むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『津軽』太宰治(青空文庫)

2024年12月09日 | 読書
著者がふるさとの青森県の金木に帰り、津軽地方を旅する紀行文になっています。
家族や旧友との再会、そして素朴な交流をしながら、旅をつづけます。3週間かけて津軽地方を1周したと言うことですので、現代と比べると、えらくのんびりしています。
描写がうまいのでgoogle mapなどを見ながら読むと、津軽旅行に生きたくなります。それだけでも十分、郷土に恩返しをしたと言えるでしょう。
ラストの乳母との再開の場面は、小説のラストシーンさながらで、まさに「人間合格」と言える出来です。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (6x6)
2024-12-10 06:16:51
おはようございます。
「津軽」は僕も大好きで。その方面に行く際は、いつも意識しております。例えば、堅田行けば「ここが太宰が蟹を買った堅田だ」と(笑)。
斜陽館(太宰記念館=津島家の元住宅)に行くと、「桜桃忌」に来られた乳母たけさんの写真があって胸熱になりました。遠い昔の人と思えば1980年過ぎまでご存命だったそうです。
返信する
>Unknown (6x6さん) (タック(takx007))
2024-12-10 07:50:49
>6x6 さんへ
>おはようございます。... への返信

マップで見ると至る所に文学記念碑があるようですね。
それを目印に回ってみるのもおもしろそうです。
返信する

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