むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『沙羅は和子の名を呼ぶ』加納朋子(集英社文庫)

2018年01月22日 | 読書

わたしは基本的にミステリー小説を避ける傾向にあるのだけど、加納朋子の小説だけはなぜか読んでしまいます。

日常に起こった不可解な現象の種を明かす形式なので犯人探しとは違ったニュアンスが面白いからです。

この短編集は、幽霊話が多く含まれていて、最後に「なあんだ、そういうことか」程度の種明かしがあります。

そこに人間の感情や思いが込められているところが暖かさとなって伝わるのでしょう。

巻末に収められている表題作『沙羅は和子(わこ)の名を呼ぶ』は、少し変わっていて、本物の幽霊というかパラレルワールドが出現します。ボリュームも一番あり、読み応えもありました。久しぶりに面白いと思ったファンタジーワールドです。

少しだけ内容を話すと、「もし妻以外の女性と結婚していたらどんな家庭になっていたか」そんなパラレルワールドからやってきた、生まれなかったはずの沙羅と、現在の妻との間に生まれた和子(わこ)がお互いの世界を行き来しながら、巻き起こす不思議な物語です。

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色あせる過程

2018年01月22日 | 小さな自然

雪の上に落ちて、色あせ枯れていく常緑照葉樹の葉っぱです。

先端の方から少しずつ色あせていきますね。

雪の上だからゆっくりと変化していく過程が観察できるのでしょうか。

 

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次に飲む日まで禁酒してます。

2018年01月21日 | 日々の生活

酒と言えば底なしに飲んじゃうほうなので、若い時は、ついつい飲みすぎたりしてしまうこともしばしばありました。

何もすることがないときに飲むのは気分もよい。

しかし、飲まないなら飲まないなりに時間を有効に使える(例えば読書)のだから、飲まない日もほしい。

となると、飲む必要がない日は飲まなければ良い。

と言うことで、家に酒を常駐させておかないようにしています。

あると飲んじゃうので

飲みたいときは飲みたい分だけ買って来る方式です。

こうすると飲み過ぎることもないですしね。

結果的に1週間に2~3日の飲酒日が設けられている現状です。

休肝日と逆状態ですね。

禁酒というより、普通の日は飲まず飲酒日のみ飲む方式ですね。

 

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重い葉っぱ

2018年01月21日 | 小さな自然

積雪に数センチめり込んだ落ち葉。

比較的日当たりが良い場所でみられる現象です。

雪は日光を反射するので温まり方が緩慢ですが、落ち葉は日光を吸収するので温度が上がります。

すると、下の雪を解かすので、だんだん沈んでいくのでしょう。

 

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氷点下の護摩堂山

2018年01月20日 | アウトドア

気温は低く凍り付いていましたが、晴れ間は今しかないので、登ってきました。

頂上から見る越後平野と角田山。

佐渡島の山脈もうっすら見えました。

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倒木

2018年01月19日 | 小さな自然

冬の時期になると、木の生命力が弱くなるせいか、倒木が目立つようになります。

先週のような大雪になるとそれがさらに多くなります。

先日も弥彦山で登山者の女性(60)が倒木に当たり亡くなる痛ましい事故が発生しました。

木の寿命は意外と短く、人間よりも短いのがほとんどです。

わたしの誕生日は12月24日なのですが、父が鉢植えのもみの木を買ってきて、幼いころはそれをクリスマスツリーにしていました。

ハチが小さくなったので庭に植えられたモミの木はすくすくと育ち、屋根より高くなりましたが、いつの間にか枯れてしまいました。

40年くらい生きたのでしょうか。

樹齢1000年の樹木もあるかと思えば、数十年で枯れる木もあります。

そして、数十年で倒れたり枯れたりする木がほとんどだということ。

自然は厳しいです。

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透明な枯草

2018年01月17日 | 小さな自然

線虫のような半透明な物体を発見。

近寄って見てみると枯草?

なんだろう。

冬枯れしたニラでしょうか。

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奇妙なマークが木の幹に

2018年01月16日 | 小さな自然

これは、宇宙人の秘密基地かもしれません。

山中の木の幹に謎めいた刻印が……

ザトウムシに乗っている宇宙人の基地である可能性が濃厚です。

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平成の大凶作→米騒動へ

2018年01月15日 | ニュース・記事

もうすぐ平成も終わりですね。

驚いたニュースと言うより忘れてはいけない話として、ここに記しておきましょう。

平成5年、春から寒冷な気候がつづき、いつかは気温も上がるだろうと思っていたのですが、その夏は記録的な大冷夏となりました。

全国の作況指数が74となり、1000万トンの米の需要があるのですが、800万トンしか収穫できないことが解りました。

政府は260万トンを緊急輸入して対応しました。

タイ共和国は、いち早く日本政府の要請に応じたため、タイ米がたくさん日本に入ってきました。

性質の違うタイ米を嫌う消費者が多く、日本米と抱き合わせで買ったタイ米を廃棄したりする不届き者も出る始末です。

平成6年は豊作となり米不足が解消されたのですが、余分となったタイ米は家畜の餌となり廃棄物のような扱いを受けてしまいます。

確かにタイ米には独特の香りがあり、それを臭いと感じる人も多かったですし、確かにはじめは臭いと感じました。

しかし、平成6年秋に日本の米を食べたとき、香りがないのが物足りなく感じました。

タイの人が、あの香りが好きだというのを理解できた瞬間でした。

タイでは、米の高騰により貧しい人が餓死をするという状況に陥る中で、一部の日本人たちは飽食に溺れ、米を粗末に扱ってしまったのです。

平成3年~平成5年にかけてバブルが崩壊し、当時は、まだバブルの再来を期待する人たちも多くいました。そんな日本人たちを試すかのように襲った大凶作。暗くて長い不況のトンネルの入り口となったのです。

 

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ミニミニサイズのシダ~ホラシノブ~

2018年01月15日 | 小さな自然

コケの上に小さなシダが生えていました。

可愛くてきれいだなと思って調べてみるとホラシノブという名らしい。

60cmくらいになりますが10cmに満たないものもあるようです。

シノブはシダの古名だとか。ホラはうそだから、シダに似ているという意味のようです。

コメント (4)
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