作家の宮本輝が編集したアンソロジーとなっています。
12人の作家による12篇の短編小説は読みごたえがありました。
アンソロジーは、未読の作家に出会い読書の幅を広げてくれる機会を得られるのでよく読んでいます。
この本では、田辺聖子の『ジョゼと虎と魚たち』が衝撃的でした。
調べてみるとすでに映画化されており、今年(2020)夏にアニメが公開される予定であることを知りました。
読んでいてキャラが立っているなぁ、芥川賞作家だと思っていたけど、ラノベ風の立ち方だ、アニメにしたら面白そうだと思っていたのでビックリです。
映画は、このアンソロジーが発売された後に作られているので、もしかしたら、この本が起爆剤かな? とおもいました。