こんばんは。
本日(26日)の夕方
日本テレビeveryの特集番組で
池上彰さんが最新「就職試験」事情を
解説しているのをTVで見ました。
実際に出された企業の「就職試験」を数問紹介し
最後のまとめで池上さんが
今の就職試験で企業から求められている能力は
・アクション(行動力)
・シンキング(思考力)
・チームワーク(集団行動)
である。
(マニュアルは通用しないため)
親は就職活動に口出ししないように
と解説されていたと思います。
※
TVで観ただけなので
「私の記憶に残っている」部分で書いてます。
たしかに親世代の感覚から就職に口出しされても
実際の就職試験では通用しない部分がありますね。
ここからインスパイアで書きます。
◆親の職業観・勤労観も問われるべきもの
池上さんの解説をきちんとまとめると
※※※
今の就職試験で求められている能力は
大変に難しいものなので
それが分かっていない親が口出ししても
対応できないものなのだ。
※※※
ということだと思いました。
この部分は私も同感なのですが
では親はどうすべきか?まったく無関心でいいのだろうか?
という事を考えてみると
いや、そうでもないだろうと思います。
親はこの機会に
『自分自身の職業観、勤労観』を振り返って
親として伝えるべきものは伝えていくという
作業が必要なことであろう、と思います。
◆親こそ自己分析すべき時
就職活動を始める学生は『自己分析』を通じて
自分の強み、弱みを把握し企業の応募書類を書くものです。
『キャリア教育』という名称で大学が就職支援を開始したのは
就職が厳しくなった(就職氷河期)90年代以降のことなので
今の親世代は『キャリア教育』というものに馴染みはないでしょう。
働くとはどういうことなのか。
キャリアプラン、ライフプランをどのように確立していくのか。
親世代にも重要な考え方であろうと思います。
なにしろ無事に定年退職して
老後の年金生活でのんびり・・とは暮らせない時代です。
それが描けない時代であることを承知しているのなら
子どもたちに単純に
『一流企業に内定して、親を安心させて欲しい』
という本音はなかなか伝えられないものだと思われます。
就職活動をきっかけに、親世代は日頃の生活や仕事について
あらためて『自分自身の振り返り』
をしてみるのもいいかと思います。
◆親への恩を社会還元するのだ、という考え方
例えば経済的に出費をして、一生懸命に育ててきたつもりであっても
子どもから感謝されず
『自分勝手な人生』を主張されたり、あるいは
『ひきこもって』社会に出ようとしない。
こういう悩みの親も多々あるかと思います。
私の実感では、最近の学生は
『親の思いに敏感(分かりすぎるほど理解)すぎて悩んでいる』
ように見えます。
子どもたちは分かっていると思います。
ただ内定を取ったり、具体的に働いたりして
親を安心させることができない現実に悩んでいるのですね。
そこで、
親が具体的な就職活動への口出しは避けるとしても
(社会人として誠実な考え方でもあるのですが)
子どもたちに
『就職することで私たち(両親)を安心させること、は必要ない』
『でも親への恩は、世の中全体にきちんと社会還元するものだ』
つまり、社会に出て誰かのために、
なにか一つでも役にたてるような仕事ができるなら
それが一番、親孝行になることなのだよ。
という『働くことの社会的な使命感』という部分で
メッセージを伝えてみるのが一番ベストかもしれません。
それではまた。
本日(26日)の夕方
日本テレビeveryの特集番組で
池上彰さんが最新「就職試験」事情を
解説しているのをTVで見ました。
実際に出された企業の「就職試験」を数問紹介し
最後のまとめで池上さんが
今の就職試験で企業から求められている能力は
・アクション(行動力)
・シンキング(思考力)
・チームワーク(集団行動)
である。
(マニュアルは通用しないため)
親は就職活動に口出ししないように
と解説されていたと思います。
※
TVで観ただけなので
「私の記憶に残っている」部分で書いてます。
たしかに親世代の感覚から就職に口出しされても
実際の就職試験では通用しない部分がありますね。
ここからインスパイアで書きます。
◆親の職業観・勤労観も問われるべきもの
池上さんの解説をきちんとまとめると
※※※
今の就職試験で求められている能力は
大変に難しいものなので
それが分かっていない親が口出ししても
対応できないものなのだ。
※※※
ということだと思いました。
この部分は私も同感なのですが
では親はどうすべきか?まったく無関心でいいのだろうか?
という事を考えてみると
いや、そうでもないだろうと思います。
親はこの機会に
『自分自身の職業観、勤労観』を振り返って
親として伝えるべきものは伝えていくという
作業が必要なことであろう、と思います。
◆親こそ自己分析すべき時
就職活動を始める学生は『自己分析』を通じて
自分の強み、弱みを把握し企業の応募書類を書くものです。
『キャリア教育』という名称で大学が就職支援を開始したのは
就職が厳しくなった(就職氷河期)90年代以降のことなので
今の親世代は『キャリア教育』というものに馴染みはないでしょう。
働くとはどういうことなのか。
キャリアプラン、ライフプランをどのように確立していくのか。
親世代にも重要な考え方であろうと思います。
なにしろ無事に定年退職して
老後の年金生活でのんびり・・とは暮らせない時代です。
それが描けない時代であることを承知しているのなら
子どもたちに単純に
『一流企業に内定して、親を安心させて欲しい』
という本音はなかなか伝えられないものだと思われます。
就職活動をきっかけに、親世代は日頃の生活や仕事について
あらためて『自分自身の振り返り』
をしてみるのもいいかと思います。
◆親への恩を社会還元するのだ、という考え方
例えば経済的に出費をして、一生懸命に育ててきたつもりであっても
子どもから感謝されず
『自分勝手な人生』を主張されたり、あるいは
『ひきこもって』社会に出ようとしない。
こういう悩みの親も多々あるかと思います。
私の実感では、最近の学生は
『親の思いに敏感(分かりすぎるほど理解)すぎて悩んでいる』
ように見えます。
子どもたちは分かっていると思います。
ただ内定を取ったり、具体的に働いたりして
親を安心させることができない現実に悩んでいるのですね。
そこで、
親が具体的な就職活動への口出しは避けるとしても
(社会人として誠実な考え方でもあるのですが)
子どもたちに
『就職することで私たち(両親)を安心させること、は必要ない』
『でも親への恩は、世の中全体にきちんと社会還元するものだ』
つまり、社会に出て誰かのために、
なにか一つでも役にたてるような仕事ができるなら
それが一番、親孝行になることなのだよ。
という『働くことの社会的な使命感』という部分で
メッセージを伝えてみるのが一番ベストかもしれません。
それではまた。