西ドイツが開発して2010年に退役した対空自走砲です。
警戒レーダーと追尾レーダーを備えていて、強力な車両だったのですが、対戦車ヘリコプターの対戦車ミサイルの発達により、主砲の射程外から攻撃されてしまうということで退役に追い込まれたのです。
しかし、ロシアのウクライナ侵攻により、予備兵器の倉庫ウクライナ軍へ送られることになりました。
役に立つのかな? と疑問が残りますが、調べてみると、なんと2020年にカタールに輸出が決まり、2022年のワールドカップにドローン(テロ)を警戒するために使用されるということでした。
陳腐化したと思われていた兵器が、最新兵器のドローンに対抗するため復活するというのもロマンがあります。
ということで、タミヤのキットをアマゾンで購入しました。
古いキットなので1,600円と安価で買うことができました。
けっこう、ずっしりと重くて、部品がビッシリです。
途中まで組み立てましたが、結構、細かく可動部も多いので思ったより時間がかかっています。
西ドイツ時代の古い兵器ですが、SF兵器っぽいスタイルで、面白い形をしています。
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