霾 あめに、たぬきと書いてツチフルと読む。こんな字,日本にあったんだ。いまでは、もうほとんど使われていないだろうけど「黄砂」のことなんだね。ずっと昔から「黄砂」ってあったんだ。当たり前のことかもしれないけど、風が吹く国だから。東風ふかばとか,春一番とか風に名前を付けて友達のように可愛がる国だからね。芭蕉の「奥の細道」にも“雲端につちふる心地のして”と記されているというからどれくらい古くからあったのでしょうか。「黄砂」というと今の中国のイメージが重なって嫌な感じがするけど(餃子事件どうなったのでしょう?)まだ,大陸という捉え方をしていた昔には、「つちふる」は,懐かしく温もりのある言葉だったのでしょうね。昔々、我らの祖先は、大陸から海を渡って辿り着いたのだという言い伝えが実しやかに教えられてみんな,大陸に憧れていたのかもしれない。唐,天竺,日ノ本しか世界がなく、文明は、ほとんど大陸から輸入されていた時代だから。しかし,この説にも異論はある。我々が大陸から来たと言うのなら、大陸から,文字を輸入しなくてもよかったのではないか?何故なら,大陸にいたんだから,漢字くらい使えただろうに。日本人は,文字を持たなかった。だから,漢字を借りてきたというのが定説だが、日本人は,平仮名,カタカナ、漢字,音訓と文字を作ったのであるから、漢字の音しかない国から本当に文字を貰ったのだろうか。逆では、なかったのだろうか?本当に,中国は4千年も歴史があったのだろうか?疑問に思えてくる。なんせ,雨にたぬきだから,煙に巻かれそうだ。
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