前科3犯で3回懲役刑を受けている元ヤクザのユーチューバー懲役太郎と、アウトロー系ユーチューバーの草下シンヤの対談集です。
二人とも、力むことなく淡々と、裏社会のことを語ってくれています。話をもっている感じがしないので、すーっと入ってきます。
おそらく死ぬまでかかわることがないことだとは思いますが、ほんの数百メートル離れたところでは、こういうこともあるのだろうなと思います。
戦後、戦勝国である中国や朝鮮人から、身を守るために自警団から力をつけ、警察と協力してきたヤクザ組織が反社会的集団となり、やがて法律でつぶされていく様子などがなんとなくわかります。
また、半グレやヤンキーなどとのかかわりや、詐欺集団の実情などもいろいろな話を読むことができます。
まあ、本にしても差し支えない範囲なのでしょうが。