映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

これだから映画はやめられない カメラを止めるな

2018-08-14 19:31:33 | 新作映画
けっこう前から話題になっていたけど、よくあるネット住民のカルト的作品だと思っていた。マスコミにも取り上げられ、メジャー作品しか上映しない映画館でも番組が組まれるようになると雪崩のように客が押し寄せる。午前中一人でコード・ブルーを8割入りのトーホーシネマズで鑑賞し、午後から奥様と横浜ムービルの500人以上入る大きな劇場を9割埋めたこの作品を楽しんだ。

観なけりゃ面白さはわからないと、文字にしてみたけれど、その文字自体が最早嘘臭い。

学生の頃、8mmフィルムで映画製作の真似事をしていたから、ノンストップで30分のスプラッタームービーをつくるのがどれ程大変か経験値として理解できる。あの変な間も稚拙な脚本と演出と演者なら必然とできてしまうものだ。「素人がつくるとこんなもんだよなぁ」と、お尻がムズムズして観たことを後悔した頃に本当の物語が始まる。そこから先は、「観なけりゃ面白さはわからない」

今年の夏、突如現れた大爆笑できてちょっと気持ちいい達成感を味わえる徒花。
整った美しさは無いけど、こんな出会いがあるから映画はやめられない。
映画館を後にする客の顔が輝いているのを見て、好きものどうしは幸せだ。





フジテレビらしいコード・ブルー

2018-08-14 14:30:22 | 新作映画
「それならTVの特番で良かったじゃない」とは、思っていても言っちゃいけない。

だって、その程度だろうとは覚悟して観に行ってるからな。

「踊る大捜査線」とか「容疑者Xの献身」の様な、稀に傑作も産まれるけど

そのほとんどは海お猿だし。

シリーズのキャラクターに会うために千円払うならまぁいいか!

しっかし、フジテレビらしい。

ペラッペラな脚本と演出でした。堪能しました。