ポール・ギャリコの作品は、学生時代に『ほんものの魔法使い』『ジェニー』の2冊を読んだきりでした。
35年ぶりくらいの読書になります。
傷ついたハクチョウを、少女と老人が治療するほのぼの小説だと思っていましたが違いました。
ナチスドイツのフランス進行により、ダンケルクに追い詰められた連合軍の撤退戦が絡んでいるハードな話でした。
人気が出たのも解ります。
他の2本は、動物と人間の営みを描いた秀作で楽しめました。
短いのですぐに読めます。
動物文学が好きな人にお勧めです。
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