は富士山と同じ山容、崩れて今のような形。富士山の将来の姿と言われています。

実家近くの東京、神明社。
子供の時には”天祖神社“。当時はもっと鬱蒼とした神社でした。学校帰りによく友達と隠れんぼ、缶蹴りなどをして遊びました。

神社の一角では地元の老舗の和菓子屋さんの出店。どら焼きを買いました。

卒業した小学校では隣の幼稚園の運動会を。

校庭からは子供達の元気な声が聞こえてきます。

近くの昔からある喫茶店で。
現在東京で営業している喫茶店の中でも最も古いお店の一つと言われています。

名古屋とは違うナポリタン。



所要を済ませて、神奈川県登戸の父の墓参りを。

ところで今、東名高速道路では下り線で御殿場まで大規模な集中工事。天気の良い三連休、そして集中工事での車線規制で、往路は3時間半でしたが復路は7時間。予想通りだったのでゆっくりと。
名古屋を朝4時に出発して夜7時過ぎに戻ってきました。

連休半ばの翌日は近所の神社の秋祭りへ
八事の五社宮



ここは日本でも数少ない五つの神様を奉る神社
・天照大御神
(あまてらすおおみかみ)
・月夜見尊
(つきよみのみこと)
・五百箇磐石尊
(いおついわむらのみこと)
・豊受大神
(とようけのおおかみ)
・ 須佐之男命
(すさのおのみこと)



様々な神事が行われます。子供の時にも近くの神社、天祖神社で同じく秋祭りを。その時と同じく、子供達の歓声の中で神事が行われました。街なかの神社らしい、地元に溶け込んだ神社

とても小さな神社ですが、由緒ある神社。

ここ八事には8つの坂が一つに集まっています

八事にあるカニ専門店でお弁当を“名古屋市のクーポン”で。
お弁当を買って八事興正寺へ

徳川家の菩提寺

奥にある普門園近くの東屋(四阿 あずまや)へ。外でお茶ができるようになっています。風が通って涼しいです。ときおり流れる寺の鐘の音。昼には近くの教会の鐘も鳴ります。日本的な鐘と西洋の鐘、その両方の音を楽しめます。



近くの和菓子屋さん”菓宗庵”さんで買った栗きんとん。この時期、名古屋の和菓子屋さんではどこでも栗きんとんが作られて売られています。
心地よい風を感じながら秋の味覚

つい最近まで暑かったですが木々も赤くなり始めています。




この日は普門園の”菊花の室礼“

菊に因んだ品々



















岐阜県で採掘されていた“菊花石”

お茶室から外を見ると

蹲(つくばい)に菊の花が

秋の涼しい風を感じながら寺の鐘の音を聞いていると、穏やかな気持ちになります
菊をと中庭を観ていると、”菊花茶をどうぞ“と。菊の花で抽出されたお茶。食用菊を使っているそうです。苦味が心地よく、美味しくいただきました。






四季桜、別名冬桜も一輪、二輪と。冬に咲く桜
これからは桜の淡いピンク色と紅葉の赤色、黄色のコントラストが素敵な季節に。

普門園の“菊の室礼”へ行くとサロンでの抹茶セットが安くいただけます。

家に戻る途中に先ほどいただいた栗きんとんを買った”菓宗庵“さんで
名古屋コーチンを使った和菓子を

お店の中には香ばしい卵の香りが漂っています。



























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40年の会社生活卒業

2024-09-30 20:11:44 | 身の回り
本日、9月30日で40年と6ヶ月の会社生活終了
思えば、第二次オイルショック後鉄冷えと言われる製鉄会社に入社、経理として配属された工場は1日1億円、ひと月で32億円の赤字。
その後、本社に転勤、バブルになり深夜まで働く、しかも管理職には残業代無し、今では”ブラック“という労働環境。ただ、本社転勤でステンレスの輸出業務で海外出張も多く、世界の飛行機会社の機内用洋食器の材料販売。
ゴルバチョフが失脚して1ヶ月後の混乱したソ連へ、反ソ感情の強いポーランド、ハンガリーでは入国審査官が日本のパスポートをみて“バルチック、バルチック”と歓迎され(日露戦争)、イランへ出張すると”ドーハの悲劇は残念だった。予選でイランに負けなければ日本は出られたのに“と入国審査官に慰められました。この輸出時代に香港、澳門(マカオ)を含めて17カ国へ出張。
1996年に名古屋へ転勤。モーター用の鉄板の販売を。当時、プリウスが発売され、今後は電気で車が動く時代が来ると会議で言うと、“車がモーターで動くなんてありえない”と馬鹿にされました。唯一理解してくれたのは後に副社長となった上司と後に自分が行く関係会社の社長となった製鉄所の製造部長。その後、当時世界最先端の自動車の電動化の開発に関わってきました。結婚するときに腎臓癌となりましたが、これも当時の直属の上司の関係で、当時はまだ試験段階であった”内視鏡“の手術を名古屋大学で。

その時々の色んな人との出会いと新しい時代への大きな動きの中にいることができました。

ようやく、今日、退職。

色んな人達との出会いの中でここまで。
これからはとりあえずひと息ついて。




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ようやくの桜の開花宣言

2024-03-28 20:34:52 | 身の回り
2月までは暖かい冬。
おかげでスキー場も3月は雪無いかも、と言っていました。
そして今年の桜の開花宣言は例年になく早くなると
ところが3月になると冬に逆戻り。
ようやく例年よりも遅れて今日、名古屋で桜の開花宣言
近所の八事興正寺、普門園へ。
桜もようやく咲き始めた八事興正寺
予約していた普門園へ

花筏を模した展示物
花びらが川の流れに流れているように



子どもたちが紙粘土で作った桜の花びら

桜の花をあしらった着物



裏地に桜の花



奥の茶室から

内庭の枝垂れ桜はまだ。

唯一、一輪だけ咲いていました



椿の花

四季桜も冬に続いて春に





サロンで桜の花にちなんだ和菓子

桜が満開ならば良かったですが、人も多くてゆっくりと春の訪れに触れることはできなかったかもしれませんね。











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