映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

渓にも春が

2020-03-20 22:27:17 | 釣り


寒さでかじかむ手にホカロン握り締めても役に立たず、川縁で夜明けを待った解禁の日。そんな期待にワクワクしていた頃が懐かしく愛おしい。 此の所、もう寒さは御免。と、暖かい日を選んで三月の釣行。 横浜では桜の開花便りもなされ、陽気は四月下旬の温さ。
先ずは都留市立病院下流の大場所二つ岩から始める。院辺橋下流の瀬で丸々太った山女魚と放流されたばかりのヘロヘロ虹鱒が釣れた。高速道路が渡る城山大橋までは瀬が続く渓相で所々頃合いの淵もあるけれど、餌を咥える魚は瀬の中ばかりだ。午前中、汗をかきながら結局は四つの山女魚と虹鱒一つ。去年川茂堰堤でテント張っている時に立ち話した山もとうどんの先代ご主人に会おうと寄ってみたが、お店には出ていなかった。
午後からは大物狙いに川茂吐き出し口に行ってみたが、全くアタリなし。魚の好きそうな流れになったから楽しみではある。天気予報通り風が強くなり、長い竿振るにはきついので落合から上流を探ったけど、水が少なく不発。下流の瀬で綺麗な山女魚、淵でモンスター虹鱒が掛かったけれど飛ばれて04糸は呆気なく切られた。
夜は雨が降るから車中泊。暖かい夜だ。
二日目、朝から風が強く釣り辛い。東桂の堰堤から西桂の堰堤まで午前中に釣り上がる。虹鱒ばかり五つ。午後は風が収まるかと思いきやかえって強くなり、田野倉で振る長竿がコントロール出来なくなり終了。
寒さ暑さ雨、どれも嫌だけど強風は釣りそのものができなくなるので一番始末が悪い。
五時には秋山温泉に浸かり、仮眠してから帰ろうとたくらんだのに、コロナ騒動で温泉休館中。ガッカリ。