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ドラッカーなう◆すでに起こった未来◆定年制廃止(英国)で思う

2010-08-10 20:45:55 | 日記
ドラッカーなう


英国政府は2011年4月から民間企業の定年制を
廃止する方針案を明らかにした。

(2010年8月8日付読売新聞より)


ブログのタイトルは
ドラッカーの有名な論文タイトル
The Future That Has Already Happened
「すでに起こった未来」1997
からのインスパイアです。


◆ドラッカーはすでに予測した


※※※
すでに起こり、後戻りのないことであって、10年後、20年後に
影響をもたらすことについて知ることは、大いに意味がある。
しかも、そのようなすでに起こった未来を明らかにし、備えることは可能である。

・・

あらゆる先進国において、定年、すなわち働くことを強制的にやめさせる年齢が、
健康人については75歳まで延長される。
この定年延長は、2010年以前に起こる。
※※※

「すでに起こった未来」1997年:上田惇生氏の訳による



英国政府の定年制廃止ニュースで、すぐに思い出したのがこの
ドラッカーの「予測」の部分です


ドラッカーが予測したのは

・就業年齢人口と高齢者人口の比が
人口の減少率の2倍の速さで悪化すること

・これからの経済成長は
(労働力の増加や需要の増大ではなく)
唯一の競争力として「知識労働者の生産性の伸び」
によってのみもたらされるということ

・知識労働者は知識という名の資本を持つので
組織に依存せず独立した存在となること

・したがって組織や仕事のコンセプト(概念=あり方)
は変わっていかざるおえないこと

・・・



ここから先はもう実際に
ドラッカーの書籍で学んでみましょう


◆必要に応じて、部分的な読み方でかまわないですよ。


経営者でなくても、従業員でなくても
それぞれの置かれた今の立場から必要なヒントを

「すでに起こった未来」から
予測することができそうですよね。


この夏はドラッカーの本もお薦めです

ただし、たくさんの書籍がありますから
もし大学生であれば就職活動にも役立つよう
(私も時々引用紹介していますが)

「プロフェッショナルの条件ーいかに成果をあげ、成長するかー」
ダイヤモンド社 上田惇生訳

なら具体的に共感して読んで頂けるものと思います☆


◆学生には勉強の夏ですよ


仕事に追われることなく、のんびりとした時間を確保できて
本を読めるとしたら、夏休みの今です。
こんな長い休みは二度と来ないかも知れません。


ああ~もったいない。
社会人だからそう思うのですけど

脳が活性化して、なんでも吸収できちゃうのは
人生で(学生時代の)今だけかも。

ほんとですよ!!!