ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

2017-09-18 08:56:56 | 映画
三連休に観た映画

人は、その人の意思に関わりなくこの世に生をうけ、本人の意思に関わりなくこの世を去る。
そして、その間、その人の存在価値、とは、を考えさせられる映画。
他にも現代的な訴訟経済、事実と真実とは、という問題も投げかけています。
ときおり、自分の存在意義について考えることがあります。
”この世に、そして今、この時に、ここに存在することは必然なのか“と。
これを突き詰めていくと、場合によっては、自らの存在意義を認められずに、自らの存在を否定してしまうことになってしまいますが。
そんなことを考えさせられる、日本映画の秀作。

一方、この映画は、存在意義を超えた理不尽な状況の、”生きることに全力を尽くす“ための人の行動を描いた、秀作。この映画には、ヒーローも悪人もいません。皆、とあるところで思考停止して、生きています。とあるところで、というのは、この戦争の意義の根本。

淡々と、描いていますが、まだ、救われるのは、歴史的には、この映画のダンケルクの犠牲の上に、逆転する、ということが、後生の我々にはわかっているから救いがあるのかもしれません。

三連休、三日目、台風一過の青空のもと、会社の工場での試作の立会の合間に、”ふっ“と想いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

”しあわせ“とは?

2017-09-11 16:58:18 | 身の回り

先日、親しい知人が悩みを。

彼によると

今年、父親が急逝
母親ひとりに。

兄と妹のふたり兄妹。

兄である知人は
・子供なし
・いわゆる重厚長大産業へ就職
・実家から離れた地方都市に嫁さんと
・20年近く前に腎臓癌の手術したもののその後は、3年前に頚椎圧搾症の手術を受けた以外は健康
一方妹は
・中学校から進学校
・就職は、父親の関係で、世界的な外資系の化学会社に、就職。そこで同じ会社の男性と結婚
・当然、バブル時代なので兄の給料の2倍近く(夫婦なのでさらに)
・その後、退社して税理士になり子供が産まれて両親に、預けて、仕事に。
・3年前に旦那の会社は、日本法人を大幅縮小、その結果失業、昨年、再就職
・5年前に乳癌発症。元々、家系的には癌家系では、あったが両親には癌家系に産まれた事に恨み、その後は孫も以前ほどは、実家へは行かず。その時には母親から泣きながらに電話がかかってきた、とのこと。

そんな状況で、父親が急逝

まだ、時間が経たないうちから、色々と。
①母親にかけている生命保険の受け取りを兄、妹であったのを自分の子供にも受け取れるように生命保険会社へ勝手に連絡(母親は、専門家の税理士である妹が節税対策として説明を受けた、とのこと)。→これは嘘です。税金かかりません。
②父親の保険金の残りを自分の子供にことあるごとにおろそうと。
③母親には親展という形で手紙を書き、そこには
 ・自分の娘を海外留学させるので遺言で、多くよこすように書くように(年間1000万円かかる)
 ・兄が亡くなれば、血のつながりのない兄嫁に行くのだから兄の遺産を減らせ
 ・自分たちは、外資系にいて今は苦しい生活をしているのだから、孫である自分の娘に金をよこすように

 さすがに、親展という形でもあまりにも呆れて、兄である知人に相談したようです。

知人によると、妹は生活が苦しいとはいっても最近、購入した独製の新車の外車を乗り回しているし、自分は、癌なのだから孫のために、と言われてももう5年たっているし。


元々はそんなに仲は良くなかったが、喧嘩するほどでもなかった、でも、妹が癌になってから、かなり自分勝手になった(外資系の旦那が失業した時期でもあり)、とのこと。

知人は、残ったお金は、そもそも、父親が母親に残したものであり、母親がこれから病院、あるいは施設に入ったりすることに使えればよいし、残ったら、将来のある妹の子供にも分けたら良い、自分たちは、それにはこだわらない、ただ、まだ、これからも生きていく母親のためにまず、使うべき、と。

そもそも、こんなことで母親が長生きなんかしない方が良い、と言い出すのは余りにも忍びない、とのこと。


やっぱりバブル時代に外資系に入って一度味わった贅沢な生活、捨てられないのも。

とはいえ、母親の将来の事を考えるとどうしたらよいのか?と。

人は、追い込まれると、信じられないくらい、自分勝手な、驚く行動をするのですね。

人の”しあわせ“とは、何なのだろう?

知人の話を聞いて、ふっ と想いました


なにか、三文小説のような話、話を聞いて笑うに笑えない、です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電動草刈り機

2017-09-10 17:24:37 | アウトドア
名古屋から東京の実家へ。
以前母を連れて行った岐阜県高山のぶり寿司、他が欲しいとのことで高山経由で東京へ
国道41号線で。
途中、道の駅で面白い立て看板

名古屋から高山まで150Km。朝6時過ぎに名古屋を出て高山には9時半前に。
朝から営業している老舗の食堂

朝市で有名な陣屋の前にある”細江屋“さん

店中は、趣のあります。

飛騨牛の牛丼

美味しかった!です。
必要なものを買って、東京へ
高山からは約4時間。
実家に戻って草刈り。

実は実家の向えの家は色々とあってもう20年近く空き家。そのために雑草が道路にまで広がって通ることも困難に。近所のお年寄りが刈ったものの、手作業。
ということで先週、購入した電動草刈り機で。
この電動草刈り機を作っている愛知県の電動工具メーカーへモーターの材料を納入しているので購入。
分割式なので収納、保管は便利。エンジン式とは異なり静かで、また、維持も簡単。
馬力も十分。
環境省パークボランティア活動でも重宝しそう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初秋の笹ヶ峰、上越 

2017-09-02 16:28:26 | アウトドア

妙高・戸隠連山国立公園のパークボランティア活動で妙高・笹ヶ峰へ

朝早めに笹ヶ峰へ

高妻山・音妻山を見ながら。
そしてコーヒー豆を挽いて。

モーニングコーヒー。贅沢な時間。

足元にはもう秋の気配

そして笹ヶ峰近辺の遊歩道整備。

今年はオオハンゴンソウがもの凄い量


今年は、登山客用の駐車場のまわりに外来植物のオオハンゴンソウが茂っていたので駆除。というのも登山者にオオハンゴンソウの種が付いて登山道に拡散するのを防ぎます

すべてを集めると


数百本。
でも、オオハンゴンソウ、元々は高速道路の土手を保護するために、繁殖力が強いために日本へ持ち込まれたもので、勝手に持ち込んでおいて、駆除、というのはオオハンゴンソウにとってはいい迷惑。人間の身勝手さを怒っているかもしれませんね!
作業は昼前に終了
お昼はいつもの明星荘さんで山菜蕎麦。

山菜蕎麦にキノコ入り。

ここでも秋の訪れを感じます
午後は、自宅用のお酒が無くなったので、柿崎の代々菊酒造さんへ

吟田川の名前です。
奥さんにラベルを貼っていただきました。


ちょうど、今、稲刈り。そのため、稲刈りの香り、藁の香りが漂っています。

黄金色の稲と上越の名山・米山

黄金色の上を流れる風も心地よく。
日本の原風景のような光景。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする