映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

mamma mia ABBAは永遠のポップス

2018-08-26 12:30:36 | 新作映画
1980年3月、高校の卒業式を終えたばかりの少年達は、日本武道館の最上階でその煌めくポップスターに酔いしれていた。



わたくしにとって洋楽との出会いはカーペンターズでもエルトン・ジョンでも無く、オリビア・ニュートンジョンとABBAだった。高校生になってからイエスとかELPとかのプログレッシヴロックを聴くようになり、フリートウッドマックやイーグルスのウエストコートロック、よりジャズぽいステーリーダンなんかに凝った時期もある。でも、ずっとABBAの優しく耳触りの良いポップスが大好きだった。

ABBAが解散して随分経った頃、彼等の曲をモチーフにしたミュージカルが大人気だと聞いて、ノスタルジックな気持ちになったものだ。ミュージカル(舞台)は観られないから映画化されると聞いてちょっと嬉しかった。残念なことに、映画自体はそれほど面白くなくあんまり記憶に残っていない。

そして今日、映画の続編を鑑賞。オリジナルストーリーなんだと思う。
原作の箍が外れたからか、続編の方が断然面白く感じた。まあストーリーは些かありきたりではあるけど、懐かしくも心踊るABBAのナンバーが途切れることなく流れ続けるだけでハッピーだ。映像と歌われている歌詞と心地よいメロディーには、レコードが何十回も回ってもなし得ない感動もある。

18歳の春、田舎の友達と一緒に歌い飛び跳ねて拍手した日本武道館が愛おしい想い出。
ABBAの全盛期に青春を過ごせたことに感謝している。






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